ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 2月 2015  

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2/28/2015

駐車場は収入源として使えるか?

コンドに付いている駐車スペースの価値を調べようと、売買記録見たのですが、同じ条件で同じタイミングで売れていて、駐車場の有無が分かるような物件が見当たりませんでした。ですので何となくですが、駐車スペースがあれば、コンドは、数千ドルから1万ドルぐらいは高めに売れるのではと思います。

駐車場の重要性は、自分が住む場合よりも、賃貸を募集する時の効果の方が大きいと思います。車社会のアメリカで、駐車スペースを見つけることが難しいワイキキですから、クルマを持っている人も持っていない人もテナントの対象にできるのはとても重要です。家を借りる立場からすると、駐車場と洗濯機の屋内設置場所は外せない条件だと個人的には思っています。

その駐車場は、人に貸している間は、使用されているわけですが、遠い将来に自分が使う時には、駐車場は不要かも知れません。多分、ハワイでクルマをもつことはないように思うのです。

ならば、その駐車場を貸して現金収入を少しでも得られるの?と考えました。実際、Craiglistには「駐車スペース貸します」という掲示があります。ワイキキバニアンの1ヶ月の駐車場台は140ドル。コンドの中には関係ない人を入れることはできないでしょうから、貸せるとすれば、同じコンドに住んでいる人。中には、夫婦でクルマが2台必要な時もあるでしょうから、興味を持つ人がいるかも知れません。

上手く行けば、年間1,000ドルぐらいの収入になって、固定資産税はカバーできるのではないでしょうか?但し、このレンタルができるかどうかは、HOA、管理組合のルール次第だそうです。まず、DeclarationというHOAの書類に、駐車場の位置付けが書いてあります。一般的には、駐車場は共有施設であり、所有権に専有使用権が付随しているようで、私のコンドも同じでした。House Ruleには、駐車場の利用に関する規定だけはありました。機会があれば、HOAに今度の居住者に貸出が可能なのかを確かめてみたいと思います。


☆食☆ 丸亀製麺で並びたくないなら伊予製麺

ワイキキの丸亀製麺の人気は続いているようですね。10ドル以下でもしっかり食べられるランチはなかなかないからハワイの人にも人気があるらしいです。

私はあまのじゃくのせいなのか、行列が嫌いです。渋滞も嫌いです。だから、他にうどんを食べられるお店がないか?と探しました。というのは嘘で、アラモアナをぐるぐると歩いていたら、見つけました。

伊予製麺。

すでに皆さんご存知だと思いますが、場所は、アラモアナセンターのレベル2の山側。西側のEwaウィングでビクトリアシークレットの裏辺りになります。

味は、まぁ普通です。ハワイで日本食が食べたくなって、ラーメンよりはあっさりしたものがいいなぁ。それは、うどんでしょ。という連鎖が起きた時には思い出してください。個人的には、もう少し出汁が効いているツユが良いと思いますが、ハワイの空気と食べればOKです。スパムおむすびといただきました。


2/27/2015

1ベッドルームの最高値と最安値

ワイキキにあるコンドミニアムで1ベッドルームに限定して、最高値と最安値を比べてみました。

  • 価格は、198,000ドルと3,000,000万ドル。15倍です。
  • 広さは、437平方フィートと1,297平方フィート。
    広さを加味しても、値段は5倍です。
  • メンテンナスフィーは、563ドルと1,066ドル。
    広さを考えると、最高値のコンドミニアムのメンテナンスフィーはお得ですね。
  • 固定資産税の月額は、41ドルと203ドル。
  • ViewはCityとDHからEwaまでのパノラミックビュー。
  • リスティングからの日数は、113日と240日。
  • 状態は、Average/FairとExcellent。
  • 階は、6階とペントハウス。

どんなコンドを想像しますか?

