この数字は、8月単体でしかもオアフ島全体の数字なので、ワイキキに限って数字を少し分析してみました。データは、oahure.comから拾っています。こちらのデータは、不動産協会のサイトがソースのはずですから、信頼出来るもとの思います。一部、表示不可になっている物件が数件のみあります。
早速まとめの表を見てみましょう。
ワイキキエリアの1BR・FS物件のデータ | ||
1-8月における2013年と2012年の比較 | ||
2012 | 2013 | |
件数 | 108* | 130* |
中央値 | $355,000 | $370,000 |
平均 | $357,572 | $375,821 |
DOM | 57.6 | 69.9 |
34万ドル以下 | 46 | 50 |
* 100万ドル以上の物件は除く。 |
データ抽出の条件は、以下のとおりです。
- ワイキキエリア
- 1ベッドルーム、フィーシンプル(土地所有権付き)
- 広さ500-600スクエアフィート
- 1-8月の期間で今年と昨年を比較
- 100万ドル超の物件が数件あったので除外しました。
では、何が読み取れるでしょうか?
- 価格上昇を狙った売り惜しみがあると思っていましたが、販売件数は2割以上増えています。
- 中央値、平均値とも上昇しています。上昇率は、4-5%前後です。
- DOMは売り出してから売買契約が成立するまで日数です。若干伸びている傾向があります。買い急ぎの傾向が出るかと思っていましたが、詳細を見ると7日以内の確定件数は、昨年23件に対して、今年16件。30日以内では、昨年55件、今年53件。2012年の方が限られた物件の中で、価格が上昇する前に買っておこうという買手がいたのかも知れません。
- このブログで対象と考えている範囲として、34万ドル以下の件数を見ましたが、ほぼ変わらずでした。しかし、表には、数字が出ていませんが、価格の平均は、2013年の平均は、$294,530で昨年から$14,000程度上昇しました。また、販売件数は2割以上増えているので、34万ドル以下の物件の出現率は減少傾向と言えるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