今さらですが、ローンはノンリコースではありません。 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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10/23/2013

今さらですが、ローンはノンリコースではありません。

アメリカで不動産を購入しようと考えている人なら、アメリカにはノンリコースローンというのがあるのはご存知だと思います。ノンリコースローンは、購入した物件を放棄した場合、ローンの借手から一切の負債がなくなるというものです。もちろん、ローンの返済をしなければ、クレジットに傷がつきます。

一方で、リコースローンは、物件を放棄しても、ローンの返済は免除されません。放棄した物件を、ローンの貸手である、例えば銀行が売却しても、ローンの返済の他に、売却や法律上のプロセスでかかった費用も売却代金がカバーすることになり、もしそれでも十分でなければ、借手は返済をし続けなければなりません。

私自身、アメリカの住宅ローンは、すべてノンリコースだと思っていたのですが、実はそうではありません。州の法律によって、住宅ローンがノンリコースになるかどうかが、決まるようです。また、投資のために借りたお金やローンの借換は、リコースローンになるそうです。

ということですから、私が購入したコンドミニアムは住居用ではなく、投資用になります。ですから、リコースローンです。モーゲージの契約書には、Non-recourseという言葉は一切なく、契約不履行になった場合の費用負担も上に書いたように規定されています。

しかしながら、コンド購入のローンが、ノンリコースか否かと言う問題は、あまり大きな問題ではありません。なぜなら、すでに35%の頭金を支払っているわけで、今すぐ、ローンが払えなくなる可能性はほとんどありません。これから先、万一のことが起きた時には、ローンの元本はさらに減っています。ですから、ローンを支払い続けることが出来なくなれば、売却を考えるでしょう。そうすれば、いくらかは取り戻せると思います。

唯一、ノンリコースであればと思うケースは、物件の価格が半分になってしまうような時でしょう。物件の価格が半分になると、ローン残高と売却の諸費用をカバーするのは難しいかも知れません。ローンが払えなくなって、物件を諦めれば、すべての負債がなくなれば良いかも知れません。と簡単に書きましたが、実際に、所有を諦めても、負債の帳消しが簡単に認められることはないはずですから、しっかり返済していくことが重要ですね。

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