198,000ドルは、こちらから。
3,000,000万ドルは、こちらから。

どちらも極端で、買手が付かない感じですね。

2/26/2015

Redweek.comが人気のあるタイムシェアランキングを発表

英語ですが、ニュースをこちらからどうぞ。

redweek.comの利用者の間で人気ランキングTop25とのことです。

1位は、Lake Buena VistaのDisney's Beach Club Villas。10位までにMarriottのタイムシェアが5つあって、Ko Olinaも含まれているので、アメリカ人の嗜好がよく表れているように思います。HGVC at Hilton Hawaiian Villageは、ラグーンタワーだと思いますが、16位です。

2/25/2015

今年は確定申告を郵送で済ませました。

今年は、購入費用も修繕費もありません。複雑なことはなく、悩むことがまったくありません。減価償却も昨年確認したので心配無用。

アメリカの申告は会計事務所にお任せです。お金は多少かかりますが、税理士費用は翌年控除できるので、仮に10万円かかっても6−7万円の費用で済みます。時間があれば、ソフトウェアを購入して何とかやり遂げるられると思います。でも、今は、頼んで気楽に済ませられる方がありがたいです。

一方、日本では、労力のかかる初年度分を自分で乗り切ったので、今年も自分で用意しました。週末1回で準備して、次の週末で申告書を完成。国税庁のサイトで数字を入力していけば大丈夫です。FXの損失と医療控除を追加して、申告書をプリントアウト。郵送で税務署に送りました。郵送費が560円だったので、持参した方が良かったかも知れませんが、混雑しているので良しとしました。

2/22/2015

タイムシェア所有10年、良かったことは?

初めてヒルトンのラグーンタワーを利用したのが2003年でした。当時、ヒルトンで働いている人を知っていて、その伝手でタイムシェアに宿泊させていただきました。2004年にカリアタワーを利用して、タイムシェアを買うことを決めました。

当時は、インターネットで検索してもタイムシェアの情報はまったく出てきませんでした。結局、英語で情報を集めてHGVCのリセールを購入しました。HGVCフラミンゴの2BR7,000ポイントが12,500ドルぐらいでした。為替は、115円ぐらいだったのではないでしょうか。

最初の年は、時間がなく、子どもが小さかったので、小田原ヒルトンでポイントを使いました。あれから、10年間、利用方法には変遷がありますが、手放さずに持ち続けています。HGVCを買って良かったことを挙げてみます。

  1. 広い部屋に宿泊することができる
    毎回ホテルのスイートを予約していたら出費が大変です。購入費用は毎年の負担にならないので、管理費の金額で広い部屋を利用できるのは素晴らしいです。1ベッドルームに慣れると一部屋のホテルルームには宿泊できません。
  2. 部屋のクオリティが高い
    HGVCはタイムシェアの中でグレードが高い方です。部屋の作りや家具、施設の運営など、満足度は高いです。
  3. 旅行のスタイルに合わせて予約が可能
    ブログでも書いている通り、家族旅行から今は私のお一人様旅行に移り、そのうち夫婦二人の旅行に戻ると思います。ポイント制のおかげで上手く使えます。
  4. 減価償却できれば、心配要らず
    元を取るまでの時間は買った値段によりますが、毎年使い続けていれば、どこかのタイミングで減価償却が完了します。そうすれば、後は、管理費だけの負担で済みます。
  5. 定宿の安心感
    私の本当のホームグランドはラスベガスですが、ラスベガスでのHGVC利用はなく、ほとんどハワイです。毎回、ヒルトンハワイアンビレッジに行く度に、戻って来た感じがします。とても落ち着くし、安心して寛げます。

毎年海外旅行に行く人、予約する労を厭わない人には、タイムシェアをお勧めします。

2/21/2015

コンドの管理の大切さ。

日本では、「マンションの管理を買え」という言葉があります。買ったマンションの資産価値を保ちたいなら、管理が行き届いたマンションを買いなさいということです。私が住んでいるマンションも、大規模修繕が一度ありました。しっかりした計画に基いて、マンションの品質や機能を維持できれば、安心して住むことができます。

購入したコンドは、契約した時点で、エレベータの入れ替えが終わっていて、コンド全体のクオリティを保つプランがしっかり実行されているようでした。ワイキキのコンドは、多くが70年代に建設されて40年以上が過ぎています。ショーイングで見たコンドの数は限られていますが、それでもコンドによって管理のレベルが違うと感じることができました。

