ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 2017  

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12/17/2017

一年が終わるとタックスリターンの季節です。

12月も後半に差し掛かってきました。今年も一年を無事に終えられそうで、それ自体がとてもありがたいことだと思います。昨年は、テナントが3か月いなかったり、そもそもその期間に修繕を行う必要があり、そのための出費が嵩んだりもしました。ところが今年は、同じテナンが来春までは継続となり、家賃の収入は見込みに対して100%でした。特に大きな出費もありませんでした。

問題なく一年を締めくくれそうなのは、最高なのですが、年が明けると、タックスリターンの作業が始まります。作業自体は、タックスリターンも確定申告も大きな違いがありません。でも、心理的な負担はタックスリターンの方が大きいのです。

それはどうしてかというと、日本の確定申告は、基本的な部分は、給与収入に対して作業が済んでいます。ベースのところは申告が終わっているので、雑費の計算、コンドの賃貸損益、減価償却の追加を行えば、完了します。もちろん、法律等の変更がないかの確認は行いますが、作業は、計算の世界です。

ところが、一方で、タックスリターンは、例えば、基礎控除の金額はいくらなのか?というところから確認が必要です。確定申告は、一つの税務署に申告すれば、国税も住民税も完了します。アメリカは、連邦税と州税のルールもフォームも違っていて、気を遣うことになります。年末年始の間に家の用事を済ませなくてはなりませんが、費用の集計作業は終えたいと思っています。

11/12/2017

ハワイハレリアルティのWEBセミナー

いつもお世話になっているハワイハレリアルティのクリスさんとリカさんが、ハワイでの不動産購入についてのウェブセミナーをyoutubeで公開しています。ぜひご覧になってみてください。

第一回目「ハワイの不動産を買う目的」


第二回目「ハワイの不動産をローンで買う」




11/03/2017

契約の更新

ハワイにいる間にハワイアレリアルティのリカさんから聞いたのですが、マルコポーロの火事からスプリンクラーに対する意識が強まっているそうです。その結果、新しくできたカカアコのコンドに流れている層がいるとのことです。ワイキキに古いコンドを持っているオーナーにとってはバッドニュースです。とは言っても為す術がありません。粛々とこれまでのことを続けていくだけです。

昨年新たなテナントさんが入居して一年が来ます。ということは、契約の更新をどうするかという問題が出てきます。それで、結果としては、半年の更新となりました。半年は一応、長期の契約です。諸々の状況があっての結果ですが、まず、テナントが少しでも長く契約してくれるのはプラス。それに、半年経てば、春以降が更新のタイミングになります。人の動きが出るの季節と同期できるのも好都合です。

まずは、契約延長で一安心です。

旅行のネタは引き続きアップしています。上のメニューバーにある「ハワイを楽しむブログ」をクリックしてご覧ください。

10/28/2017

セントラルパシフィックバンクの口座に妻を追加

以前に書いた通り、ハワイ滞在中に銀行に立ち寄りました。目的は、銀行口座の名義人に妻を加えることです。当分死ぬつもりはありませんが、万一の事があった場合、銀行のお金を動かすことができなくなります。共同名義にしておけば、その心配はなくなります。

セントラルパシフィックバンクのワイキキ支店は、DFSの通り一本東側にあります。名前を書いて順番を待ちます。係の人は日本語で対応してくれます。パスポートが必要ですが、申込用紙に住所と名前を書いて、確かサイン。また、外国人の利子に対する非課税を申告するW-8BENというフォームにサインして提出します。

ところで、このW-8BENは3年毎に提出する必要があるのですが、2回目を出していなかったと言われたのです。ハワイに行くチャンスがなければ郵送されてくるそうです。「今後は気を付けてください」と言われたのですが、私は、確か過去2年、別件で他の支店ですが立ち寄っています。それに税金関係のフォームについて話したので、その時に対応できたはずなのです。

妻を名義人に加える手続きは、15分ぐらいで済んだと思います。希望すればデビットカードを作ることができますが、使わないから必要ありません。共同名義にすることはずっと考えていたのですが、このところ妻と一緒にハワイへ行く機会がなく宙に浮いていました。手付かずになっていた夏休みの宿題が終わった感じです。

