ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 2013  

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12/31/2013

2013年。

今年ももうすぐ終わります。私にとって2013年は、ワイキキにコンドミニアムを購入した記念すべき年になりました。また、それにも増して、このブログをはじめて、書き続けていることを嬉しく思っています。長く書けるブログのテーマを見つけるのは大変で、それが誰かの役に立つのはさらに難しいわけです。ですから、このブログは奇跡のような気がします。2014年が皆さまにとってさらに素晴らしい年でありますように。願いが叶う年でありますように。来年もよろしくお願いします。


12/28/2013

木梨目線!憲SUNのHAWAII5

1月1日に憲さんのハワイ番組があります。前回の放送では、すでに収録済みと話していましたが、本当でしょうか?今回のテーマは、スピリッチュアルスポットとのことで楽しみです。番組ホームページでチェックしてください。

12/27/2013

ローンオフィサーとの関係はローンの設定が終わるまで。

ローンの繰上返済をするのに、英語が出来ない場合は、どうすれば良いの?ということを考えたので、お世話になったローンオフィサーに質問してみました。

残念ながら、ローンオフィサーには助けてもらえないというのが答えでした。ローンに関する情報は個人情報なので、正式な依頼書がなければ、銀行から何も教えてもらえないそうです。わざわざ書面を送って、銀行に合意してもらって・・・というのはちょっと手間がかかりすぎな気がします。

では、困るではないか!と思いがちですが、そこはハワイ、日本語が話せる担当者がいるそうです。口座を持っているセントラルパシフィックバンクは、日本人の行員さんが対応してくれましたし、ローンを借りているファーストハワイアンバンクも大丈夫です。

ハワイの大手には、もう一つバンクオブハワイがありますが、これら3つの銀行は、どれも日本語のホームページがあって、日本語でカスタマーサービスに電話できるので、なんとかなりそうですね。

ということで、ローンオフィサーには、ローン設定のお手伝いをしてもらったら、関係はそこまで。後は銀行とのやり取りが基本というお話でした。

12/25/2013

☆食☆ 一度は食べて欲しいW&M Burger

W&Mのハンバーガーは、なぜだか一口食べると、どこか懐かしくて、家に帰ってきたような感じがします。動物園から北の方角でH1を越えたカイムキにあるので、車がないとちょっと厳しいですが、機会を見つけて行く価値はあります。

私が、いつも注文するのは、レタス、トマト、玉ねぎ、チーズの全部入ったRoyal Hambugerです。フレンチフライズはワンサイズ。家族3-4人ならドリンクは、ラージサイズを2つ頼めば十分です。

大きな口を開けてかぶりつけば、何十年も使ってきた鉄の上で焼かれた肉の味が口に広がります。W&Mは、隙間のある鉄板で焼いているので、直火で少しスモークされています。だから、味に深みというか、本物感があるのです。バンズはあまり主張せず、おしゃれなパンではありません。それが逆に落ち着いた気分にさせてくれます。余り大きな声では言えませんが、Honoluluなんとかというお店より美味しいです。

店の雰囲気は、70年代というか昔のままです。だから、ピックアップトラックに乗った仕事人がやってきて駐車した車から飛び降りて、すぐに注文。茶色の紙袋に入ったハンバーガーが出てきたら、それを掴んで車に戻り、颯爽と帰っていく。そんな感じがとても似合います。

店内で食べる場所はないのですが、店の脇に細いカウンターがあります。熱々を食べるために、そこでハンバーガーを頬張ります。ハワイの暑い日差しを横目に、ハワイにしかないハンバーガーを食べる。至福の時がそこにあります。

12/24/2013

予約便の時間変更

来年後半のことですから、まだまだ確定と考えるのは早すぎますが、マイレージで予約したANA便の羽田出発時刻に変更がありました。UAからの連絡は未だありません。出発は、約1時間早くなり、金曜日の22時55分となりました。このまま行けば、到着が1時間ほど早くなり、滞在時間が増えます。復路の出発時間は変更ありません。この1時間の違いで一度帰宅できないかも?というのが難点で、あとはプラスに働くので良しとします。

12/23/2013

学べる「ハワ恋」不動産

BS12ch TwellVで放送している「ハワイに恋して」はご覧になっていますか?時々、不動産をテーマにコンドミニアムの紹介をしています。いつもは、バラエティ番組的な物件紹介ですが、今週のハワ恋不動産は、いつもと違って結構真面目な作りでした。同じ番組が、12月28日21時から再放送されます。見逃した人は是非ご覧になってください。勉強になるところがあると思います。

☆風☆ 今週の一枚


12/22/2013

「ハワイに住む」- バックナンバー

一つ前の投稿をしてから、「ハワイに住む」というサイトを見ていました。ワイキキを歩いているとフリーペーパーが置いてあるので、名前に覚えがあるのではないでしょうか?

クロージングでハワイに行った時に、このフリーペーパーを持って帰ってきました。その号の特集が、「ハワイ不動産 購入時売却時に 知っておくべきこと」だったのです。私にとってはタイムリーな話題でしたから、まさに自分のために特集してくれた気がしました。

特集記事は、それ程長くないですが、プロセスがコンパクトにまとめてあって、費用を具体的な数字で示していたので、価値ある情報だと思っていました。でも、印刷物ですから、勝手にブログで紹介するわけには行きません。

それで、サイトを見た話に戻るのですが、なんとフリーペーパーのバックナンバーがサイトで読めることを発見しました。ここから飛んで、Vol.13をぜひご覧になってみてください。

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2014年3月10日現在、「ハワイに住む」のバックナンバーは、読めるようになっていません。残念です。

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バックナンバーのメイン記事は、ウェブコンテンツとして読めることが分かりました。上にある記事もこちらからご覧になってみてください。

12/21/2013

築35年のコンドミニアムでも価値は上がる?

「ハワイに住む」というサイトで、築35年のコンドミニアムでも価値は上昇するのか?という記事を見つけました。書かれたのは2012年ですが、状況は同じでしょう。コンドミニアム購入に絡めて書いてきたことと同じだと思いますが、プロの見方をご覧になってみてください。ワイキキのコンドミニアムには価格が上昇する条件が揃っていることが分かると思います。

個人的には、価格上昇への期待よりも、価格が下がりにくいというところに本当の資産価値があると思います。日本はデフレだったせいもありますが、新築マンションを買った時点で価格が大きく下がってしまいます。人口減少が見えているのでアパート経営が難しくなるという見方もあります。日本の不動産は、お金を持っていない人には難しい投資対象だと思いますが、如何でしょうか。

ハワイ、特にワイキキ周辺は、世界から人が集まってきます。限られたエリアに世界の多くの人が注目している状況があります。だからこそ、問題を吸収する弾力性が非常に高く、価格が安定しているわけですね。東京のワンルームマンションより、ワイキキのコンドミニアムの方が魅力的だと私は思います。




12/20/2013

オンラインバンキングで支払いはできません。

ハワイの銀行口座を持って思うことは、同じ銀行と言っても、アメリカと日本とではずいぶん違うなということです。その中でも、特にオンラインのサービスに違いを感じます。

その違いは、銀行振込の文化と小切手の文化に由来するものではないかと思います。日本は、窓口で銀行振込を行っていたので、それをネットで行えるようにするのが自然な流れだと思います。

一方で、アメリカでは小切手で支払うのが従来のやり方です。支払いのためにわざわざ銀行に行く必要がなかったので、小切手はそのまま残り、アメリカの銀行のオンラインサービスは、口座管理を中心に始まったのではないかと思います。また、金利が付く普通預金口座と小切手支払に使う当座預金口座を二つ持つ必要があることもその流れを作ったと想像しています。

そういうことから、ハワイの銀行でオンラインサービスを申し込んでも、自動的に自分の口座から振込の支払いができるようになりません。振込を行うサービスを申し込まなければなりません。また、残念なことに、アメリカに住所があって、ソーシャルセキュリティーナンバー(ITINでも代用可と思います)がなければ、受け付けてもらえません。よって支払いには、小切手を引き続き利用することになります。

アメリカの銀行のオンラインサービスは不便な感じがしますが、請求書を銀行のオンラインサービス向けに発行してくれるサービスはちょっと便利だなと思います。請求書をオンラインで受け取ることができて、一元管理できるのは使い勝手が良さそうです。


12/18/2013

☆知☆ クレジットカードでマイルを貯める。

皆さんは、どこまでクレジットカードで決済をしているでしょうか?

私は、店頭での買物以外でも、クレジットカード決済を利用しています。

  • 電気料金
  • ガス料金
  • 水道料金
  • 固定電話・携帯電話・インターネット
  • 新聞(ネット購読)
  • 生命保険

これだけでも5万円以上になります。

また、ネットショッピングを利用することで、カードで決済によるマイル獲得だけでなく、買物の手間を省くというメリットがあるものもあります。

  • お米(アマゾンの品揃えはいいですよ)
  • ドッグフード(7kgを持ち帰るのは大変)
  • ペットシート(軽めですが嵩高いです)

メインのカードは、1,000円15マイルです。どうしても、支払いが1,000円を超えない場合は、楽天カードでポイントを貰うことにします。それから、2,000円ぐらいだとカード決済を躊躇するという同僚がいましたが、最近は少額でもカード支払いを嫌がるお店に出会ったことがありません。心配無用と思います。

12/17/2013

2014年のハワイ訪問は後半に予定

子供が大きくなり、家族旅行という年齢が過ぎ、かと言って、妻と二人で出かけるわけには行かず・・・。そうなると、旅行は個々に出かけることになります。妻はここ数年、友人と近場に出かけています。私も今年は西海岸へ一人で参りました。

コンドミニアムを所有すると、時々物件を確認しておく必要が出てきます。確認のための旅行費用は、経費として計上することができます。ならばと、来年のお一人様ハワイ旅行計画を立てることにしました。

費用は経費として計上できると書いたのですが、フライトは、マイレージで確保します。一人旅行ですから、コストはできるだけ抑えたいところです。使えるお金があるなら、旅費以外に使う方がいいですよね。

と考えたのが数日前。妻に確認して、日程をフライト優先ですでに決めました。金曜日の深夜に羽田を発って、金曜日の夜に羽田へ帰ってくる旅程です。この予定だと6泊でほぼ7日間をフルに使えます。帰宅したら週末を家で過ごせる、どこまでも理想的な日程です。

予約したのは、今年の旅行と同じように、ANA便です。日本の航空会社のサービスの方が良いし、成田より羽田の方が家から近くて便利です。また、帰りはビジネスクラスにしました。エコノミーが22,500マイルで、ビジネスが32,500マイルです。差は1万マイルで、ビジネスだとラゲージも2個預けられます。出発は夕刻ですから、食事のクオリティにも期待しましょう。

まだ一年近く先のことですが、マイルを使って旅するには、早めのアクションが必要です。次は、ヒルトンタイムシェアの予約です。


12/16/2013

初回が肝心

ハワイハレリアルティのメルマガが届きました。テーマは内覧で、興味深かったのは、「ほとんどのお客様が最初の内覧で購入している」と書いてあったことです。何年ものあいだ買おうとしているお客様がいらっしゃるという話をリカさんから聞いたことを思い出しました。

為替や物件内容から売主の合意に至るまで、本当に正しいかどうかが分からないことが多々あります。でも、最後は決断しないと、購入まで至りません。購入の条件をしっかり決めて、それに合った物件が出てきた時には、思い切って進むだけです。

特に今思うのは、とにかく、あの時、決断しておいてよかったということです。もし、購入に至っていなければ、いろんなことが気になっていると思います。円安の進行を悔やんでいるかも知れません。最初に見た物件との比較が理由で決心できないかも知れません。純粋な気持ちで決断することが難しくなっていると思います。

チャンスはいくらでもあるのかも知れません。しかし、考える以上に、最初のトライは重要だと思います。買えない理由を増やさないためにも。

☆風☆ 今週の一枚


12/14/2013

国外財産調書制度

コンドミニアムを購入してから特に税務署から連絡はありませんでした。今日来た郵便を確かめると、「5,000万円を超える国外財産を有する方は、その財産の種類、数量及びその価額その他必要な事項を記載した国外財産調書を税務署に提出しなければならない」とありました。

元々50万ドルを超えるような物件は購入していませんし、ハワイの銀行に高額のキャッシュを預けてもいません。ということで、私は調書の提出義務がないことになります。また、調べてみると、購入時に行った外国送金に関するお尋ねは、結構時間が過ぎてからやってくるようです。怪しいお金はないので心配はまったくありませんが、どんな対応が必要になるかは、その時に報告したいと思います。