修繕計画の実行は、管理費のアップや修繕積立金の特別徴収などに繋がります。しかし、それは資産保全のためにとても重要です。これが大切だと思う感覚は、自分で住んでいる家に対するものとは違うものです。

自分で住んでいる家は、なんとかローンが返せれば、あとは死ぬまで住めれば良いと思っているので、住んでいる家が資産という感覚はあまりありません。購入費はコストなんですね。自分が死んだ後に、住んでいたマンションがいくらで売れようが、どうでもよい話です。

一方で、ハワイに購入したコンドは、いつか売却します。そして、売却した時には、最低でも投資した金額よりも高い値段で売れてくれないと困ります。だから、コンドは資産であり、そのクオリティと価値が、維持されることはとても重要です。コンドを購入する時は、修繕計画があって実行されているかということを、エージェントに確認することが重要だと改めて考えました。


2/19/2015

旅行者に魅力?楽天ブラックカード

私、陸マイラーですので、現在はマイル獲得率の良いセゾンのマイレージプラスのカードを使っています。マイルを使うのは私一人のため、今年の予定を入れて3年連続、ハワイにはマイレージで飛んでいます。

その私が気になるカードがあります。それが楽天ブラックカード

ちょっとおもしろいは、このブラックカード、楽天の通常のカードを募集しているウェブサイトでは紹介されていません。トヨタとレクサスみたなものですね。

支出が多い間は、マイルを稼ぐことをメインに考えますが、リタイアまで辿り着くと、支出は多くないはずです。とすると、クレジットカードの役割も変わるはずです。

この楽天ブラックカードの会員になると、プライオリティパスを発行してくれます。ホームページからの説明をお借りすると・・・『世界120以上の国や地域、700カ所以上の空港ラウンジを自由にご利用いただけるプライオリティ・パス会員カードを無料で発行、同伴者2名様まで利用料無料でご利用いただけます。フライト前のひとときを、ごゆっくりとお過ごしください。』

ビジネスに乗らずともクオリティの高いラウンジが使えます。楽天ブラックカードの会費は、32,400円。でも、プライオリティパスの会費は、399ドルで同伴者は1回あたり27ドル。お得じゃないでしょうか?

気になる方は、一度ご覧になってみてください。

2/15/2015

ユナイテッド航空: 受託荷物の個数

昨年の9月に予約したホノルル便の予約確認が1月中旬にメールで送られてきた時に、無料の受託荷物が2つになっていました。ANA便を予約したからなのかと思いながら、そのままにしていました。

予約変更を終えて、改めて調べてみると規定が変更になっていました。ユナイテッドもANAも1月8日発券分からエコノミーで23kgの荷物を2個まで無料で預けることが可能です。燃油サーチャージが下がっているので、その分をサービス改善に反映したのではないかと思います。

行きはスーツケース1個で十分ですが、買物をすると荷物を全部入れるのは無理です。そこで60リットル以上はいるダッフルバッグを持っていきます。衣類や靴などを目一杯詰めます。スーツケースはポリカーボネート製で壊れ物というか、瓶や食品の類の指定席です。一人旅でも買物は家族のものがあるから、どうしても2個ないとダメですね。

前回は、帰りをビジネスにしてこの個数の問題を解決したのですが、次回は買物の分量を心配する必要がなくなりました。原油価格下落、サービス改善、バンザイです。

2/14/2015

ハワイ行きの予定を変更しました。

HGVCのカリアタワーのスタジオに利用経験がなかったところ、昨年9月に偶然空きを見つけて、さらにマイレージのフライトも予約できたので、夏前にハワイへ行く予定だったのですが、仕事の状況で変更をせざるを得なくなりました。これまで奇跡的にも旅程を変えたことはなく、初めての経験です。