現在、旅行ネタを「ハワイを楽しむブログ」でアップしていますので、ぜひそちらもご覧ください。


9/25/2017

9/14/2017

次のハワイ行きでやることが一つ。

ハワイのコンドを買ったのは、ハワイを生活を一部にしたいからで、これからも末永く行きてくのですが、万一のことを考えておくのは、生命保険に入るのと同じです。

コンドの所有権に関しては、トラストを設定したので心配は無用です。ノーケアになっているのは、銀行口座なのです。我が家にとっては意味のある額とは言っても、相続の問題が絡むというには小額過ぎます。ならば、その心配がないようにしておくのが一番です。

方法は簡単で、銀行口座を妻と私の共同名義にするだけです。多分、紙を書いて、サインするだけで済むと思います。アメリカの銀行の共同口座に入っている預金は、相続税の対象外との判決がでているので、そういう意味でも話題になっているようです。

事が済んだら、結果はご報告します。

9/13/2017

ブログと同じタイトルの本を出しました。

ワイキキでのコンド購入から5年目に入り、書いてきたことが嘘じゃなかったと客観的に言えるかなと考えたので、ブログのコンテンツをまとめてアマゾンから本を出しました。

ブログを読んでいただいている皆さんにとっては、新しい情報はありませんが、購入から最初の賃貸に至るまでの部分は手元の参考資料にできるのが便利だとだと思います。構成や分かりやすさの問題で、加筆修正はしています。

コンドを実際に買ってみようと思っていらっしゃる方は、ご覧になってみてください

『キンドルUnlimitedの対象で、オーナーズライブラリに入っているためプライム会員でキンドルを持っている方は、無料で読んでいただけます。』

9/08/2017

火災のあったマルコポーロの現在の様子

カリアタワーに滞在している友人が送ってきてくれたマルコポーロのフォトです。マウンテンビューサイドからはっきりと見えます。ニュースで見ていた映像は、現場のものでしたから、まわりの景色と一緒に見ると、厳しさが伝わってきます。



こちらは寄りの絵です。



こちらは以前に撮ったものです。中央の建物の後ろに位置しています。




9/02/2017

バスタブの排水に不具合が・・・

先週、ハワイから久し振りに臨時の連絡がありました。

しばらくの間、不具合が起きていなかったので、ついに来たかという感じです。メールを開けてみると、テナントからの報告で、バスタブの排水が止まってしまって水が抜けないとのことです。

基本的には、初期対応はお任せですから、水道工事の業者を手配して待っているとのことでした。午前中にメールを確認したので、確認の返信だけしておきました。

結局のところ、バスタブの側面の金具を外して、パイプを確認するとヘドロのようなものが詰まっていたとのことでした。助かるのは、ハワイハレのクリスさんが問題を解決してくれたことです。結局、業者の手配はキャンセル。管理業務の時間分だけの費用で済むことになりました。

比較できる情報は持っていませんが、古いコンドの割に問題は少ないのではないかと思っています。細かいことは他にもありますが、これまで起きたのは・・・

 冷蔵庫の交換
 蛇口とバスルームのキャビネットを交換
 ディスポーザーの交換
 エアコンの交換 
 カーテンレールを交換

致命的なことはないですね。

8/11/2017

オアフ中古コンドの7月売買中央値が42.5万ドル

オアフ島の中古コンドの価格がはまだ上がっています。

ホノルル不動産協会の発表によると7月の中央値は、425,000ドルでした。40万ドル台が定着しそうです。中央値というのは、取引されたコンドを金額が高い順に並べていって、ちょうど真ん中の順位にあるものです。

平均の金額だと、例えば、400万ドルのコンドがいくつも売れると、それだけで平均が上昇してしまいます。中央値は、極端に大きな(または、小さな)数字やデータの一極集中の影響を受けにくくなります。売買が成立した物件の価格が同じような分布になるとは限らないので、不動産の価格の真ん中の値を知りたい場合は、中央値の方があっているということだと思います。