参考まで、国税庁などのリンクを貼っておきます。

国外財産調書の提出義務
提出制度のあらまし
国外財産調書の提出制度に関するFAQ


12/13/2013

アメリカのコンドミニアムはローンで修繕。

ブログに以前書いたことがあるかも知れませんが、コンドミニアムのオーナーズアソシエーション(日本の管理組合です)は、ローンを組むのが当たり前なようです。

コンドミニアムの収支計画を見ると、年間17万ドルのローン返済が15年ぐらいに渡って予定されています。購入時に入手したコンドミニアムの関係書類に含まれていた理事会の議事録には、最高200万ドルまでのローンが設定できるように承認がなされています。

日本のマンションでは、大規模修繕に必要な積立金を用意した上で、修繕を行います。この方式では、将来引っ越してマンションを出て行く人は、自分が払った積立金の恩恵を受けられません。それは、ある意味、マンションの所有者が、不必要な負担をしていることになります。

もし、管理組合がローンを設定して、出費した後に、居住者が納める管理費を元にローンを返済して行けば、修繕の受益者と修繕の費用負担者が同じになるので、合理性が増します。日本でも調べると、マンション共用部分リフォームローンというのがあって、積立金が不足している部分をこのローンで補えるようです。健全な計画が大前提ですが、修繕実施の時に予算が足りなければ、費用の一括徴収ではなく、ローンを利用することがあってもいいのではと思います。

12/11/2013

FOB Keyの交換&設置

しばらくコンドミニアムに関する話題がなかったので、どうなることかと思っていましたが、少し話題がでてきてくれて安心しました。

管理費の値上げのレターと一緒にFOBキーの交換のお知らせが入っていました。この交換で、これまでのコンドミニアムのセキュリティが「何千倍」も高まるとレターには書いてありました。

FOB KeyのFOBとは、Frequency Operated Buttonです。つまり、無線の周波数を使って、ボタンを操作する鍵ということです。例えば、エレベータのボタンを押す前に、このFOBキーをかざす必要があります。そうすることで、住人以外がエレベータに乗れないようにします。

所有しているコンドミニアムでは、古いFOBキーのシステムを新しくして、コンドミニアムのフロントドアやエレベータ、駐車場ゲート、プール、レクリエーションデッキなどへのアクセスを制限できるとのこと。さらには、各住戸にドアストライク(ホテルのようにドアを閉めると鍵がかかる装置)を付けて、このFOBキーを部屋の鍵としても使えるプランになっています。しかも、現在付いているドアのカギはそのままです。

いま入り口のドアに鍵は、2個付いています。3つ目が付くと面倒かも知れませんが、セキュリティの向上ということからすれば、喜ぶべきことと思います。

ドル円と金利

日本の住宅ローンは、フラット35なら長期でも2%前後と、日銀の思惑通りに低金利で落ち着いています。ドル円は100円台が定着し、現時点では103円前後で、107円までは確実に上昇する見方が出ています。

円安を増幅させる一つの要因として、キャリー・トレードがあります。日米の金利差を利用して、日本円をドルの替えて、ドルの金利で運用するというものです。日銀の資金供給、円安、日本経済の浮上、アメリカ経済の回復、金利の上昇、更なる円安。大雑把ですが、こういうような要素が循環して、いま日米の経済が動いています。

マーケットは、アメリカの量的緩和の縮小開始を織り込みつつあります。それだけ、米国経済の回復傾向が徐々に確認されているということですね。この状況では、4%を越えた30年固定金利が、低下する可能性は考えにくいと思います。金利については、まだFRBがまだ抑えているので、本格的な上昇には至っていませんが、マーケット主導で徐々に上昇するはずです。

2014年の前半までにコンドミニアムを購入できるチャンスがあれば、それは貴重だと思います。

12/06/2013

コンドミニアム管理費の値上げ

ハワイハレリアルティからメールが届きました。最近では、入金のお知らせと月次の収支報告が届くぐらいだったので、珍しいなと思って読むと、管理会社からの通知が添付されていました。

来年1月から管理費が値上げされるとのことです。金額で80ドル程度、率にすると16%の上昇です。今年も途中から約45ドル上昇したので、トータル125ドルのアップです。計算すると来年から月80ドルが、収支の上で持ち出しになるため、ちょっと痛いですが、それでも会計事務所に支払うフィーを入れても、年間の実質負担は20万円程度のはずですから、まだ許容範囲と言えます。

また、管理費が値上げされる背景には、コンドミニアムのアップグレードが関係しているので納得できるものがあります。改修プロジェクトに含まれているものをいくつかご紹介します。

  • エレベータの交換
  • BBQエリアの改装、BBQバーナーの交換
  • 廊下などのLED照明設置
  • ケーブルテレビシステムの交換
  • 防犯カメラの追加
  • 共有部分でのwifi設置
  • 廊下通路の柵交換

値上げ後の管理費は、まだ600ドル強です。この金額には、電気代、ケーブルテレビ、上下水道、温水が含まれています。日本の物価の感覚からすると、悪くない金額だと思っています。また、管理費に関する収支報告のプランがあって、先々は、インフレ率程度の上昇になっているので、とりあえずは成り行きを見守ります。

12/04/2013

繰上返済ってどうするの?(4)

First Hawaiian Bankのオンラインバンキングにログインするための情報がそろったので、実際にウェブサイトで登録をしました。

ユーザーネームを入れて、仮パスワードを入力。すると、パスワードの変更を求められます。この辺は、普通のオンラインサービスと同じですね。次には、ログイン時に表示させる絵を選びます。それで何をするのかというと、オンラインサービスにログインする度に、その絵が出てくるのです。また、絵とあわせて、自分の好きな言葉を書き込みます。

ログインする時に、この絵と言葉が表示されるので、正しいサイトにアクセスしていることが確認できるわけです。さらに、本人確認をする質問と解答を設定をします。これは、日頃使っていないパソコン、端末からのアクセスをした場合には、質問が表示されて答えることになります。

FHBの説明だとログインで表示される絵は、9万点以上から選ぶそうです。それに自分の好きな言葉を書いているので、間違ったサイトに誘導させるフィッシング詐欺にに引っかかる可能性は低くなると思います。年配の人でも簡単に分かる方式だから、日本の銀行でも使えそうです。因みに、銀行口座を作ったセントラルパシフィックバンクでも同じ方式です。

ログイン情報を変更したら、メールアドレスの確認をするだけで、初回ログインの作業は終了です。ちょっと時間がかかってしまいましたが、銀行口座をもっていなくても、ローンアカウントがあるだけでオンラインバンキングが使えるとは思っていなかったので、それが今回の一番の発見でした。



11/29/2013

☆食☆ ASAHI GRILLはオックステールスープだけじゃない。

滞在がタイムシェアでキッチンがあっても、毎日食事を作る(私の仕事)と疲れるので、外食もします。朝は出かけるのが面倒なので適当に作って、夜は毎日外食だと疲れるので、気分で料理をします。ソトゴハンは、ハワイへ行く方にお馴染みのmo-hawaiiの情報を参考にすることが多いです。編集長のへなしゅんさんにも会ったことがあります。

モーハワイが出している食べ物系のガイドブックは一冊買って損はしません。今日ご紹介するのは、ASAHI GRILLです。

Kapiolani Coffee Shopというボウリング場にあるお店がオックステールスープで有名だったのですが、閉店となってしまいました。ここで食べることはなかったのですが、その後、姉妹店として朝日グリルがオープンしました。店の場所は、ワードセンターのスポーツオーソリティのもう少し山側です。とんねるずのノリさんも大好きなようで、憲sunのHawaiiで紹介してました。

オックステールスープは、ハワイでまだ3ヶ所ぐらいしか食べたことがないでが、このお店の味は、素晴らしいというか、旨みを重要視する日本人の舌にぴったりです。ビーフのだしと香草の味がバランス絶妙なのです。オックステールの肉は、たっぷり生姜を入れた醤油を付けていただきます。これがまた美味しい。たまりません。

そして、もう一つ紹介したいのは、ナスの天ぷらカレーです。これは、モーハワイの本にも書いてあるのですが、へなしゅんさん直々のおすすめです。カレーは、日本のお蕎麦屋参で出てくるような、それ程辛くない日本的なカレーです。カラッと揚がったナスの天ぷらが載っているのですが、これにカレーが染みこんでいくと、とろみのある食感になります。また、カレーのルーは、天ぷらの油の味がプラスされて深みが生まれ、名物オックステールスープに負けないぐらいの美味しさです。食べ始めると、どうして日本にこのメニューがないのだろう?と思うはずです。騙されたと思って試してみてください。

あ〜、こんなことを書いていると、明日にでも飛行機に乗って、ハワイに行くたくなります!

11/27/2013

繰上返済ってどうするの?(3)

さて、First Hawaiian Bankにオンラインバンキングを申し込んで、Passwordが到着したものの、ユーザーネームが未着となっておりました。時間ばかりが過ぎていきそうな気がしたので、コールセンターに電話をしました。やはりこういう時、英語が使えるのは便利です。

一昔前と違ってハワイに電話しても1分9円(auひかり)ですから、日本で市外電話をかける感覚で大丈夫です。フリーダイヤルに電話すると、「国際電話だから料金がかかります」というアナウンスが流れて、それを了承。オペレータにつなぐよう選択。3分ほど待つとつながりました。

複雑な手続きになると嫌だなと心配しましたが、名前、住所、ローン金額などの質問に答えると、別の担当者につないでくれて、ユーザーネームを確認することができました。でも、よく調べたら、申込書にユーザーネームの候補を3つ、自分で書いていたんですね。いつもは、用心して郵送するものはコピーを取るのですが、今回は何故かそれをやっていませんでした。無駄な電話代と時間を使ってしまったので反省です。

円安がじりじり進行して中で、早めにドルを買って送金しておけばよかったですが、さぼっておりました。しかし、これで、First Hawaiian Bankのモーゲージセンターに連絡して、繰上返済をいつでもできる状況が整いました。

(追記)ブログをアップしたところでユーザーネームもエアメールで届きました。そもそも電話しなくても良かったというオチが付きました。

11/22/2013

繰上返済ってどうするの?(2)

繰上返済をしつつ、なんとか10年でローン完済というのが大きな目標です。それで、繰上返済をどこから始めれば良いの?という記事を書きました。

そこで、First Hawaiian Bankへオンラインバンキングの申込みをエアメールで送ったところまでをご報告しました。Facebookで確認したものの、銀行口座を持っていないのにウェブでのサービスが利用かどうか不安でした。ハワイから返事が来るのか???

心配は無用でした。ちゃんと返信がありました。ただし、ログインするためのパスワードが封筒で届いたのですが、別便で来るはずのユーザーネームがまだです。ちょっと心配です。実際のログイン作業は、後日お伝えします。


11/20/2013

☆知☆ コストコで使うクレジットカード

私の個人的な想像ですが、ハワイが好きな人は、タイムシェアに興味があるはずです。そして、外国、アメリカのモノを身近に感じています。だから、イケアとコストコも大好きです。

多少違うところはありますが、私はそういうタイプです。ハワイやタイムシェアということをキーワードにして検索しながら、ブログを見ていると、同じような嗜好の傾向を感じるので、勝手に同じような人がいるのだと思っているのです。

それで、本題です。

コストコでは、どんなカードを使っていますか?コストコでは、オリコカードとアメックスカードの入会を案内しています。コストコオリコカードは、入会費・年会費無料で、年会費無料でコストコで使えるカードは、これだけと謳っています。アメックスは、普通のグリーンのカードが案内されています。

日本のコストコの会員証は、アメリカでも有効です。しかし、オリコカードは、ハワイのコストコでは、受け付けれくれません。一度使おうとしてダメだったという苦い経験があります。その時は、100ドルちょっとだったのでキャッシュで支払いました。コストコのロゴが入っていてもダメだなんて思わないですよね。

では、会費を払って、アメックスカードを作らなければならないのか?解決策があります。

それは、セゾンカードで無料のアメックスを作るという方法です。このカードは、初年度無料で、2年目から年会費が発生しますが、年に一度使えば無料になります。コストコに行って買物をしていれば会費は発生しません。実質的に、会費無料と言えます。アメックスは、提携カードでなくても、日本もアメリカもOK。問題なくコストコで使えます。だから、オリコカードに書いていることは、嘘だと思うのですが・・・。

オアフには、4店舗あります。

大きな地図で見る

11/15/2013

これまでのタイムシェア利用

2005年にタイムシェアを購入しHGVCのオーナーになりました。今日は、これまでにどれ程利用したかをまとめてみたいと思います。

オーナー歴は9年になります。来年10年目。時間が経つのは、思っていたよりも早かったです。初年度と子供の受験勉強中は、タイムシェアを利用していません。最初の年は、予定を立てるには遅かったので、ポイントを利用して小田原ヒルトンに宿泊しました。そして、もう1回は、Hオナーズのホテルポイントに移行しました。