変更作業の中で考えたこと、学んだことをご紹介します。

  • ユナイテッドのマイレージ・プラスの変更手数料は75ドル。ルート変更はさらに高いですが、羽田から成田への変更は、ルート変更ではありませんでした。
  • 1週間休みのベストスケジュールは、羽田発着で金曜の夜出発、金曜の夜戻りと思っていましたが、この予定で有効に使える平日は3日半です。変更するのに、日曜出発、日曜戻りの6泊にしました。これだと平日が丸5日使えます。この1.5日の差は大きいです。
  • フライト変更後も往復ANA便です。羽田も成田も含めるとANAの運航便が増えているようです。
  • 次回の訪問でもコンドに関してフォローが必要なことがあります。それと、ツアーなどに参加するなら平日の方が動きやすいと考えて平日重視の予定としました。
  • 出発は、成田にして日曜日の朝8時に到着。到着日も有効活用します。HHVのHGVCのホーム予約は、土曜日始まりなのでアーリーチェックインの可能性が高いと期待しています。
  • 部屋は1ベッドルームに変更。繰り越したポイントのおかげで余裕があることを発見し、広い部屋で気分よく過ごすことにしました。カリアのガーデンビューは山側の夜景が見えるそうなので楽しみです。
  • 帰りのフライトは羽田着。レイトチェックアウトのために1泊余分に取りたいところですが、1ベッドルームにポイントを使うのはもったいないので、それは諦めました。

ハワイ行きが先延ばしになってしまいましたが、これを人参に頑張ることにします。

ハワイ長期滞在ではコンドを買うより借りる方が良いか?(番外編)

To buy a condo, or not to buy, that is the question. コンドを買うべきか、借りるべきか、簡単な問題ではありませんが、買おうと考えている方に、資金や資産管理の面で経験から言えることを書いておきます。

私自身、一番予想外だったのは、コンドを買って賃貸に出すことで、税金還付が受けられたことです。購入時の年収が続くという条件がありますが、10年でかなりの金額が返ってきます。一年目は、所得税のみですが、2年目は、賃貸の赤字によって所得が減るので、住民税も下がります。1年目の還付は、50万円から100万円の間の金額でした。2年目も所得税の還付と住民税の減額分を合わせると同じようなレンジになりそうです。

仮に、年間65万円の還付が受けられるとしたら、10年で650万円。これを返済に追加することができるわけです。物件価格が35万ドルなら日本円で4,200万円。頭金が35%1,470万円。これに還付の650万円を足すと2,120万円になります。さらに、10年で6万ドル程度は、家賃収入がカバーしてくれます。となると、頭金の他には、住宅ローン分の1,500万円程度を自力で、返済することになると考えられます。

年収や買った物件の築年数、将来のドル円の動きなど、様々な条件でこの通りになるとは言えません。空き家になってしまったり、家賃が思うように設定できなかったりというリスクはもちろんあります。しかし、コンドのローン返済は、クルマのローンのように消費するための返済ではなく、自宅のローン返済とも違い、自分の資産を増やすことにつながるので、持つ意味が違います。

それは、コンドミニアムの購入は、退職後の生活をどうするかの問題とも密接な関係があるということです。コンドミニアムは、すぐに使える金融資産ではなく、不動産として資産を持つことになります。当たり前のことですが、上に書いた4,200万円を無事に完済できたとすると、4,200万円はすぐには使えない状態で持つことになります。少なくとも自力で返済をしたであろう、3,000万円は眠らせておくことになります。

コンドは持ったままで相続に回すなんてことはサラリーマンにはできないでしょうから、退職後の資金は、70歳までの分を主に用意して、その後は、コンドを売却した資金で生活をするというようなプランを考えなくてはなりません。コンドミニアムの購入は、楽しむためだけではなく、資産形成という大きな役割を持っているので、そういうことが面倒だと考えるなら、買うより借りる方が安心だし、気楽です。コンドを購入するか否かということは、単に資金的な問題や損得だけでなく、プロセス全体を管理する気があるかのポイントが重要な気がします。

2/13/2015

コストコとアメックスの契約が来春終了

16年続いたコストコとアメックスの契約が来年3月に終了するとのこと。影響を受けるのはアメリカとプエルトリコの店舗。全部で470店舗もあると知って驚きました。それでもコストコは遠いから不便というアメリカ人もいるのです。

ロイターやニューヨーク・タイムズのネット記事を見ると、この契約解除で、アメックスは、800億ドルのカード利用を失うとか。莫大な金額ですね。カナダではすでに違う企業がコストコ専用カードを発行中。2016年4月からはハワイのコストコでアメックスが使えなくなるので注意しましょう。

まだアメリカでも次のカード取扱いがどうなるかは未定で発表されていません。日本ではどうなるのでしょうか?会費なしアメックスカードが使えなくなると、替りをを見つけなければなりません。そう言えば、アメックスカードの勧誘をコストコで最近見かけなかったかも??

