ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 3月 2019  

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3/03/2019

2018年タックスリターンを完了しました。

オアフ島のワイキキにコンドミニアムを購入してから6年目。新年を迎えると確定申告とタックスリターンの季節です。確定申告は、初回から自力で行ってきて、法律の変更もなく、毎回同じ作業です。だから計算間違いだけが心配です。

今年もアメリカのタックスリターンは、大したことはないかと呑気に構えていましたが、細かいところは毎度毎度、慎重に確認していることに加えて、今年は減価償却に関するルールが変わっていたりしたので、少し手間取りました。

日本の場合は、法律の説明は不親切ですが、税務申告のシステムは親切です。ウェブサイトで申告書を作るときには、昨年の申告ファイルから共通のデータを読み取ってくれて、数字だけ入れていくと、計算も行ってくれます。キッチンを作り変えるとか、床を貼り直すなどという大掛かりなことをしない限りは、費用で処理できるので、基本的に足し算と引き算だけで済むのです。

一方、アメリカは連邦税のIRSもハワイ州の税務局も用意しているのは入力可能なPDFのみです。インストラクションズという様々な説明書は豊富ですが、計算は自分で行って、数字をPDFに入れていくことになるわけです。なので、アメリカは申告書を作るサービスが国と州の足りない部分を補っています。

私が使ったTaxActは、自分に関する情報と申告に関するデータを入力していくと、必要なフォーマットに数字を反映して、最後は申告書のフォームを作ってくれます。ただし問題は、相手はコンピュータだということ。入力したとおりに計算してくれますが、「なぜそうなるの?」「期待している結果と違うけど」ということが起きます。

実は、これまでTaxActで申告しようしたことがありましたが、微妙なところが思い通りにならず、断念して、手入力のPDFに逃げていたのでした。しかし、すでに書いているとおり、税制が変わっていること、および、Alternative Minimum Taxのフォーム添付が必須だったため、疑問を解消してTaxActによるフォーム制作、プリントアウトまで辿り着きました。

結局は、電信申告はできないことになっていたため郵送となりました。TaxActの申告書では、州税にN-15と減価償却のForm4562ハワイ版だけが提出物になっていましたが、郵送になったので、Unallowed LossのForm8582、さらには、IRSに提出した連邦税のフォーム一式を付けて、提出しました。

発送は、国際eパケット。連邦税のテキサス行きが635円、州税のハワイ行き710円の合計1,345円が郵送費です。EMSだと1通、アメリカまで2,000円ですからお得です。何度も見直して、間違いがないかがいつも心配ですが、とにかくタックスリターンが完了してホッとしています。