さて、7月の中央値、42.5万ドルで、どんなコンドが買えるのでしょうか。

実際に、41.5万ドルから43.5万ドルまでの土地所有権付きの物件を調べてみました。

出てきたのは、全部で7件でした。馴染みのあるところでは、Chateau WaikikiやFour Paddleがありました。広さは、500平方フィートの後半以上で、2ベッドルームも含まれています。階数は、一番上で8階。抜けのある眺望を期待するのは難しそうです。

中央銀行の金融緩和政策は、インフレ復活には効き目がなかったですが、資産バブルを生み出しました。これが弾けるのかどうかは分かりませんが、未来永劫、価格が上がり続けることはありません。コンドを買おうと思っている人は、待つ方が賢明かも知れません。それと、自分がハワイにコンドを買いたいと思った時に、マーケットは不利な状況にある可能性があります。ということは、定年に向けて準備したい人は、早めに行動を起こすことが重要と言えそうです。

8/08/2017

マルコポーロの火事のその後

アラワイの北側に位置するマルコポーロで起きた家事のその後を調べてみました。

26階で起きた火事の原因はまだ特定されていませんが、キッチンが火元ではないこと、また、故意に火を付けた可能性は排除されたとのことです。コンド自体は、568ユニットあり、火や熱、煙で被害を受けたのが80戸です。そのうち、30戸は完全に消失し、何も残っていません。また、130戸が消火の水によって被害を受けていると報道されています。

驚くのは、被害額です。建物の内部、外観、個人の持ち物を含めて、100億円を超えると推測されています。また、部屋に被害を受けた人がコンドに戻るには、1年から1年半の時間がかかるとのことです。2ベッドルームで50−60万ドルするようなコンドミニアムが一瞬にして使い物にならなくなってしまう現実に戸惑います。

購入したコンドの管理組合がどのような話をするかは分かりませんが、スプリンクラーの設置は前向きに考えたいと思います。その間の賃貸がどうなるかが非常に気になるところですが、具体的な情報が出てきたらご紹介したいと思います。

7/19/2017

コンドに消火器を設置します。

マルコポーロの火災はなかなか衝撃的でした。資産の価値があっと言う間に減ってしまうという現実を見たわけですから、改めてリスクを感じざるを得ませんでした。確率は高くない。しかし、万一が起きた時は深刻です。

ホノルル市長は75フィート(22.5メートル)を超える建物にスプリンクラーを取り付ける法律を作る意向を示しています。とりあえずは、5,000ドルの支出は覚悟しておきますが、その間の賃貸がどうなるかが心配です。

古い建物のスプリンクラーが完全に義務化されるか、管理組合に決定が委ねられるか、未知数です。ジタバタしても仕方がないので、先のことは置いておいて、まずは、目の前の対応をすることにしました。

賃貸の部屋に、消火器を置いてもらうようハワイハレリアルティに連絡しました。消化器は大した金額ではないので、これ一本で大きな損害を免れられるのであれば、安い買い物です。賃貸を行っている大家の皆さん、ぜひ設置をお願いします。少しでもリスクが減らせると尚良しです。

7/17/2017

ハワイの高層コンドで起きた火事

モイリイリにあるマルコポーロというコンドで火災が発生しました。APのレポートでは内部の様子が映し出されています。


このコンドミニアムは、アラワイ運河のすぐ北側に建っているコンドです。売り出されているものは30万ドルぐらいからありますが、高層でワイキキと海が見えるユニットは、60万ドルに達し、決して安い物件ではありません。

今回の火災では、まず、ハワイの古いコンドミニアムにはスプリンクラーが設置されていないと再認識しました。どうしても費用負担の問題があるため、法律で義務化するまではできないでいるというのが現実のようです。

調べてみると、スプリンクラーの設置費用は、1平方フィートで10ドルという数字がありました。500平方フィートなら5,000ドルが負担になります。また、コスト負担だけでなく、天井や壁に穴を開ける工事が必要になるため、その間住めなくなるという問題が生じます。簡単に解決できる問題ではないのが頭の痛いところです。