2/11/2015

ブログ初のムービー!

堅苦しくて長い文章が続いているので、気分転換です。

大した動画じゃないですが、iPhone 6で撮ったビデオをちょっと繋いでみました。MacのiMovieで音楽も入れて、ちょっと楽しい感じに仕上がったと思います。どうぞご覧ください。



2本目のムービーを作る機会までブログが続いているかは、怪しいところです。


ハワイ長期滞在ではコンドを買うより借りたほうが良いのか?(4)

ハワイに長期滞在をするためにコンドミニアムを買うべきか借りるべきかということを少しばかり考えてきました。今日はまとめです。

買う方がお得になる条件として上げたものは・・・
  1. 10年後、コンドの価格が上昇している
  2. 同様にレンタルのコストが上昇している
  3. 購入すれば、家賃収入が得られ、将来の生活費をドルで貯められる
  4. または、家賃収入でローンの返済ができる
  5. 10年以上のスパンで見た場合、売却時に購入資金は回収できるはず
  6. 将来自分が使わない時は、原価(管理費+固定資産税)で友人に使って出費を抑えられる
  7. 所有するのは、賃貸専用で10年、自家用で10年の計20年

条件は少なくありませんが、全部無謀な賭けに見えるでしょうか?どれもそんなことは無理と考えるなら購入すべきではありません。私は、なんとかなるんじゃないかという結論に達したわけです。

最後に、コンドの購入は損という結論をだしている場合に、欠けていると思うポイントに触れておきたいと思います。

それは、上の条件にもある時間です。

60歳になって退職し、買ってすぐに使おうと考える人は、せいぜい10年ぐらいのタイムスパンです。その場合は、私も借りた方が安心だと思います。購入したが故に背負わなければならないリスク(価格や為替の変動)を取るのは賢明でないかも知れません。

私が買っても良いと判断したのは、時間を味方にできると思ったからです。
  • ローンを組むことで、いま購入費用を確定
  • (後知恵ですが)税金還付も返済に充当可能
  • 10年の間に物件価格は上昇する
  • 特に、私が購入したタイミングは円安への大きな動きが予想できた
  • 返済に10年かけて、自分で利用するのは10年と考える
  • 20年後なら円ベースでも自分の資金を回収するのは可能

株式投資でも時間はリスク分散についてもっとも大きな要素の一つです。時間を活用することで夢に近づけると考えるなら購入にぐっと近づけると思います。


2/10/2015

ハワイ長期滞在ではコンドを買うより借りる方が良いか?(3)

もし今、30数万ドルの資金が用意できるのであれば、私は、ハワイにコンドを購入すべきだと思います。理由は簡単です。家賃収入が得られて、賃貸に出している限り、アメリカでの税金のことはそれ程心配ありません。管理費や建物の減価償却で利益はあまり出ないからです。それでいて、納税上の利益はなくても、30万ドル程度の物件で多分毎月600ドル前後の収入は得られると思います。

この毎月に収入に手を付けず、10年間、ドルでそのまま貯めておくと将来の滞在費が確保できます。自分が使い終わる20年後には、物件価格が下がっている可能性は極めて低いと考えられるので、少なくとも自分が投入した30万ドルは回収できるのではないでしょうか。20年のスパンでオアフ島の物件が下がっていることがないのは事実です。

ローンが必要な場合は、どうなるでしょうか?