7回旅行して、そのうち一度だけは、私の独り旅でした。久しぶりに一人で旅行したので楽しかったです。旅行を一つずつ説明しても理解し難いので表にまとめました。

場所 部屋 眺望 泊数
オアフ島 2BR OF 7

2BR OV 14

2BR GV 7

1BR OV 3

1BR City 4
ハワイ島 2BR GV 4
カリフォルニア 1BR GV 7


合計 46

所有しているタイムシェアは、ラスベガスなのにまだ利用がありません。宿泊の傾向は・・・

  • 宿泊は、ほとんどがハワイです。
  • 2ベッドルーム(約100平米)の利用が多いです。
  • カリフォルニアは、RCIという交換システムを使いました。
  • オアフでは、オーシャンビューの割合が多いです。

概算ですが、9年の間の購入費と管理費は、200万円ぐらいだと思います。これを単純に46泊で割ると、1泊4万3千円ぐらいです。ホテルポイントに移行した分を差し引くと、約4万円になります。ヒルトンクラスのホテルのスイートに泊まる金額として、1泊400ドルは現実的なレベルでしょう。

購入してから家族旅行するのに十分な時間があり、子供に中学受験がなかったということが、これだけ利用できた大きな要因だと思います。これだけ旅行する代わりに、住宅ローンの繰上返済に回しておけば、もうちょっと気楽になれたかも知れません。そうすると、コンドを買うことはなく、このブログを書いていることもなかった・・・バランスが取れた人生を生きるのは難しいですね。

11/13/2013

私が気になったコンド(6)

このブログで何度か書いたとおり、ローンを利用するには、フルキッチンが必要です。その結果として、1ベッドルーム以上というユニットが購入対象になるのですが、ステュディオでもフルキッチンのあるコンドミニアムがあります。

それが、Fairway Villaです。

場所は、ワイキキビーチにあるシェラトン・モアナ・サーフライダーの辺りの山側、アラワイ運河沿いになります。フロアプランを見ると、ステュディオタイプが多く、1ベッドと2ベッドもあります。

ステュディオだと360スクエアフィート程度で広さはありませんが、駐車場付きで、洗濯機乾燥機も部屋に置き場所が確保されています。部屋が小さいとその分管理費もお得です。高層階では、眺めの良い部屋もあるようですから、出費を抑えめにしたい人には好都合かも知れません。条件は日々変わる可能性があるので、実際にステュディオでローンが可能かどうかは、エージェントとローンオフィサーに確認してみてください。

少し古いですが、Youtubeの紹介をリンクしておきます。



場所は、こちらです。


大きな地図で見る

11/09/2013

タイムシェア: HGVCのオーナー数

備忘録的な情報ですが、HGVCの各リゾートにどれぐらいのオーナーがいるかを知ったので書き残しておきます。数字は、間違っている可能性もあるので、その点はあしからずご了承ください。

Lagoon Tower 部屋数 236
Kalia Tower 部屋数 72
Grand Waikikian 部屋数 331

Waikoloa Beach 部屋数 120
Kingsland 部屋数 198

Flamingo 部屋数 200
Las Vegas Hilton 部屋数 232
Las Vegas Strip 部屋数 714

SeaWorld 部屋数 516
International 部屋数 440

部屋数の数字に52を掛ければ、各リゾートに最大何人のオーナーがいるかが分かります。52で掛け算するのは、一部屋の1年を52週に分けて権利を販売していることによります。また、最大というのは、一人で複数買っている個人や企業があるからです。ラグーンタワーは、最大12,272人のオーナーがいるということですね。

ローン金利は再び上昇

アメリカの長期金利が再び上昇し、30年ローンの固定金利が4%台に乗ってきています。日本人が利用する場合は、+1%で5%になります。

ドル円の動きは様々な要素がありますが、日米金利差は大きな影響を与える要素の一つです。日本の長期金利は、日銀黒田総裁が導入した超金融緩和によって一時上昇しましたが、再び最低レベルに戻っています。日米金利差が広がり、アメリカの経済が改善している指標が示されたことで、ドル円は久しぶりに99円台に乗せました。

10月から翌年4月というのは、歴史的に見て、株価上昇と円安が進行するという傾向があります。金融市場に絶対はありませんが、状況的に見て、来春の消費税導入までは日本経済の改善は進むでしょうし、アメリカの金融緩和がしばらく継続される可能性は高いです。円安、金利上昇は、ローンでコンドミニアムを購入する上では、マイナス要素です。決めたら急いで動くことが大切です。

11/08/2013

☆知☆ クレジットカード:ZAIオンラインの記事

ダイヤモンド社のZAIオンラインの記事がクレジットカード選択の上で参考になると思います。こちらからどうぞ。

11/07/2013

☆知☆ クレジットカードの選択

キャリアを決めると、どのクレジットカードを選べば良いかが決まってくるのだと思います。私の場合は、ユナイテッド航空で、最初の頃は、UCのMileage Plusカードを使っていました。しかし、セゾンカードなら1,000円で15マイルが貰えます。

しばらく横目で見ていましたが、どうなるのかを見るために1年分の請求明細に基いて計算すると、100円1マイルよりもはるかにお得だということが分かりました。ということで、セゾンカードのMileage Plusカードに切り替えました。以前は、年会費を払う度にサンクスマイルと言って、3,000〜5,000マイルをくれたました。残念ながら、その特典は終了しています。

ゴールドにすれば、少々会費は少々高めですが、いくつかのベネフィットがあります。

  • 海外旅行保険が自動的に付与されます。
    (足りないと思う時は、ネット加入の保険をプラスしましょう。)
  • 海外旅行保険は、子供もカバーしてくれます。
    (カードによっては、本人のみという場合もあります。)
  • 空港ラウンジが使えます。ホノルルにもあります。
    (本人カード、家族カードがあれば、成田なら小学生2人までOKです。)

加入は、こちらから。
因みに、私、セゾンカードの者ではありません。


11/06/2013

☆考☆ 個人手配旅行

AB-ROADの2013年調査によると、パッケージ旅行を利用しなかった人とフライト・宿泊・送迎のみのパックを使った人を合わせると6割強になるとのことです。旅行先では自分で行動を決める人が多くなったということですね。

コンドミニアムを買おうと思っている人で、自分でフライトの手配をできない人はいないと思いますが、タイムシェアを「買ってしまった人」の中には、個人手配の経験がまったくない人を掲示板で見かけます。見かけると、思わず、頑張れ〜と叫んでしまいます。

私もお手軽に出かけようとオーストラリアにパック旅行で行ったことがありますが、良い思い出がありません。二度とパック旅行は参加しないと心に誓いました。アフリカや中東など土地勘のないところを訪れるには、パッケージツアーは役に立つと思います。しかし、危険がなくて、自由に動ける国なら、自分で手配して旅行するのがいいですね。

ということで、個人手配旅行の良いところをまとめておきます。

  • 航空チケットを受け取るために、3時間前に空港に行かなくて良い。
  • 航空券購入と同時に座席を指定できる。
  • 現地到着後、余計なツアーがない。(全部のパック旅行にあるわけではないですが)
  • オプショナルツアーのセールスに付き合わなくて済む。
  • 帰国日の空港にもマイペースで行ける。買いもしないお土産店にも行かない。

これだけ?と思われるかも知れませんが、これがないだけでストレスはないし、自由な旅行になります。


11/04/2013

気になったコンド(5)

クヒオ通り沿いにLa Casaというコンドミニアムがあります。カラカウアにTiffanyやCoachなどのブランドショップが並んでいる裏辺りのところです。

実際には見たことがありませんが、特に物件をインターネットで探し始めた頃に目に付きました。適当な広さの1BRで、室内の洗濯機置き場あり、駐車場付きです。それでいて、昨年の段階では、20万ドルの後半から30万ドルを少し超えたぐらいという価格で非常に魅力的でした。

現在も数は少ないですが、売物はあるようです。

実のところ、現在では違う意味で気になっています。というのは、このコンドミニアムもFour Paddleと同様にリッツ・カールトンレジデンシャルの影響を受けるはずなのです。La Casaは東向きに建っていて、高層階ではピンクのロイヤルハワイアンの辺りの海が少し見えます。物件紹介にもそういうフォトが出ています。


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ラナイから少しでも青い海が見えるのは、気分的にプラスのはず。ところがRitzの建設で目の前が大きなホテルのビルに変わってしまいます。ちょっと痛いですね。地図を確認する限りは、ラナイから顔を出して、南を見れば海は見えると思います。それに、La Casaの玄関側は、フォートデラッシーに向かって抜けていて海が見えるはずなのに余計に残念な気がします。

コンドミニアムの眺望は、財産価値としてもとても重要でも、時間の経過で大きな影響を受けることがあるわけで、非常に難しい問題だと改めて考えさせられました。

☆風☆ 今週の一枚


11/01/2013

☆食☆ ブラックビーンソース

食べ物の紹介なのに、フォトがありません。残念です。

ハワイに限らず、中華料理に行くと、エビ、ロブスター、カニがメニューに載っていますね。これをどうやって食べるのか?蒸したり、ガーリックソースだったり、食べ方を選びます。

オススメの食べ方は、ブラックビーンソースです。ブラックビーンは、豆鼓(トウチ)のことなのですが、ご存知でしょうか?黒大豆を塩と麹で発酵させて、干して作ってある中華の食材です。詳しくは、ウィキペディアをご覧ください。

豆鼓だけでは、塩っぱくて食べられませんが、料理の味付けには、この塩気とアミノ酸が上手く働いて、美味しいソースができます。豆鼓を細かく刻んで、オリーブオイル、ネギ、醤油を少々混ぜれば、美味しいカルパッチョのソースができます。

ブラックビーンソースがとても美味しいのがKirinという中華レストランです。カニが一番高くて美味しいのですが、カニは殻を割るのが大変です。手は汚れるし、無口になるし。これを避けたい場合は、ロブスターを。予算を抑えたい場合は、エビで頼んでください。

それと、忘れてならないのは、チャーハン。注文して一緒に持ってきてもらいます。ブラックビーンソースをチャーハンにかけて、食べると美味です。このソースは、中華では定番のはずですから、他のお店でも見つかるはずです。一度お試しください。

自前のフォトがないので、Googleのフォト検索でどうぞ。

場所は、こちらです。

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May 29, 2014
古いフォトですが、一枚見つけました。左がロブスターのブラックビーンズソース掛けです。


10/31/2013

その後、パーソナルチェックは・・・

セントラルパシフィックバンクに口座を開いて、クロージングの際にハワイに行った際に貰ったパーソナルチェックですが、その後は、まったく使っていません。

不動産エージェントにデポジットを預けたり、修理費用を払ったりするのに、10枚少し小切手を使いました。この調子で行けば、どれくらい使うのだろうと思っていたところ、購入プロセスの終了と同時に、小切手を利用することすっかりなくなりました。

アメリカの友人に聞いたところによると、最近はアメリカ人でもクレジットカードを使うことが多く、小切手を使うことはほとんどないとのことでした。確かに、以前は、アメリカのスーパーマーケットで小切手で払っている人を見かけましたが、最近はそういう光景を見ることがなくなりました。

今度、小切手を使う機会があるとすれば、税金の申告に関して、会計事務所にフィーを払う時ぐらいじゃないかと思います。

10/30/2013

ローン金利が低下

FRBが金融緩和を徐々に解除していく意向を示した瞬間、金余りの状態が終わるのではないかという懸念が起き、新興市場からの資金の引き上げが起こり、米国の金利も急上昇を見せました。

6月29日の投稿では、外国人が投資のためにローンを借りると金利が5%台になると書きました。しかし、金融緩和の解除と金利の上昇は別物というFRBのスタンスが伝わり、更には、景気回復の遅れから金融緩和状態が暫く継続するという見方が強まっていることで、金利が少し下がっています。

ホノルル不動産協会の金利動向を見ると、30年固定で3%台もあります。ということは、日本人が投資物件として購入しても4%台のローンが可能です。アメリカの金利上昇が抑えられているということは、円安の進行にストップがかかっているので、いまの時点で購入が決まった人はラッキーだと思います。


10/29/2013

☆知☆ 航空券の消費税は?