火災が起きた場合は、建物の自体は共用部分になるので、コンドのHOAが掛けている保険でカバーされるようです。保険でカバーできなかったら、残りは、自分の部屋に損害があってもなくても、すべての所有者で負担を分け合うことになります。

そしてビデオに出てきていますが、火災の影響を直接受けなかった上の方の住戸でも煙で真っ黒になっていることが分かりました。物が燃える時にでる灰やすすは黒くするだけでなく、臭いも強烈です。ベッドやその他の家具、衣類などはまったく使えない状態に違いないと想像します。自分の部屋の内装やダメになった物は、所有者自ら対応するしかありません。思わぬところで、保険の価値を思い知った気分です。

7/08/2017

ハワイ GETをオンラインで納税する方法

ハワイの税務局がウェブサイトを新しくしてから、申告期間がデフォルトの6か月になったため今年の上期のGETの支払いを行いました。

かなり前からやろうと思いながら、公開していませんでしたが。ログインした後の画面を記録してGETをオンラインで納税する説明を書き込みました。最初のフォトをクリックしてスライド方式で見ていくと納税の仕方が分かります。

GETの支払いをエージェントに依頼していて興味のある方は参考にしてチャレンジしてみるのは如何でしょうか。


7/05/2017

ブログを整理、3本建てで展開します。

ワイキキにコンドを購入してから4年が過ぎて、「ハワイ、ワイキキにコンドミニアムを買う!」のブログをその間続けてきました。最近は、コンドに関する新しい動きがなく、ブログの更新もその分落ち着いています。

これまでは、このブログで、コンドミニアムとタイムシェア、それにハワイの話題を投稿してきましたが、投稿の内容、頻度、それに、ブログタイトルを考えると、バランスが悪くなってきていることが気になっていました。

このブログは、このまま続けていくと、投稿が千本を超えるところまで来ています。なので、そのまま続けようかと思いました。ですが、やはり、情報提供という観点からは親切さに欠けるわけで、ブログを分割することにしました。

「ハワイ、ワイキキにコンドミニアムを買う!」では、コンドミニアムに関連する話題を投稿していきます。

「タイムシェアを買うならリセール」を立ち上げて、しばらく経ちますが、デザインを変更しました。こちらは時間に関係なく、普遍的なことをタイムシェアについて書いていきたいと思います。

「ハワイで(というのは主にオアフのことですが)楽しく過ごすために役立つ情報をお届けします。」と長いタイトルを付けたブログはまだ全然投稿がありませんが、ハワイ旅行、ハワイ情報、タイムシェアなどの情報やダイアリー的な内容をお届けします。

ブログは3つに分かれますが、ナビゲーションバーにあるリンクから行ったり来たりが可能です。どちらのブログもよろしくお願いします。

7/02/2017

ワイキキ・コンドの手頃な物件はどのように変化しているか?

このブログは、ローンを使ってなんとかハワイ、ワイキキにあるコンドを手に入れようということでスタートしました。私が購入したのは、2013年。黒田バズーカの一発目が発射されたタイミングでした。それから、円安傾向に向かい、ハワイの不動産価格も上昇しました。丸4年の月日が過ぎたなかで、今のマーケットがどうなっているかを実際の販売実績から確認してみました。

28万ドルから40万ドルの1BR、フィーシンプル物件。
各年とも1-6月のデータ。

表に示した数字は、oahure.comにあるデータをまとめたものです。このサイトはホノルル不動産協会からデータを取っています。100%はカバーしていませんが、マーケットの実態を十分示していると言えます。2017年はまだ6月までしかないので、2013年から2016年も1-6月の数字を使っています。

まず、販売件数です。過去5年で上下していますが、傾向としては、この価格帯の物件が少なくなっていると言えます。お世話になっているハワイハレリアルティのリカさんによると、50万ドル台の物件の動きが活発とのことです。

売値平均は、実際に売れた価格の平均値です。2013年から比べると平均価格は7%の値上りです。対売出値は、最初の売出価格と実際の売買価格を比べたものです。2017年の上期は、売出価格に対して1.8%しか下がっておらず、セラーマーケットの状況が明確です。