10万ドル頭金を用意して、20万ドルを10年で返すのが購入するパターン。10年後に30万ドルまで用意するのがもう一つの購入パターンです。二つのパターンを比べると、10年後にコンドの価格がどうなっているのかが一番の問題です。普通に考えると価格は上昇しているはずなので、今買える物件が10年後には同じ資金では購入できないと思います。同じ時間をかけて同じような資金を用意するならレンタルしかないというのが現実です。

ローンを組むと利子を支払わなくてはなりません。しかし、家賃収入があるので少なくとも利子分の返済は、それでカバーできます。自分の給与収入や貯金から利子分の返済をしなくても良いわけです。それは、自分の資金が減ることはないという意味です。

為替はどう考えれば良いでしょうか?

このシリーズの一回目では、コンドミニアムの価値に関して為替がどう影響するかを考えました。借りる場合と返済する場合では、為替がどうなるかというと、ローンを借りて繰上返済をする場合は、毎年の為替に応じた負担をすることになります。レンタルの資金を用意する場合は、支出する時に必要な資金を負担することになります。どちらの場合も10年単位の期間です。無責任なようですが、神のみぞ知るということで、為替のことは考えてもどうにもならないのだと思います。

では、為替の問題は忘れるとして、ローンを組んで買う場合は、借りる場合と何が違うのでしょうか?それは、負担するコストの大部分を現時点で確定できるということです。レンタルの場合は、将来の費用がどうなるかまったく分かりません。購入すると、頭金はキャッシュで用意するので現時で決まります。ローン部分は、ドルベースでは確定します。コンドの価格が上がっても、下がっても返済すべきローンの元金は変わりません。これが大きな違いです。10年後の不確実性(レンタルの費用が現時点では分からないこと)を排除できて、ローンの金利負担部分は家賃収入でカバーできるのなら、今買う方がお得という結論になるわけです。

2/08/2015

ハワイ長期滞在ではコンドを買うより借りる方が良いか?(2)

ハワイのコンドミニアムを買うのと借りるのとどっちがお得?ということで、最初に価格変動と為替の問題を考えてみました。

今日は、コストのことを考えてみましょう。

まず、借りる場合です。ピンからキリまでありますが、購入価格30万ドル程度のコンドを考えてみます。
  1. 短期で借りると、月額2,000ドルが最低ラインです。
  2. 所有者の毎月の負担は、管理費600ドル、固定資産税80ドル。

ここで年に2回、90日の滞在をするケースを考えてみます。将来のことは分からないので、現時点での価格で考えます。
  • 借りる場合は、2,000ドルx3ヶ月x2回x120円/ドル=144万円
  • 保有の場合は、(600ドル+80ドル)x12ヶ月x120円/ドル=98万円

これを10年続けると、負担費用は・・・
  • 借りた場合は、1,440万円
  • 保有の場合は、980万円(半分にする方法がある?)

買った方が460万円安くなります。保有すると自分が使っていない間、貸すことができます。その時に、原価で友達に借りてもらえると負担が減ります。つまり月額680ドルで30泊してもらうというのはどうでしょうか?1泊23ドルです。これなら友人に借りてもらえると思うのですが、考え方が甘いでしょうか?実現できると持ち出しは、半分になって490万円になる可能性があります。

損得は別にして、この違いはなんでしょうか?それは、コンドミニアムが財産だということだと思います。お金を貯めて、コンドをレンタルしている限り、商品を続けるしかありません。しかし、コンドを保有していると、それは資産になり、収入を生み出すことができます。その違いが負担金の違いになっているのだと思います。



2/07/2015

ハワイ長期滞在ではコンドを買うより借りる方が良いか?(1)

ハワイの長期滞在について調べると、コンドを借りるべきか買うべきか??というテーマが出てきます。非常に難しい問題ですが、今日は買った方が得になるという条件を考えてみたいと思います。

私はコンドミニアムを買ってしまいました。購入した時点で円安が進むこと、物件の価格が上昇していく前提に考えました。これは短期的には、予想通りになっていますが、この先どうなるかは分かりません。

購入すると損だというのは、お金をかけて購入しても売却する時に価格が下がって元が取れない。年間の維持費がかかるので借りるのと変わりないというものです。それでは、購入しても損をしないという条件はどんなものでしょうか。