2014年4月1日に消費税が3ポイントあがって8%になります。

航空券を増税前に買わなくては!と思ってしまいそうですが、心配は無用です。海外に行く航空券は、不課税です。不課税というのは、もともと税金がかからないということです。

消費税は、国内で事業者が売買する場合に、発生します。輸入には消費税がかかりますが、輸出には消費税がかかりません。海外に移動するサービスは、国内での消費ではないので、税金がかからないということなんですね。海外でのホテル費用を国内で払っても消費税はないそうです。

唯一消費税の対象になるのは、国内の空港施設使用料です。これには、消費税が発生し、使用料は、税込み価格で表示されています。


10/27/2013

タイムシェアは、宿泊費の前払いシステム

タイムシェアを買うと、お得だというのが売る側のロジックの一つです。セールスプレゼンテーションでも、これから何回旅行にでかけて、どれぐらいお金を使うか?という質問をされます。タイムシェアがお得というのは、嘘ではありません。実際に、どこかの時点で減価償却ができて、本当にお得に宿泊できる時がやってきます。

しかし、このブログでも書いているとおり、タイムシェアは利用し続けることが前提です。利用しないと減価償却が進まないし、毎年の管理費を余計に支払う羽目に陥ってしまいます。大金を払って、無駄な出費を続ける無用の長物というのが、タイムシェアのダメな姿です。乗らないのに持っている車と同じですね。

冷静に考えればよく分かりますが、タイムシェアの購入代金は、将来に行う旅行の宿泊費を前払いしているのと同じです。ハワイのホテルに家族で7泊すれば、最低でも20万円ぐらいは掛かります。宿泊費は、5年分で100万円、10年分で200万円です。まずは、このお金がタイムシェアの購入費用、つまり宿泊費の前払いと考えるのが妥当です。

ですから、タイムシェアは資産ではありません。使い切って、最後に売却すれば、少しお金が戻ってくるシステムです。長期に渡って海外旅行にでかけるという強い意志がなければ、タイムシェアを購入すべきでないと私は思います。そのスタートポイントとして、自分がタイムシェアを使った旅行のスタイルに合っているのかをよく見極めることが重要だと思います。

運も必要ですが、こんな景色が見える部屋に10万円ぐらいで1週間泊まれます。


10/25/2013

☆知☆ キャリアの選択

キャリアと言っても仕事のことではありません。飛行機のことです。私の場合、大学3年の時にアメリカに行った後はどこにもでかけず、28歳で海外旅行に目覚めました。その時、お世話になったトラベルエージェントの人に勧められるがままに、マイレージプログラムに入会しました。それが理由でユナイテッドを使い続けています。最初にユナイテッドを選んだのは、多分格安航空券の価格が一番安かったからじゃないかと思います。

これまでユナイテッドで飛んだマイルは21万マイル。マイレージを使った旅行を足せば、2割増しぐらいかも知れません。自慢するほどの距離ではないですが、アメリカ東海岸なら、20往復ぐらいになるので、独身、夫婦、家族持ちというライフサイクルのなかで旅行を続けてきたという達成感はそれなりにあります。

話が反れましたが、私がユナイテッドに乗り続けている理由を書いておきましょう。

  • エコノミーでもマイルが100%付く。
  • アメリカのエアネットワークが充実。
  • セゾンカードの1,000円15マイルがお得。
  • ご飯はノーグッドですが、気楽な雰囲気はベリーグッド。
  • マイレージでの予約はそれなりに取れる。

出張では、日本の航空会社のビジネスクラスに乗ったことがありますが、雰囲気は銀座のクラブと同じで、自分とは合わない感じでした。いまは違うかも知れませんが、私にとっては、米系のエアラインのいい加減な空気が合っているように思います。

と言いながら、最近は、ユナイテッドの食事があまりにひどい(マイレージでファーストに乗ったら、可笑しい程にアメリカンなまずさでした)ので、スターアライアンスのキャリアに乗ることもあります。

春にホノルルからの帰りに利用したアシアナのビジネスは、雰囲気、食事とも良かったです。サンフランシスコで事故を起こしてしまったのが残念です。今年は、その他に、ANAにも2回乗りました。エコノミーでしたが、日本の航空会社の食事は安心して食べられると思い直した次第です。ということで、これからもユナイテッドとスターアライアンスでマイルを貯めながら、グループに所属しているキャリアを利用していくのが私にとってのベストです。


ANA シアトル-成田便 和食
ANA 成田ーホノルル便 和食

10/23/2013

今さらですが、ローンはノンリコースではありません。

アメリカで不動産を購入しようと考えている人なら、アメリカにはノンリコースローンというのがあるのはご存知だと思います。ノンリコースローンは、購入した物件を放棄した場合、ローンの借手から一切の負債がなくなるというものです。もちろん、ローンの返済をしなければ、クレジットに傷がつきます。

一方で、リコースローンは、物件を放棄しても、ローンの返済は免除されません。放棄した物件を、ローンの貸手である、例えば銀行が売却しても、ローンの返済の他に、売却や法律上のプロセスでかかった費用も売却代金がカバーすることになり、もしそれでも十分でなければ、借手は返済をし続けなければなりません。

私自身、アメリカの住宅ローンは、すべてノンリコースだと思っていたのですが、実はそうではありません。州の法律によって、住宅ローンがノンリコースになるかどうかが、決まるようです。また、投資のために借りたお金やローンの借換は、リコースローンになるそうです。

ということですから、私が購入したコンドミニアムは住居用ではなく、投資用になります。ですから、リコースローンです。モーゲージの契約書には、Non-recourseという言葉は一切なく、契約不履行になった場合の費用負担も上に書いたように規定されています。

しかしながら、コンド購入のローンが、ノンリコースか否かと言う問題は、あまり大きな問題ではありません。なぜなら、すでに35%の頭金を支払っているわけで、今すぐ、ローンが払えなくなる可能性はほとんどありません。これから先、万一のことが起きた時には、ローンの元本はさらに減っています。ですから、ローンを支払い続けることが出来なくなれば、売却を考えるでしょう。そうすれば、いくらかは取り戻せると思います。

唯一、ノンリコースであればと思うケースは、物件の価格が半分になってしまうような時でしょう。物件の価格が半分になると、ローン残高と売却の諸費用をカバーするのは難しいかも知れません。ローンが払えなくなって、物件を諦めれば、すべての負債がなくなれば良いかも知れません。と簡単に書きましたが、実際に、所有を諦めても、負債の帳消しが簡単に認められることはないはずですから、しっかり返済していくことが重要ですね。

10/20/2013

ブログの機能を少し追加しました。

ブログを書き始めた時は、いつまで続くか、話題が切れないか心配でしたが、すでに半年が経過しました。

これまで1,000人以上がブログを訪れて、半分ぐらいがリピートしてくれました。定期的に読んでいただいているのは、数十人から100人ぐらいの方ではないかと思います。

ブログ自体の機能をもう少し充実させるために、ネットで情報を集めて少しずつ勉強しています。若干ですが、便利になるように変更を加えました。

  • ナビゲーションバーをつけて、Home、Introduction、Index、Linksを置きました。
  • Introductionでは、ブログを書き始めた経緯をまとめて書いています。
  • Indexは、ラベルの分類に従った、ブログの記事一覧を確認できます。
  • Linksは、オススメのサイトへのリンクです。このブログで対象とする物件の検索結果がすぐに出るリンクもあります。
  • 各記事には、オススメ記事が表示されます。
  • また、質問を書き込むフォームを右下に追加しました。

皆さんの夢の実現に少しでも役立てば幸いです。

10/18/2013

☆考☆ なぜ海外旅行に行くのか?

仕事を片付けて、休みに入り、空港に着いて、飛行機に搭乗し、いよいよテイクオフ。飛行機がスピードを上げて、機体がフワッと浮き上がると、溜まったストレスだけを日本に残して、カラダだけが飛んでいく―この瞬間が、私はたまらなく好きです。仕事のことで、追いかけてくる人間はもういない。これを感じるために、海外旅行に出かけていると言っても過言ではありません。

搭乗まであと少し
まとまった休みを取って旅行する時、海外、特にアメリカに出かけるのには、もっと根本的な理由があります。単純ですが、日本にいると気分転換にならないからなのです。住んでいるところを離れて遠出をしても、日本にいる限り、テレビに映っているものや街で見かけることは、いつもの生活と変わりません。そうすると、何かのきっかけで、仕事のことや日常のことを思い出すことになります。アメリカは慣れているので、困ることも少なくて尚善しです。

 20代の半ばに独りで青森へ旅行した時、バスに乗っていて、バスが角を曲がったら、仕事のクライアントである会社の看板がドカーンと目に入ってきました。思わず、心で「ガーン」という音が響きました。一気に現実に引き戻された気になりました。海外旅行なら、出かけている間、思う存分旅行気分を味わうことができます。だから、休むためには、私は海外に出かけたいのです。そして、人生における、その究極の形が、仕事をやめたらハワイと日本を行き来する。そういうことなんだと思います。

皆さんは、どうでしょうか?

10/16/2013

繰上返済ってどうするの?(1)

ちょっと気が早いですが、繰上返済はどうやればいいのかと考えていました。送られてきたレターや書類を見返しましたが、ヒントはなさそうでした。あったのは、唯一、Mortgage Service Centerからのレター。でもそこには、電話番号しかありません。電話だと色々と面倒です。

そこで、思い出したのがFacebook。ローンを借りたFirst Hawaiian Bankはフェースブックアカウントを持っていて、メッセージを使って連絡できるのです。

送ったのが、これです。

私: I am Japanese and live in Japan.  And I have your mortgage account for my 30 year fixed interest loan while monthly payment is made from another bank and I do not have FHB account yet.  As I want to make one time lump sum payment for my mortgage, is telephone the only way to contact your mortgage service center?  Is it possible to communicate via email.  I would appreciate your advice very much.

日本に住んでいる日本人で、FHBからローンを借りています。引き落とし口座は他行で、FHBには口座を持っていません。繰上返済を行いたいのですが、電話でしかモーゲージサービスセンターには連絡できないのでしょうか?Eメールの利用は可能ですか?アドバイスをお願いします、と尋ねました。

便利な世の中ですね。返事が来ました。

FHB: Aloha, thank your for your message. If you sign up for FHB Online, you can send messages to our mortgage department through the service. Since you are in Japan, you can fill out the enrollment form at the link below. Then print, sign and mail it in to us. Once we receive the form, we will enroll you and mail you your username and password. Mahalo, First Hawaiian Bank

FHBオンラインに申し込めば、メールでのコミュニケーションが可能だそうです。ウェブからの申込みは不可能らしく、リンク先のフォームを記入して、印刷、サインして郵送して欲しいとのことでした。

オンラインサービスは、銀行口座を持っていないと使えないと思っていましたが、そうではなさそうです。オンラインサービスが使えると、ローンの確認もできるようです。早速明日エアメールを送ってみます。

この件は、進展があったら報告します。

第3四半期のGETを払いました。

先日、初めてGETを払いました。本来なら、納税に該当する期間が終わった翌月の20日までに支払うのですが、ITINの取得に時間がかかり、GETを支払うためにe-fileへの登録が必要で、初回は遅れてしまったということです。そのため、遅延のペナルティを3ドル程支払うことになりました。期間をまとめて払っても良かったのかも知れませんが、正確な記録を残すために、ごまかしは止めておきました。

今回は、7月から9月の第3四半期分です。年明けに半年分をまとめて支払うことも可能です。しかし、税金を貯めておくのは、精神衛生上よろしくなく、万一年明けに忘れたら、その分ペナルティが高くなるので、四半期毎の支払いにしました。

半年毎と四半期毎では、納税額が四捨五入で2セント高くなります。銀行口座からの支払い手数料は、1回1ドルで、4回払えば2ドル余分にかかります。しかし、金額の違いは、誤差の範囲なので保険ということにします。支払い自体は、すぐに終わって何の問題もありませんでした。

10/15/2013

ターゲットとなるコンドはそれ程多くない。

少し前に販売実績のデータを分析してみました。

今度は、このブログでターゲットとなるコンドミニアムはどれかということを具体的に見てみます。

おなじみのoahure.comで検索してみます。
検索条件は、以下のとおりです。
  • 価格は、28-36万ドル
  • 1ベッドルーム
  • 面積500スクエアフィート以上
  • 駐車場付き
  • Fee Simple (土地所有権付き)
  • もちろんワイキキエリア

価格は、売買が成立した際のリストプラスです。今日、10月15日の時点で、過去半年に売買された物件は、36件でした。想像しているよりはずっと少ないなではないでしょうか。

売買されたコンドミニアムをリストアップしてみましょう。
  • 444 Nahua
  • Ala Wai Palms
  • Canal House
  • Four Paddle
  • Governor Cleghorn
  • Hale Moani
  • Kaiolu Sunrise
  • Keoni Ana
  • Palms At Waikiki
  • Pavillion At Waikiki
  • Seaside Towers
  • Villa On Eaton Square
  • Waikiki Banyan
  • Waikiki Imperial Apartments
  • Waikiki Skytower

駐車場の条件を外すと、51件になり、以下のコンドが追加になります。
  • Island Colony
  • Waikiki Townhouse

駐車場の条件を外したままで、過去1年にデータを広げても、以下のコンドが追加になるだけです。
  • Chateau Waikiki
  • Diamond Head Vista
  • Fairway Villa
  • La Casa
  • Liliuokalani Gardens
  • Niihau Apartments Inc
  • Waikiki Lanai

全部で24棟でした。否定的なことを書くのはよろしくないので、判断はお任せしますが、購入を考えるのが難しいコンドもあります。そうすると、対象となる物件は多くないというのが現実だと思います。

