ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 2月 2019  

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2/28/2019

TaxActの問題を解決

今年は、ハワイコンドのタックスリターンをTaxActで行うことにしました。一通りの作業を終えましたが、最終形が思っているとおりになっていませんでした。TaxActの窓口に質問を送ってみましたが、ナシのツブテ。IRSの資料を読みながら悩んでおりました。

一つは、過去に減価償却を行ったものがこれまでの償却ペースと同様の数字になっていませんでした。これは、割と簡単に解決しました。例えば、個人が行う賃貸の家具は5年償却ですが、初年度に会計士が商業利用の7年を適用していました。結局の所、償却方法は個別に設定できることが判明して、昨年までの申告に合わせることができました。

もう一つは、賃貸収入の赤字を報告するForm8582からメインフォームの1040NRにSpecial Allowanceとして-25,000ドルが出ないようにすることでした。これは、賃貸収入のところでPassive Activityを選択し、更に、Non-Active Participationを選ぶことで解決しました。

自ら行う賃貸ビジネスが、Active Participationになるかというのは、テナントの承認、賃貸条件の決定、改築・修理の費用承認、その他同様の意思決定を行っているかなので、該当するんじゃないかとか疑念が残ります。しかし、Form8582の説明に以下の説明があります。

If you actively participated in a passive rental real estate activity, you may be able to deduct up to $25,000 of loss from the activity from your nonpassive income. 主たるビジネスとして行っていない不動産賃貸に大きく関与していない場合、賃貸以外の収入から25,000ドルまで控除してもよい。

これを裏返せば、Active Participationを外せば、25,000ドルまでの控除をシステムが行わないということになるわけです。フォームを確認すると、1040NRのLine18の賃貸収入がゼロになり、ハワイ州のN-15もすべての項目がゼロになっていました。

申告する数字に問題がなくなり一安心です。週末に見直しして申告書を提出したいと思います。

2/16/2019

自力のタックスリターンにご注意を

ハワイにコンドを購入してから丸6年が過ぎようとしています。日本の確定申告は初めから、アメリカのタックスリターンは3回目から自力でやっています。2月に入って税務申告の作業を行っています。3連休にかなりの作業を行いました。電子申告はまだですが、日本の確定申告作業はほぼ完了です。あとは見直しをして提出するだけです。

米国のタックスリターンは、すんなりと終われるかと思っていましたが、ちょっと勝手が違いました。税制の変更が微妙に影響していて確認が必要なことが出てきました。運良くTaxActの連邦税・州税がそれぞれ5ドルで申告できるというメールが来ていたので、それに乗っかりました。

まず、単純なところでは、会計士が5年で完了できる減価償却を7年にしてしまっていたのですが、自動的に計算される償却額を変更することに戸惑いましたが、なんとか修正ができました。これまで分かった変更点は、以下のとおりです。

  • 昨年は、4,050ドルあった控除(Exemption)がなくなりました。
  • 前年までのUnallowed Lossがある場合は、Alternative Minimum TaxのForm 8582 の添付が必須です。
  • De Minimus Safe Harborの適用の基準が明確になり、私のような大家は利用できなくなりました。しかし、Tax Cuts and Jobs Actという法律により償却資産の一括処理が可能になりました。ですので、状況は変わりません。

今日も作業をして数字の帳尻は合わせました。実際のフォームに出ている数字に関して、TaxActに質問したので、それが解決すれば無事にお勤めが完了します。


2/04/2019

確定申告、タックスリターンを本格的に準備

お久しぶりです。

多少の問題が起きることはありますが、全体的に平穏無事で、ハワイ大家歴は5月が来れば6年を越えます。話題のなさにすっかりブログの更新頻度が最低になっています。一つ考えているのは、アメリカ本土に手持ち資金だけで購入できる一軒家を探すことです。実際にアクションを起こすかは不透明ですが、動きが出てきたらブログで逐一報告したいと思います。

さて、この週末は、とある事情でカミさんの両親宅を訪ねました。土曜日の夜から夜中にかけては、確定申告とタックスリターンの準備を行いました。昨年は、臨時の出費が少なかったのでスプレッドシートにインプットするデータはあまり多くありません。毎年使っているファイルを更新し、為替レートを入れると基本的な作業は完了です。

一応、サラリーマンですから、vlookの関数やピボット程度は使えます。なので、集計は、ピボットの表を更新するだけなのです。減価償却の数字は別のファイルがあって毎年の償却費用は計算済みです。12月にかかった費用が一部、1月のステートメントで届くので、それが揃えば計算が完了します。

アメリカ政府は、政府機関の一部閉鎖でIRSも業務がストップしていたようですが、2018年のフォームと説明書は、pdfでアップされていました。次の週末にはフォームの記入を負えて、月末までには、確定申告もタックスリターンも提出を済ませたいと思います。