まず、価格が下がって損をするということですが、それは本当でしょうか?下のグラフを見てください。1985年から売買された中古コンドミニアムの中央値を示しています。中央値というのは、売買されたコンドミニアムを金額順に並べて、ちょうど真ん中の順位になる価格です。一部の多額で売買されているコンドミニアムの価格の影響を受けず、実際に一番多く売買されている価格の感覚に近い数字と考えられます。データは、ホノルル不動産協会の発表によるものです。



確かに90年代のはじめに購入して2000年に売却するシナリオでは損をしてしまいます。しかし、10年以上保有すると、少なくとも売却価格で損することはなさそうです。90年に購入したコンドを2000年に売却すると損が出ますが、もう後数年待てば、ドルベースでは少なくとも元を取り戻せます。

円ベースではどうなるでしょうか。

1986年はドルが210円から160円への円高が進行しました。そして99年には120円から100円近くまでのドル高となりました。1986年に10万ドルで購入したコンドは、日本円にして2000万円でした。99年には1000万円になってしまったことになります。1億円だったものは、5,000万円。これはちょっと痛いです。買うと損だと信じている人は、このタイミングに当たってしまったわけですね。

これに対して、2000年に12万ドルで買ったコンドは、2010年には30万ドルになっています。2000年のドル円、108円程度で、2010年は、84円でした。日本円に直すと、1,300万円だったコンドが、2,500万円になっています。ほぼ倍というの驚きの結果です。

このことから言えるのは、ドルベースで考えると、時間を味方に付ければ、ハワイのコンドミニアムの価格が落ちる可能性は低くなるということ。為替の影響は、コンドミニアムの価格変動よりも、90年代、2000年代に大きかったことが言えると思います。現在は、80円の円高から50%下落して、120円になりました。この先、さらに円安が進むと考えれば、購入する方が得になる可能性が高くなります。皆さんは、どちらに動くと思いますか?


気になるコンド(10)

このテーマでようやく10本目まで来ました。

正直なところサラリーマンが購入できるレベルのコンド自体あまり多くありません。だから、範囲を絞ると限界が来ます。今日は、手が出せない憧れのコンドです。

Waikiki Shoreというコンドミニアムをご存知でしょうか?

場所は、HHVの住所になっているKalia Roadをワイキキ方面に歩いて行って、フォートデラッシーを超えたところ、ハレクラニの手前にあります。名前を知らなくても、ワイキキビーチで皆さん見ているはずです。



このコンドミニアムのすごいところは、ワイキキビーチに面したユニットが文字通りのオーシャンフロントだということです。ダイヤモンドヘッドから夕日が沈む西の方まで全てが見渡せるという稀な存在です。


宿泊したことはないですが、知人が宿泊しているところにお邪魔した経験はあります。部屋から見える海は、まるで海の上に住んでいるような気分にさせてくれます。そして、ラナイに出て、下を見下ろせば、ワイキキビーチにたくさん人がいて、「こっちは部屋からこの景色を楽しんでいるのだ〜」と優越感を思わず感じてしまいます。

建設は1960年ですから、ワイキキのコンドの中でも古い方だと思いますが、この立地に替わるものはなく、オーシャンフロントのエンドユニットの一つは、2013年に290万ドルで売買が成立しています。

購入するのが無理な場合は、宿泊という手があります。オーシャンフロントではありませんが、スタジオタイプもあるので手頃に泊まれる部屋も見つかるはずです。

キャッスルリゾートは、こちらから
Vacation Rental By Ownerは、こちらから

次回の旅行プランにお役立てください。




2/06/2015

Tax Returnと確定申告の季節

年が明けると、やってきます。Tax Returnと確定申告。アメリカでは利益がないので納税はゼロ。日本では、不動産収入のマイナスで税金の還付があります。きっちりやっておく必要があります。

今年は、修理はなかったし、物件の購入費用もありません。冷蔵庫の購入はありますが、10万円以下で一括処理が可能です。難しいところは昨年経験済みだし、悩むことはなさそうです。実のところ、すでに計算は終えています。問題はないと思うので、郵送で税務署に送ろうかと思っています。

今年初めての方は、「確定申告」のラベルから投稿をご覧になってください。多分助けになると思います。