10/12/2013

e-Fileから支払期日の案内メール

e-fileで登録してGETを支払っているのは、すでにご報告のとおりです。

登録項目にメールアドレスがあって、案内や告知を送っても良いか否かの確認をします。とりあえず、Yesとしたら、最初の送られて来たのは支払期日のお知らせでした。

月末が締日で翌日の月初からから20日までが支払期間になります。3ヶ月ごとにGETを納めることにしたので、第3四半期分の支払いを行います。

メールの画像

10/11/2013

Waikiki Townhouse Unit #2403

こんなコンドミニアムは如何でしょうか?
広さがそれなりにあって、設備も古くなさそうです。
バスタブがあって、洗濯器、乾燥機があります。
テーブルと椅子が置けそうなラナイもあります。
ペットはOKですが、駐車場はありません。
このユニットの景色は良さそうですね。
内覧で違うユニットを見た時に、ちょっと違うかな?と
感じたのですが、それは個人的な感覚かも知れません。
$329,000というのはこのブログで目指す範疇です。
最近出てきた中ではとても魅力的な物件だと思います。
フロアが2階上の#2603の動画がyoutubeにあります。

******************************
追記(10月19日)
リスティングから5日でエスクローに入っています。
Waikiki Townhouseには、もちろん先に出ている物件があります。
魅力ある物件の動きは早いですね。

☆食☆ カフクのエビはRomy'sで決まり。

このブログで初めて食べ物の話題を書きます。

この春。週末は1時間待ちだとか。
最初に何を書こうかと悩んだ結果、食べずに帰ると後悔して、今でも食べたいと思うRomy'sにしました。カフクのエビと言えば、ジョバンニが有名ですが、このエビを有名なワゴンで食べたことがありません。Romy'sは、ホノルルから時計の反対周りでノースショアに向かう道沿いにあります。


手前がフライドシュリンプ。
後ろがバター&ガーリック。
今では日本観光客の行動範囲が広まって、検索すればいろいろ情報が出てきます。初めて食べたのが10年前。途中、味が落ちたかも?と思った時がありましたが、今年、2013年の春に食べた時は、最初に味わった満足感がありました。一時は、怪しい日本語を話すスタッフにも遭遇しましたが、今回は日本語のメニューもなかったです。


10年前のお店。ロコが車で来て
さっと帰って行く感じでした。
オススメは、バターアンドガーリックソテー。ワゴンのシュリンプはいくつか食べましたが、概してバターの味が強めです。Romy'sはガーリックの香ばしさと、醤油系というかアジア系の味でご飯によく合います。もう一つのオススメは、フライドシュリンプ。エビを春巻きの皮で包んで揚げてあります。スイートチリソースをつけて食べるのですが、サクサクした食感が最高です。


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10/10/2013

米国政府機関の閉鎖による影響

ハワイハレリアルティのリカさんとメールをやり取りしていると、不動産購入にも政府機関の閉鎖による影響が出ているとのことでした。

こんなニュースが出ていました。

ITINの取得にも時間がかかりそうですね。

10/09/2013

ホームオーナーインシュアランス

先日いただいたメールのうち、お二人の方から保険に関しての質問をいただきました。私が掛けた保険が、年間で150ドルと書いたところ、保険料が安いと思われたようです。

そこで保険のエージェントに確認してみました。そのメールのやり取りと調べたことをインタビュー風でお届けします。因みに、私がお願いしたのは、以下の会社です。

 保険代理店: Atlas Insurance Company
 http://www.atlasinsurance.com/
 保険会社: First Insurance Company of Hawaii 
 http://www.ficoh.com/

Q: コンドミニアムのオーナーが掛けるべき保険はどんなものですか?
A: コンドミニアムをメインの住居として使用する場合には、Condominium Unit Owners Policy HO-6、レンタルする場合は、Fire Dwelling Policyが妥当です。
* 英語ですが、Wikipediaにアメリカにおける火災保険証券の種類が出ています。

Q: Unit Owners PolicyとFire Dwelling Policyの違いは何でしょうか?
A: 保険は、それぞれどんな災害に付いて何がカバーされるかを規定しています。Unit Owners Policyは、自分で住むための保険ですから、補償の対象に家具や宝石など個人の所有物が含まれており、Fire Dwelling Policyよりも広範囲にカバーされていると言えます。

Q: Fire Dwelling Policyは、海外旅行保険のようにパッケージで購入するものでしょうか?
A: いいえ。補償の必要額に応じて、保険を作ります。

Q: First Insurance Company of Hawaiiの保険料は、他の会社よりも安く設定されているのでしょうか?
A: そういう見方があてはまる場合があるかも知れません。しかし、保険には、さまざまな要素があり、保険会社はそれぞれ得意分野を持っています。ですから、色々と検討すべきだと思います。First Insurance Company of Hawaiiが強くて、保険料に競争力がある分野は、コンドミニアム、築年数の浅い一世帯用の戸建て、それと自動車です。


質問をいただいたおかげで、私も勉強させていただきました。

10/07/2013

☆風☆ 今週の一枚

メールで連絡をいただきました。

連絡先として書いているメールボックスは時々確認をしているのですが、何か届いている可能性はほとんどないと思っていたので、注意不足でした。

いま、見たら、なんと3人の方から、メールが届いておりました。返信が遅くなってしまった方、大変申し訳ありませんでした。非礼をお許しください。

コンドミニアム購入について欲しい情報が手に入らず、スタートしたブログですが、送っていただいたメールに、役に立ったとコメントを書いていただきました。本当に嬉しく思っています。

10/05/2013

☆知☆ 成田空港への1,000円バス


コンドミニアムの購入も一段落したので、そろそろ話題を広げていきたいと思います。旅行に関する便利な情報やハワイに関する話題もお届けします。

さて、アメリカ西海岸へ出かける際に、これまでと違う方法でお得に成田空港へ行けないものかと探していました。すると、ウェブで、THEアクセス成田というバスを見つけました。東京駅から成田空港まで1,000円です。自宅最寄り駅からの電車が500円なら、1,500円で成田へ行けます。子供料金は、半額の500円です。

成田リムジンバスは、乗車距離によりますが、大人1人3,000円前後。東京駅からなら成田エクスプレスも同じぐらいの金額です。THEアクセス成田を使えば、運賃は3分の1ですね。子供2人の家族4人なら差額は、6,000円。空港での食事代が出ます(笑)。

THEアクセス成田は、乗車地が東京駅の他には銀座だけなので、ネットワークはありませんが、運行に関しては違いを感じませんでした。基本は1時間に1本、ピーク時は3本あります。東京駅から第一ターミナルまでは約70分です。

2012年夏のスタートだけあって、バスの車内もキレイで気持ち良かったです。バスには、トイレも完備しています。予約は、楽天トラベルのウェブサイトで行うので、楽天への登録が必要です。東京駅では、八重洲中央出口から大通りを渡った交差点の反対側です。予約していると並んでいる列の前に入れてくれるので、係員の人に声をかけてください。

10/03/2013

延長したTracfoneを米国西海岸で利用!

苦戦の後に延長したTracfoneをアメリカ本土でスイッチオン。ちゃんと通話できました。

携帯電話のディスプレイの情報は、サービス終了のままだったのですが、発信、着信ともに可能でした。いま調べてみると、My Airtime Infoというメニューをチェックすべきだったのかも知れません。

日本にいると携帯電話は当たり前ですが、外国で日本の携帯を使うと料金が高くつくこともあるので、心配になってしまいます。現地調達の携帯は、料金は手頃で、使いすぎることがありません。今回の旅行中は、現地の友人にお世話になったので、空港での待ち合わせやアウトレット内での連絡など、携帯があって本当に便利でした。

アメリカでは、空港内に無料のwifiが飛んでいます。ですので、肝心なところでは、iPhoneからメールで連絡が可能です。ところがダウンタウンのどこかに迎えに来てもらったりする時は、電話で話すのが確実です。更新に使った25ドルの内、通話で使ったのは十分の一ぐらいだったかも知れませんが、レンタルよりも安く、返却の手間もない、プリペイドはやっぱり便利でした。

☆風☆ 今週の一枚




10/01/2013

オアフのGET税率

オアフ島で買物をすると、税金が掛かります。賃貸の家賃も対象です。お店のレシートに、4.712%と言う数字を見たことがあると思います。買ったものにこのパーセンテージが掛けられています。この4.712%はどうやって出来た数字かをご存知でしょうか。

GET(General Excise Tax)は、一般消費税と訳されていることが多いですが、厳密には消費税ではありません。日本の場合は、消費者が消費に対して払うので文字通り消費税ですが、ハワイのGETは、本来、事業者が払うもので、これを顧客に転嫁することが許されているのです。ですので、GETを消費税ではなく、売上税と訳している場合があります。

ハワイの事業者は、ビジネス上の売上収入の4%分をGETとして納付します。オアフ島では、これに追加して0.5%をモノレール建設のために徴収しています。ですので、4.5%がオアフ島でのGETレートになります。

では、なぜ、4.5%がレシートで4.712%になるのか?

カラクリを説明しましょう。

事業者が顧客に4.5%のGETを転嫁すると4.5%分も売上として認知します。つまり、代金が$100なら4.5%のGETで、税額が$4.50です。よって、お客様が支払うのは、$104.50です。税務署は、$104.50に対して、4.5%を掛けるので、

$104.50 x 4.5% = $4.7025

これが、理論的に税務署へ支払うGETの額となります。

ならば、購入代金に対して、4.7025%の掛率で良いではないか?と考えます。つまり、$100.00の売上があった場合、掛率が4.7025%なら、

$100.00 x 4.7025% = $4.70

となるわけです。

では、4.7025%が4.712%になるのでしょうか?

10万ドルの代金で考えてみます。この二つのパーセンテージでは、それぞれ顧客の税負担額は、4,702.50ドルと4,712.00ドルになります。これを逆算して、税率が何%になるか見てみます。

税務署から見ると、事業者の売上は10万ドルにそれぞれの税額を足したものです。税額を売上金額で割れば、税率が出てきます。

$4,702.50 ÷ ($100,000 + $4,702.50) = 0.04491297
$4,712.00 ÷ ($100,000 + $4,712.00) = 0.04499962

どちらも四捨五入すれば、4.5%になりますが、若干の差が出ました。この差から言えるのは、掛率を4.712%にすると、税率を限りなく4.5%に近づけることができるということです。売上の金額が大きいとこの差は小さくありません。つまり、税務署は、掛率の誤差を調整して徴収できる税金を見逃さないようにしているわけです。因みに、オアフ島以外では、4.166%が加算されています。

お分かりいただけたでしょうか?

余談ですが、カリフォルニアで旅行中に買い物をすると、Sales Taxを9%取られました。500ドル買い物すると、20ドル以上ハワイより高くなります。買物に行くならハワイがいいかも〜と思ってしまいました。

9/28/2013

GETの支払いを完了しました。

e-fileのサイトからITINとパスワードでログインします。
ログインしたら、G-45というフォームで申告します。フォームを選択すると、記入するページに飛びます。

入力で注意が必要だったのは、以下のとおりです。
  • 申告は、毎月、四半期、半年の期間で選べます。GETの支払いが2,000ドル以下なら半年に1回で大丈夫です。
  • グロスインカムを記入する際は、セントを四捨五入して、ドルの整数を使います。
  • 家賃収入は、Part IIのOther Rentalsに記入します。
  • Honolulu Surchargeの記入もお忘れなく。申告の管轄は、Oahuを選択します。
  • 名前の他に、Titleの記入欄があるので、これは、"Owner"としました。Titleと言えば、Mr.などの敬称という意味がありますが、意味が違うと判断しました。(事後ですが、記入サンプルを見つけました。それには、正しくOwnerとあったので問題なさそうです。)
  • グロスインカムを計算すると、税額は自動的に計算されますが、納税金額は自分で最後に記入します。
  • Saveして、Submitすると、支払いの画面に切り替わります。

オンラインで支払いには、クレジットカードとチェッキング口座からの引き落としが利用可能です。手数料が若干易い、チェッキング口座からの引き落としを利用しました。
  • 支払いに使えるのは、アメリカの銀行口座です。
  • チェッキング口座からの引き落としの手数料は1ドルです。
  • 銀行のRouting Numberを記入。
  • チェッキング口座の口座番号を記入。
  • 電話番号の欄に、日本の番号を入れる場合は、最初に記号の + を記入します。

ここに書いた内容は、e-fileサイトの使い方を備忘録的にまとめたものであり、税務や申告に関するアドバイスを意図したものではありません。最新の情報は自己責任で確認をいただくようお願いします。

9/26/2013

2013年9月23日現在の売出し物件の傾向

前回は、1-8月の販売データを見て傾向を確認してみました。今回は、現在、売りに出ている物件のデータを見て確認してみます。

今回も同様のデータ抽出の条件です。
  • ワイキキエリア
  • 1ベッドルーム、フィーシンプル(土地所有権付き)
  • 広さ500-600スクエアフィート
  • 100万ドル超の物件は除外。
  • 抽出は、2013年9月23日。

では、データです。
  1. 売出は、47件。
  2. 売値の中央値は、$445,000。
  3. 売値の平均値は、$492,744。
  4. 34万ドル以下の物件、6件。売値の平均値は、$319,000。

価格の上昇傾向は続いているようです。1-8月の販売データでは、34万ドル以下の物件が4割程あったので、ある程度の広さがある物件で手頃な価格の選択肢は限られてきたのかも知れません。この状況が今現在だけのものか、これからも続くかは分かりません。広さを400スクエアフィート以上に変えると、売出物件は、10件以上増えます。しかし、フォトを見る限り、自分で住みたいと思える物件を見つけるのは厳しいように感じました。

購入を考えていらっしゃる方は、チャンスを逃さないことが重要でしょう。気に入った物件が出てきたら、即行動し、少なくともフルプライスでオファーを入れるのが賢明なアプローチではないかと思います。

9/24/2013

ワイキキコンドミニアム販売傾向の分析

ホノルル不動産協会のサイトでは毎月販売動向がレポートされています。これによると、8月の中古コンドミニアムの販売は、昨対+12.5%の460件で、販売価格の中央値は、+9.4%の$35万ドルだったそうです。価格は上昇傾向にあることは間違いなさそうです。

この数字は、8月単体でしかもオアフ島全体の数字なので、ワイキキに限って数字を少し分析してみました。データは、oahure.comから拾っています。こちらのデータは、不動産協会のサイトがソースのはずですから、信頼出来るもとの思います。一部、表示不可になっている物件が数件のみあります。

早速まとめの表を見てみましょう。

ワイキキエリアの1BR・FS物件のデータ
1-8月における2013年と2012年の比較

2012 2013
件数 108* 130*
中央値 $355,000 $370,000
平均 $357,572 $375,821
DOM 57.6 69.9
34万ドル以下 46 50

* 100万ドル以上の物件は除く。

データ抽出の条件は、以下のとおりです。
  • ワイキキエリア
  • 1ベッドルーム、フィーシンプル(土地所有権付き)
  • 広さ500-600スクエアフィート
  • 1-8月の期間で今年と昨年を比較
  • 100万ドル超の物件が数件あったので除外しました。

では、何が読み取れるでしょうか?
  1. 価格上昇を狙った売り惜しみがあると思っていましたが、販売件数は2割以上増えています。
  2. 中央値、平均値とも上昇しています。上昇率は、4-5%前後です。
  3. DOMは売り出してから売買契約が成立するまで日数です。若干伸びている傾向があります。買い急ぎの傾向が出るかと思っていましたが、詳細を見ると7日以内の確定件数は、昨年23件に対して、今年16件。30日以内では、昨年55件、今年53件。2012年の方が限られた物件の中で、価格が上昇する前に買っておこうという買手がいたのかも知れません。
  4. このブログで対象と考えている範囲として、34万ドル以下の件数を見ましたが、ほぼ変わらずでした。しかし、表には、数字が出ていませんが、価格の平均は、2013年の平均は、$294,530で昨年から$14,000程度上昇しました。また、販売件数は2割以上増えているので、34万ドル以下の物件の出現率は減少傾向と言えるでしょう。
次回は、現在売り出し中の物件データを検証してみます。

9/22/2013

旅行中に見つけたトラストの広告

久しぶりにアメリカの友人と会ってきました。
旅行中にカリフォルニア州オレンジカウンティのローカル紙でトラストの広告を見つけました。




















独身者は、499ドル、夫婦やカップルでプラス100ドルという価格設定です。普通は、最低2,000〜3,000ドル程度。資産規模によって費用が増えるそうなので、破格なのでしょうね。金額はさておき、普通に法律事務所が広告を出しているのを見ると、トラストの設定がかなり一般的なことだというのが分かります。友達に聞くと、持っているということでした。

9/19/2013

e-filingの配偶者の記入について

GETの支払いの前に行う e-filing で格闘中と書きました。ハワイのオフィスにメールしたら、結構早くて2日で返信がきました。

先方からの答えは単純で、配偶者の情報は入力必要なしということでした。
Yes, you may register without entering your spouse's information.

外国人で居住者でなければ、配偶者、扶養家族に対する控除など、税金での免除が一切ないので、納税者としての情報に配偶者のことがなくても関係ないということだと思います。

これで、登録ができると思います。

9/17/2013

GETの支払いで格闘中です。

GETの支払いは、自分でやることにしたので、準備をぼちぼちやっています。ところが早速問題に遭遇です。

厳密に言うと、問題は、GETの支払い自体ではなく、その手前の e-Filing の登録が出来ないのです。登録するというのは、自分のITINとGETライセンスを登録してウェブに口座を持つというようなことです。税金をオンラインで支払うには、ハワイの Departmet of Taxation(日本語だと税務署ですね?)で、この登録が必要なのです。

その時、Spouse=配偶者の名前とソーシャルセキュリティーナンバー(SSN) の入力を求められます。妻は、日本人で、日本在住、当然のことながら、アメリカでの収入はありません。ですので、この税務申告には関係がないのですが、妻なしの未婚で登録すると嘘になってしまいます。

仕方がないので、FAQのページに質問用のメールアドレスを見つけたので、解決策を確認中です。何日後に回答が来るか楽しみです。


9/15/2013

youtubeで米国不動産のセミナービデオを見つけました。

youtube の話題が続きます・・・。

今の世の中、本当に便利で、インターネット上には様々な情報があります。しかし、これを見つけるのは時に難しく、求める情報と巡り合うのは運だったりします。

こんなビデオを購入する前に見つけたら良かったのに!というセミナーの動画を見つけました。2本目はまだ20回しか再生されていません。

アメリカで不動産を購入するプロセスから賃貸するところまで、長いので飛ばしながら見ましたが、とても勉強になると思います。週末に2時間かけてご覧になっては如何でしょうか。(なお、私は、こちらの不動産会社とは一切関係がありません。)





9/13/2013

youtubeにもコンドミニアムの情報があります。

これまで書き忘れていたというか、このブログで情報提供を行うという点で忘れていたことがあります。それは、ハワイの不動産エージェントが youtube に載せているビデオです。売主の不動産エージェントは、物件のビデオを公開しています。売買が完了して過去のものになってしまったビデオもありますが、フォトと違って臨場感があるので、非常に参考になります。気に入った物件があれば、youtube で興味のあるコンドミニアムの名前を検索してみると動画が見つかるかも知れません。

Four Paddle のビデオです。


こちらは、Villa on Eaton Square。動画と言っても、静止画をつないだものです。でも見ていて楽しいです。


Waikiki Townhouseというコンドミニアムです。雰囲気がよく分かるビデオです。
 

最後に、お世話になっている Hawaii Hale Realty の投稿動画です。個別のユニットではなく、コンドミニアムの紹介動画が並んでいます。

では、また。

9/10/2013

銀行口座の使い方:入金口座と振替

購入する前は、時々発生するかもしれない費用をどうやってハワイに送金するのか?と考えていたのですが、解決策は簡単で、家賃収入から不動産会社にかかった費用を差し引いてもらえばまったく問題ありません。家賃収入は、毎月、不動産会社の管理フィーを引いた分が銀行の口座に入金されます。

銀行口座には、セービングアカウントとチェッキングアカウントがあります。私は、入金に関してはすべてセービングアカウントで受け取ることにしています。そして、支払いは、チェッキングアカウントから行います。こうすることによって、お金の出し入れの記録が混乱しないようにしています。

セービングアカウントに入金されたお金は、毎月自動的にチェッキングアカウントへ振り替えることができます。ローンとコンドミニアムの管理費が月中に引き落とされるので、毎月の月末に振替が行われるように設定しています。ローンの支払いは、一度でも遅れると不履行になってしまうので、注意が必要です。

9/07/2013

最後の壁を乗り越えるには その伍

コンドミニアムを買うぞとハワイに乗り込んでも、いざオファーをするとなると心配が心を支配して、弱気になってしまうことは想像するに難しくありません。エージェントの人の話だと、10年間買おうと思いつつオファーも出しているけれど、巡り合わない人もいらっしゃるということでした。

購入資金のプランが出来て、返済計画も見通しがつき、気に入った物件が出てきた状況で、残るは自分の気持ち次第となった時に、皆さんは何を考えますか?将来、経済危機がやってきて不動産価値が暴落するかも知れないとか、円高が進むんじゃないかなとか、もっといい物件に出会えるのではないかとか、もう、いろんな心配が出てくると思います。その心配は間違っていないかも知れません。

でも、です。このシリーズに書いた、その壱からその四まで書いたことを考えて、自分である程度コントロールできることはなんとかなると判断しているのです。他のこと、これから先のことが心配なわけですね。その気持はよく分かります。でも、それは、神様だって予測不可能なことで、それを理由に、買わない決断をするとすれば、それは貴方の人生にとって、どんなことを意味するのでしょうか?

その答えを探すための問題は、「今買わなかった時に、後で後悔するか?」ということだと思います。私自身の思考、判断がどうだったかは、それに関する投稿の2回分をご覧いただければご理解いただけます。私は、「絶対に後悔する」と思いました。そして、今でも「あの時、少なくともオファーしていなければ、絶対に後悔していた。」と信じています。

最後は、事前に準備して客観的に判断した自分のプランと、オファーすべき物件と向かい合っている現実に乖離があるかどうかでしょう。乖離がないのなら、人生は一度きり、チャレンジして生きるなら、オファーを出すべきだと私は思います。自分を信じて、未来を信じる。これができれば、最後の壁が乗り越えられるはずです。

9/04/2013

最後の壁を乗り越えるには その四

ハワイコンド購入の最後の決断をするための準備として、4つ目のポイントは、家賃を含めた毎月のキャッシュ・フローを試算することです。頭金をはじめとする費用が準備出来ても、毎月の収支が伴わないと維持できません。

キャッシュ・フローの考え方は以前に紹介済みです。この時は、空室を考慮しましたが、事前のプランでは無視して良いと思います。

  • 収入は、家賃のみです。
  • 支出は、ローン返済、固定資産税の月割、GET、不動産会社の管理フィーおよびコンドミニアムのメンテナンスフィーです。

一番難しいのが、家賃収入をどう見るかです。必ずしも、自分と同じ条件の貸出物件が見つからないので、確定的な金額が情報として入手できるとは限りません。不動産エージェントに協力してもらって、控えめな数字を使うのが現実的だと思います。

私は、まず、zillow.com でレントの物件を見て、家賃の相場を確認しました。後で知った craig list も参考にできます。そして、ローンオフィサーと会った時には、33万ドル程度のコンドミニアムだと、1,700−1,800ドル程度の家賃収入が期待できると確認することができました。オファーを入れてからは、前のオーナーがレントが分かったので、段階を追うごとに家賃のレベルが具体的になっていきました。実際のレントは、自分が貸し出さなければ分かりませんが、およその範囲で自分の持ち出しがどの程度になるかは理解していたので、過度の心配はなかったと言えます。

最後に、収支に影響するもう一つの可能性について触れておきます。それは、コンドミニアムのメンテナンスフィーです。多くの日本人にとっては忘れ去られた感覚だとおもいますが、アメリカにはインフレが存在します。結果として、物の値段や人件費が上昇しています。これは、メンテナンスフィーにも同じことが言えるようです。月々50ドルや100ドルの支払額増加でも影響は小さくありません。オファーが通ったら、不動産エージェントに頼んで、メンテナンスフィーの値上げがないかを確認することを忘れないようにしてください。

9/02/2013

最後の壁を乗り越えるには その参

シリーズ3回目です。今日は、「用意できる資金を決めておくこと」がテーマです。

これまでも、ワイキキのコンドを買うのにどれぐらいの費用がかかるかの話はしてきました。


資金をプランする際には、購入費用をすべて負担できるか否かがまず最初の問題になります。全財産をつぎ込んでコンドミニアムを購入するのは現実的ではありません。子供の教育資金や退職に向けた貯蓄などの考慮も必要です。購入後に、自分のライフプランに適当な残高が残るような計画が必要です。ただ、この点は、誰もが考えることだと思います。

決断という意味では、次のポイントが非常に重要だと思います。

それは、資金をどこまで出せるのか?ということです。それを考えるために、用意できる資金を、二段構えで考えておくことをお勧めします。

 1)確実に出せる金額
 2)ここまでなら頑張れる金額 

実際の物件が出てきた時に、想定通りの価格か、それより低い場合は、問題ありませんが、高い場合もあります。希望の条件がほとんど満たされているけれど、価格が予定よりも高いというような時は、相当悩みます。死ぬほど悩むと思います。オファーを出すということだけでも恐怖心があるのに、金額が想定より高いとさらにプレッシャーがかかります。そんな状況でも、客観的な判断をしないと後悔をすることになるかも知れません。金額の上限を明確にしておくことは想像以上に有効だと思います。

改めて、具体的な数字で考えてみましょう。購入する物件を33万ドルと仮定します。

まず、頭金です。33万ドルの物件で頭金を35%求められると、115,500ドルになります。頭金で気を付けておくべきは、ドルに転換するタイミングによって、2−3%の誤差が出る可能性があるということです。頭金は、他のコストよりも大きいので、ドル円レートの動きを吸収できる資金プランにしておく注意が必要です。

クロージングコストは、ローン諸費用も含めて9,000ドル程度。修理費用は、ケースバイケースですが、私の場合で、4,500ドルでした。多分、高くも安くもないというレベルだと思います。そして、家具の購入は、必須ではありませんが、3,000ドルは見込んでおいてください。

すべての費用を合計すると、132,000ドルです。ドル円が100円なら、13.2百万円。為替の動きは予測不可能ですが、最大3%の誤差を見込むなら、約40万円の余裕が必要です。さらには、もし買いたい物件の価格が35万ドルだった場合、頭金は、プラス7,000ドルが必要になります。必要な合計資金は、13.9百万円です。

コストが高くなってくると、家具を購入しないことも選択できます。また、コストの見積だけでなく、手持ち資金も細かく見ておくべきと思います。メインの口座だけでなく、その他分散されている貯蓄を見なおしては如何でしょうか?生命保険の配当金があるかも知れません。本当にいくらまでなら出せるのかを知るには、事前の作業が不可欠なのです。






8/31/2013

すでに3回目の家賃が入金。

購入のアクションを起こしてから約半年。クロージングから3ヶ月程が過ぎました。月末がやってきて、不動産会社から3回めの家賃が入金されました。クロージングは、まるで昨日のようにも思えるし、遠い昔のようにも思えます。しかし、何よりも、3回目の入金という事実に重みを感じます。仕事の給与以外のキャッシュ・フローをがあることが、初めての体験なので、まだよく馴染めません。それと、もしテナントが決まらずに、3回の入金がなかったら大問題でした。そう考えると、ちょっと緊張します。この流れをキープしたいと思います。

8/30/2013

最後の壁を乗り越えるには その弐

このブログでは、ハワイのコンドミニアム購入プロセスを最初から順を追って、説明してきました。しかし、最後の一歩が踏み出せないという人にアドバイスの意味で、決断という観点から準備について考えてみるというのが、一連の投稿です。

今日は、「どんな物件が欲しいか明確にする。」ということについて検討してみます。

その壱では、物件の情報を数多く見る必要性について考えました。これは、マーケットを理解しようということでした。実は、マーケットを理解しなければ、自分の希望を明確にできないのですが、これら二つのことは異なる行為です。得た情報を消化し状況を理解することがまず大切で、それとは別に自分に必要な条件を具体化するということです。

このブログで購入対象となるコンドミニアムは、過去の記事にあるのでご参照ください。基本的には、フルキッチンが付いた1ベッドルームのコンドミニアムが対象です。これが最低条件となりますが、他にどんなことを考えておかなければならないでしょうか?

  1. コンドミニアムの広さ: 狭いと長期間の滞在には無理があります。また、広いと固定資産税が高くなります。最低は500スクエアフィートぐらいだと思います。メートル法では、45平米で、30畳ぐらいです。リビングとベッドルーム、キッチン、バスルームということなら狭くはありません。
  2. 眺望: 海が見えると最高ですが、予算的には厳しいでしょう。シティビュー、マウンテンビューと言っても様々です。どういう眺めならOKか基準を決めておくべきとおもいます。眺望には、何階か?ということも含まれます。私は、アラワイ運河と山が見えるのが希望でした。
  3. 部屋のコンディション: 物件情報に表示されています。Excellent、Above Average、Averageなど。天井や壁の塗り直し、カーペットやフローリングの取替などが必要ない物件だと最高です。状態が悪いものを買うと修理費用が高くつきます。
  4. ラナイの有無: ラナイがあるのが理想的ですが、ラナイを優先することで部屋が狭くなるのは避けるべきと思います。ハワイのコンドミニアムは、ラナイを自由に使えるらしく、部屋を大きくするよう改築していて、ラナイがほとんどない場合もあります。
  5. バスタブの有無: 現地の人に貸し出す場合は、なくてもOKかも知れませんが、将来自分が利用することを考えると、バスタブは不可欠ではないでしょうか?私にとってはマストアイテムです。
  6. 洗濯機・乾燥機の室内設置: ローンドリーが共有施設にあるコンドミニアムは珍しくありません。貸し出すことを考えると、洗濯機の屋内スペースは必要だと思います。
  7. 駐車場の有無: これも賃貸として貸し出すことを考えると、重要です。駐車場がある物件は、だいたい住戸に特定の駐車場が付属していて、権利が所有権に含まれています。月々の支払いはありません。
  8. 管理費と固定資産税の額: これは毎月のキャッシュ・フローを考える上で重要ですから、欲しい物件の条件にも含まれます。

これらのことに関して、具体的に考えをまとめておくと決断の際に役立ちます。条件の優先順位を考えておく必要もあります。例えば、少し狭くても眺望が良いのが良いか、その逆か?というようなことです。希望条件を紙に書いておくぐらいのつもりで明確にすいれば、物件が出てきた時に、それが自分が欲しいものか否かを冷静に判断できると思います。

8/28/2013

最後の壁を乗り越えるには その壱

まず、最初のポイント「物件情報は数多くみること。」です。

このブログは、ワイキキにコンドミニアムを買うことを目的にしているので、買う場所と建物のタイプは決まっています。ですから、悩まくてはならないことが限られています。これはとてもラッキーなことです。場所から選ぶとなると大変ですよね。

コンドミニアムを買う気になったら、毎日、ウェブサイトと睨めっこしてください。ホノルル不動産協会のサイトやこのブログでお勧めしている oahure.com などで条件を入れて、部屋の広さ、ラナイの広さ、眺望、階数、駐車場の有無、備品、管理費、固定資産税などを確認しましょう。物件情報が頭に蓄積されていくと、大きく二つ分かってくることがあります。
  • 価格と物件内容の関係
  • 自分が必要とする条件

ホノルルで売買された不動産は、Honolulu City and Countyのサイトを見ると、売買のあったタイミングと価格が確認できます。(使い方はこちらで確認してください。)個人情報丸出しという気がしますが、不動産売買の観点からすれば、これほど透明性の高いシステムはありません。また、上に書いた oahure.com のサイトではリストされている物件情報に過去の売買履歴も出ています。

コンドミニアムは、同じ価格でも、部屋の広さは同じではありません。ラナイの広さも違います。もちろん景色が違います。洗濯機が置けるとか置けないとか、何階かとか、様々な条件が絡み合って、価格ができています。同じコンドミニアムの違うユニットが売りに出ていれば、比較することもできます。また、見ていると、ワイキキのコンドミニアムは、築年数はさほど大きな要素ではなさそうということも分かってきます。

物件情報に数多く触れることで、頭のなかに物差しができるはずです。それが、物件を見に行った時に購入すべきかどうかの判断基準になるのです。この基準がなければ、判断できません。ワイキキ在住ではないので、毎週末オープンハウスに出かけられませんが、ネットを味方にして情報のシャワーを浴びてください。

8/27/2013

最後の壁を乗り越えるには はじめに

アメリカの不動産投資セミナーに参加した時の雰囲気や参加者の質問から思ったのは、最後の壁を乗り越えられない人が、そういうイベントでも少なからずいるのだなということでした。私もオファーを出す決断をする時は、冷静ではあったけれど、「本当にこんなことして良いのかな?」という大きな疑問が頭の中をグルグル回っていました。

そこで、最後の一歩を踏み出すために何をすべきかのポイントを書いてみたいと思います。まず、最初に大切だと思うポイントをまとめとしてあげてみます。
  1. 物件情報は数多く見ること。
  2. どんな物件が欲しいかを明確にすること。
  3. 用意できる資金を決めておくこと。
  4. 家賃を含めた毎月のキャッシュ・フローを試算すること。
  5. 買わなかった場合、将来後悔するか自問すること。
如何でしょうか。次回からは、この各ポイントについて考えるところを書いてみたいと思います。




8/24/2013

不動産投資セミナーに行って来ました。

以前、紹介した本の著者が東京でセミナーを開催するので、参加をするということを書きました。そのセミナーが本日ありました。開始30分前から多くの参加者が到着することに驚きましたが、席数が90もあったことがそれ以上にスゴイと思いました。参加者の皆さんは、若い人から退職してらっしゃる年輩の方までさまざまでした。

セミナー自体は不動産投資の話なので、興味がある方は本を購入されることをお勧めしますが、このブログのテーマに関連する非常に有益な情報も得ることができましたので、今日はそれについて書こうと思います。

参加して勉強になったと思ったのは、トラストの話を弁護士から聞けたことです。Death Deedのことを書いた時には、基本的なイメージは掴めていましたが、ポイントを説明できるまでの理解はしていませんでした。それが明確になったので、以下に重要な部分を要約します。

  • トラストとは、簡単に言うと、法律に則り資産を所有させる箱を作って、それに資産を入れて、所有者が死亡したら、その資産を誰か(例えば、子供)が使えるように決め事をつくるというイメージです。日本にも遺言信託というようなものがありますが、似て非なる物のようです。
  • トラストに入れた資産が子供に渡る時には、米国での税金がかかりません。孫に権利が渡る時は、税金の支払いが発生するとのことです。
  • このトラストには、不動産だけでなく、資産価値があって課税対象になるものは、何でも入れられるそうです。
  • 所有している不動産をトラストに入れても、家賃収入に対するローンの金利分控除などの恩恵に影響はありません。
  • トラストを作ると、日本人でもアメリカで生命保険が購入できます。
  • トラストの設定にかかる費用は、資産規模のよりますが、3,000〜7,000ドル程度だそうです。

短い時間でしたが、ゲスト・スピーカーとして、ホノルルで弁護士をしている Mr. Gary Y. Shigemura が説明をしてくれました。事務所のホームページはこちらです。トラストの設定は、気になっていたテーマであり。トラストの問題を解決できる糸口が分かったのは、本当に大きな収穫でした。また、ホノルルにオフィスを構えている Mr. Shigemura に遭遇したことは、本当に幸運だったと思います。

8/21/2013

Tracfoneの延長

9月にアメリカの友人を訪ねることにしたので、ホノルルで買ったTracfoneを延長するつもりでした。90ドル払うと400分と365日の延長ができるオファーが届いていて、どうしたものかと考えていたのですが、実はサービスの終了日を勘違いして、手続きをしようと電話の電源を入れるとなんと、期日が過ぎていました。

参ったなぁと思いつつ、日本語や英語でいろいろ検索すると、いくつか分かってきたことがありました。

  • まず、期限が切れても1ヶ月は、同じ電話番号がキープされているらしい。
  • 支払いに利用可能なクレジットカードは、アメリカで発行されたものだけ。

それで、結論から言うと、リアクティベーションの手続きを完了することができました。確認したのは、以下のとおりです。
  1. 来年ハワイに行くにしても、到着時に携帯電話が必要なことはないので、90日有効の60分を購入することにしました。価格は、約20ドル。決済の時に、5ドルで30分を追加したのですが、実は無駄な買物でした。理由は後述します。
  2. 決済の際、日本で発行されているカードを使いましたが、支払いが完了しませんでした。
  3. それで、セントラル・パシフィック・バンクが発行してくれた、マスターカードのデビットカードを使いました。狙い通り、使用可能でした。
  4. 後は、アメリカに行った時に、電源を入れて使える状態になっていれば、OKです。同じ電話番号が利用できます。(新しい番号を使うためには、新しいSIMカードを貰うという複雑な状況になるので、この場合は新規購入が現実的です。)

まず、無駄になった5ドルの追加ですが、私が買った携帯電話には、生涯ダブルミニッツというプランが付いていました。つまり、同じ携帯電話を使っている限り、タイムを買うと、購入した時間の倍をアカウントに入れてくれるというプログラムです。ですから、60分買えば、120分使えることになります。5ドルで買った30分は不必要だったわけです。ダブルミニッツのことは分かっていましたが、一度サービスが終了していたので、念の為に買った5ドル分でした。

それと、ビリングアドレスは、連絡先のアドレスをビリングアドレスに使うという指示が可能です。私は、購入後のアクティベーションをウェブから行ったのですが、パスワードの管理がまずかったことも手伝って、自分のアカウントにログインできない状態がありました。クロージングでハワイに出かけた際に、Tracfoneのカスタマーサービスに電話をして、強烈なメールもやり取りして、ようやくパスワードの再設定が可能になりました。それが理由か否かは分かりませんが、連絡先の住所がフロリダの架空の住所になっていました。もし、この住所とカードの情報が一致しないと、支払いが完了しない可能性があるかも知れません。

また、タイムを買って決済する時には、5ドル30分の追加以外にも、50ドルで1年間有効というオプションもありました。それとは別に、毎月5-6ドルで番号を維持してくれるサービスもあります。上手くやれば、1年80ドルぐらいのコストで、同じ携帯電話番号を維持できるので、有効な方法だと思います。

8/17/2013

タイムシェア:購入する前に10プラス1のチェックポイント

タイムシェアの掲示板を見ていると後悔している人がいることが分かります。タイムシェアは、メルセデス、BMW、レクサスなどのコンパクトカーぐらいの金額で購入できます。ハワイの青い空と海が少し自分のものになるという思いに、思わず決心してしまうことは分からないでもありません。しかし、長期に渡ってタイムシェアに縛られてしまうと本末転倒です。タイムシェアはいつでも買えるので、よく確認することが重要です。

では、10+1の質問です。
  1. 購入に使える余裕資金がある。
  2. 毎年海外旅行に出かける。
  3. 結婚しても、子供が生まれても、海外旅行に出かける。
  4. 1週間の休暇が取れる。
  5. 休暇は、お正月、GW、お盆以外に取得が可能。
  6. 同じ場所(タイムシェアの所在地)に10年連続、喜んで訪れる。
  7. 旅行中、料理や洗濯をしても良い。
  8. 個人旅行の手配に慣れている。
  9. 現地では、レンタカーで動き回れる。
  10. マイレージプログラムを使いこなせる方だ。
さて、Yesはいくつあったでしょうか?7つ以上ないと、タイムシェアを使いこなすのは難しいかも知れません。

プラス1の質問は、「リセールをチェックした。」です。正規購入の前に、必ずリセール市場を確認されるのが良いと思います。

使いこなすことができれば、タイムシェアは、素晴らしいシステムです。私達家族は、今年、ハワイに行きましたが、家族揃って出かけるのは最後ではないかと思います。そういうこともあって、HGVCを売却しようかと思ったのですが、「自分で使いたいからしばらく持っていて欲しい」と子供から言われました。楽しい記憶が残っていなければ、そんなことは言わないと思います。購入の際には、長期的な視点で結論を出されることをお勧めします。

8/15/2013

私が気になったコンド(4)

このブログの趣旨からは外れるコンドミニアムなんですが、気になります。現地で見たことがありません。でも、気になるのです。

場所は、オアフ島の西側で、ディズニーのアウラニなどがあるコオリナから車で30分ぐらいのところです。ホノルル空港からは50分とGoogle Mapでは出ますが、もうちょっとかかるような気がします。

コンドミニアムの名前は、Makaha Valley Towers。
まずは、フォトをこちらからご覧ください。
グーグルの画像検索でもご覧いただきましょう。

如何ですか?

  • 価格は、10万ドルの半ばから20万ドルぐらいまでで、1BRに手が届きます。
  • それでいて、窓からは、切り立った山と海が見えます。
  • 雨が降ると山側には小さな滝が見えるようです。
  • 売物をみるとコンディションは悪くなさそうです。
  • 売物は少なくないようですが、売買はそれなりに成立しています。
  • オアフにいながら、ネイバーアイランドに雰囲気が感じられます。

退職してからオアフの西側までドライブして行くのはちょっときつい感じがしますね。現役の時に利用するのはアリかなという気がします。この物件に関して情報の裏取りはしていませんので、万一ご興味があったら、不動産エージェントによく確認してみてください。


大きな地図で見る

8/14/2013

タイムシェア:本当に得か?

タイムシェアを売る側は、旅費を低く抑えられる効果を一つの説得材料として使っています。それを考えてみましょう。

タイムシェアを持つと、毎年メンテナンスフィーを払えば、宿泊ができます。それも、1ベドルームとか2ベッドルームが利用可能です。これは、タイムシェアを購入する形で、お金を先払いしているからできるわけですね。

ですから、まず、毎年使わないと損をすることになります。これが大前提です。

ちょっと計算をしてみましょう。

最初にタイムシェアを150万円で買ったとしましょう。正規で購入された方ごめんなさい。これよりもう少し低い金額でもタイムシェアの購入は可能です。

メンテナンスフィーは10万円とすると、10年間での出費は、100万円。購入費用と合わせると、合計250万円です。

ハワイでヒルトンクラスのホテルで1ベッドルームに泊まると、最低でも1泊500ドルはします。7泊で、3,500ドル。これを10年続けると、35,000ドルになります。1ドル100円で換算すると、350万円。

この条件だと、10年で100万円お得になります。収支がトントンになるのは、7年目あたりです。

繰り返しになりますが、タイムシェアを買ってお得なのは、毎年使い続ける人です。上のケースでは、8年目からは、メンテナンスフィーだけが持ち出しですから、10万円の価値を回収できれば損はしません。ヒルトンの場合は、タイムシェアのポイントをホテルポイントに交換できます。持っているユニットの大きさにもよりますが、ホテルの利用で毎年のメンテナンスフィー分は回収可能です。

購入したら毎年使って、ブレークイーブンになるまで使うことが重要だとぜひ覚えておいてください。






8/11/2013

タイムシェア:同じ場所に泊まるのってどうですか?

タイムシェアを購入する時に重要なポイントとして、「自分で毎年行きたい場所を選ぶ」というのがあります。ヒルトン・グランド・バケーション・クラブだと、ラスベガスに買っても、オーランドに買っても、ハワイに泊まれるのですが、それはシステムというか、利用方法の問題と考えてください。大切なのは、タイムシェアを買うことで、自分が行きたいところにより良い方法で泊まれるということです。

さて、毎年海外旅行に出かけられるとして、例えば5年連続同じ場所にでかけるということに賛成でしょうか?それも、宿泊するのも同じ場所です。この点については、私自身、最初は懐疑的でした。旅行において、どこに泊まるかはとても重要なポイントで、ホテルを選ぶのは大変だけども楽しいですよね。その選択の自由を放棄するのは、どうしても正しいとは思えなかったわけです。

2ベッドルームのリビング
夫婦二人の時は、ハワイにも行ったけれど、ニューヨークなどにも出かけました。しかし、子供が生まれた後は、家族として楽しめる場所として、自然とハワイに出かけるようになったわけです。最初は、ネイバーアイランドに行って、買物のためにオアフに立ち寄るというパターンでしたが、オアフ島にも他の島にも負けないぐらいの大自然があることを知って、オアフオンリーの滞在スタイルになっていきました。

そして、最後はタイムシェアを購入したことで、毎回、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジに宿泊することになったわけです。毎回同じ場所に泊まるようになると、見えてきたことがありました。

  • タイムシェアの場合は、繁忙期に予約するのが厳しいということがありますが、宿泊場所は決まっています。ホテルの選択は楽しさである一方でリスクにもなるので、これを悩まなくて良いというのは、利点だと思うようになりました。
  • また、到着後や滞在中の時間の無駄や気苦労が少なくなりました。例えば、駐車場で車を停めるという単純なことにしても、ホテルが違えば要領が異なりますが、そういうことを毎回学習し直す必要がありません。
  • 慣れがあると、非常に落ち着いた気分になります。「勝手知ったる他人の家」ではありませんが、「帰ってきたな」と思える安心感は居心地が良いものです。この余裕があることで、過ごしている時間をより楽しめるようになると思います。

実は、実体験を通じて、これらのことを発見したことが、コンドミニアムの購入に対して少なからず影響しました。ハワイは楽しくて、いい場所だけれど、何年にも渡って同じ場所に行くこと自体に価値がなければ、コンドミニアムを所有する意味はありません。正にリトマス試験紙のような役割をタイムシェアが果たしてくれたと言えます。

8/08/2013

タイムシェアを持つとどうなるのか?

タイムシェアを買うとルールを理解しなければなりません。しかし、根本的なところは変わらないので、タイムシェアを所有するとどんな権利と義務が生まれるのかを説明したいと思います。前提として購入は、全額手持ちの現金で行うこととします。
  1. クラブ費や固定資産税を含むメンテナンスフィーを支払う。
    金額的には、1,000〜2,000ドル程度です。高い場合は、2,000ドルを超える場合もあります。毎年支払いは発生します。隔年利用の権利の場合は、クラブ費は毎年、不動産部分の費用は、隔年の支払いになります。10年持てば、1〜2万ドルを払うことになります。
  2. 利用する権利が発生して、旅行をします。
    ハワイにタイムシェアを持てば、ハワイに行かないと持っている意味がありません。利用しなければ、購入したコストと#1の支払いは、無駄遣いになってしまいます。
  3. #1と#2は、毎年のことです。
    タイムシェアは、初期投資をすることで、毎年の宿泊費を抑えられるというシステムです。少なくとも初期投資のコストを回収するまでは、使い続けないと損です。毎年旅行に出かけるのは、経済的に簡単なことではないと思います。この点は、要注意です。
  4. 特別徴収が発生します。
    マンションに住んでいると大規模修繕があります。それと同じようにタイムシェアも内装の変更や家具の入れ替えなどを10年に一度ぐらい行います。基本的には、毎年のメンテナンスフィーから積み立てられますが、不足分があったり、仕様のアップグレードを行ったりするために、オーナーに追加の費用請求があります。私が所有している物件では、700ドル程度を3年に分けての支払いでした。
  5. 大きな修繕がある可能性もあります。
    ビル自体に大きな修繕が必要になった場合は、オーナーが負担しなければなりません。万一、大きな費用が必要な場合は、所有者に請求が行きます。カウアイ島にあるタイムシェアで海水がビルに浸透した問題で、1週の所有に付き7,000ドル強の負担という例を見たことがあります。

ちょっと厳しいかも知れませんが、これらのことをやる覚悟と見通しがないとタイムシェアを買うのは止めておくべきではないかと思います。

8/05/2013

タイムシェアの所有に向いている人は?

私はタイムシェアの利用歴が約10年あります。購入して8年ぐらいが過ぎました。コンドミニアムの購入に関することが一段落したので、タイムシェアに関しても書いていてきたいと思います。

タイムシェアとは、コンドミニアムの所有権を1週間単位で持つことで、特定のコンドミニアムやリゾートネットワークの施設に宿泊できるというものです。詳しくは、すでに色々な情報が出ているので、そちらに任せて、ここではどんな人が持てば良いのかを考えて見たいと思います。
  1. リタイア組
    一番有利なのは、時間にゆとりがある人達です。退職して時間に追われていない人は余裕を持って利用することができます。まず、突発的なことが起きる可能性が低いはずなので、かなり先の予定を立てられます。多くの日本人が利用したい、GWや夏休み、お正月に出かける必要がありません。これらのことは予約を取る際に有利に働きます。また、ヒルトンなどは直前の空きを格安で利用できます。突然、出かけることも可能です。時間にゆとりのあるリタイア組は最強と言えるでしょう。
  2. 年に一度海外旅行に行ける人
    季節によって変動するコストがありますが、ハワイに1週間行くには、フライトが1人10万円。レンタカーが4万円。駐車場2万円。食費が7万円。アクティビティに3万円。日本国内の移動に2万円ぐらい。家族3人でも50万円ぐらいが最低ラインだと思います。おみやげを買ったり、日常使いのアイテムを買物をすれば、70-80万円は必要です。毎年この出費を厭わない人でなければ、タイムシェアを持っても楽しくない可能性が高いです。
  3. 休みが自由に取れる人
    これは、1と2と重複しているところが多いです。1と裏返しで、GW、夏休み、お正月にしか旅行が出来ない人は、旅行の手配に柔軟性を最優先するべきです。タイムシェアを持つと行き先によって宿泊できる場所も限られます。宿泊が確保できなければ行き先を変えるか、旅行を諦めるかの選択になってしまうのは、避けたいですね。休みが自由に取れれば、自分に有利なプランが可能です。例えば、ハワイの場合は、公立小中学校が休みとなる週は、競争率が高いです。しかし、私立小中学校の春休みは数日早く始まるので、この休みに合わせて休暇を取れるだけでも、タイムシェアの価値は格段に違います。
  4. 滞在場所が同じで良い人
    タイムシェアを持つと同じところに出かける確率が高くなる可能性があります。タイムシェアのシステムによっては、様々な場所で施設を利用できる場合もありますが、本来は、自分の行きたいところにタイムシェアを所有して、そこに通うのが多くの所有者が求めている姿ではないでしょうか。また、同じ場所に通うことで新たな発見があるというのが、タイムシェアを持つ価値に通ずると思います。
  5. 準備を楽しめる人
    予約のタイミングや行き先など、タイムシェアを持つと制限されることが少なくありません。自分が望むタイミングで必要な大きさ部屋を確保するには、予約のウェブサイトと長い間にらめっこなんてこともあります。これを乗り越えると格別の喜びがあります。しかし、柔軟性が低いから気苦労も多いです。タイムシェアの利用ルールを理解して、予約のプロセスを楽しめる人はOKです。これがただの辛いだけの準備になってしまうと思う人は、タイムシェアを避けるべきかも知れません。
タイムシェアを買おうと考えたり、所有について考えなおしたりする場合は、このようなことを再確認すると良いと思います。