価格帯を指定した統計のため売買価格は、簡単に大きく動かないように思いますが、確実に値上りの影響が出ています。2013年には、33万ドルあれば、平均的な物件が購入できたわけですが、2017年では、35.5万ドルが必要です。2.5万ドルもプラスしてお金がかかります。

それも、2013年では、14階にある物件が入手できたのですが、今年は10階になりました。駐車場のスペースも下降傾向にあるため、駐車場付きの物件が減っていることになります。さらに、2017年の上期は、売れた40件に対して、7日以内に売買が成立した物件が8件となりました。

さて、以上のことから推察できることをまとめたいと思います。

  • まず、売買価格が35万ドルを超えているので、4年前から比べるとハードルが上がっています。値上りの7%と円安の20%分を合わせると、キャッシュですべて賄おうとすると日本円ベースでは、3割増しの出費になります。4000万円で変えたものが、5200万円になっているということです。
  • また、4年間の動きでいうと、価格が上昇すると同時に、階が下がり、駐車場付きの確率が下がるという、買手にとっては不利な方向に動いています。
  • 平均の売買価格が上がり、同時に物件の内容が悪くなっているということは、4年前に30万ドル前半で買えたものが今では35万ドルないと買えないことを意味しています。ビューのある1ベッドルームコンドを買うには、40万ドル近い予算を考えておく必要がありそうです。
  • 物件の数が少なくなっており、価格交渉の余地がなく、魅力のある物件は1週間以内に即決しなければ入手できないと言えます。

アメリカのバブルは続いていますが、本当に景気が良くて株式市場が賑わっているのではありません。7年を超える景気拡大は異常と考えられるため、クラッシュが起きる可能性は高いと見られています。ハワイの不動産マーケットは強気ですが、このタイミングでコンドを買うのは非常に難しいかも知れません。どこかのタイミングで起きる調整後に動けるよう準備しておくのが賢明ではないでしょうか。


6/18/2017

テラスハウスのハワイのハウス。

自動録画で勝手にレコーダに残っているテラスハウスというテレビ番組。現在はハワイで展開中です。日本で一時期、一世を風靡し、今ではNetflixで放送されています。それも、Netflixのなかでは最初の日本発のオリジナル番組として、世界190カ国で配信というのがビックリです。

テラスハウスと言えば、一軒家で共同生活する設定ですから、ハワイにもその家があります。家の場所はすでに特定されていて、家賃が160万円などと書かれています。本当のところを検証したいと思います。

まずは、物件についての簡単な説明です。

  • 最初に家が建ったのは、1974年でしたが、94年に現在の建物になっています。
  • ワイキキの中心から車で20分の距離
  • 4ベッドルームで4.5バスルーム。0.5バスルームはシャワーだけです。
  • 延床面積は、450平方メートル。テニスコート約2面分。
  • プールあり、住居内エレベータあり、2階に広いラナイあり
  • 海、カハラエリア、ダイヤモンドヘッドの後方が眺め

固定資産税のベースとなる現在の家の評価額は、約240万ドルで、2015年にオーナーになった人は、225万ドルで購入しています。いま買おうとすると、評価額よりは高い金額なるに違いありません。

さて、家賃を調べると、まず、14,000ドルという数字が出てきます。これは、実際にレンタルの登録として出ている数字なので本当なのだと思います。なので、月の家賃が160万円と言われているのですが、それはそのまま信じてはいけません。

まず、14,000ドルというのは、最低30日という短期のレンタルを意図したものであることです。貸し出す期間が短ければ、空室となる日があるので、その分家賃を高くする必要があるわけです。

不動産サイトのZillowをみると、レンタル費用は、8,000ドルよりやや下の予想額になっています。近隣のレンタルを見ると件数が限られているため、直接的な皮革はできませんが、通常の1年契約で考えると、7,000‐8,000ドルもしくは、それより少し下が妥当だと思います。なので、1年契約で借りるなら日本円で月80万円というのあたりです。まぁ、家賃160万円が80万円になっても、縁のない世界であることは間違いありません。残念ながら。


アマゾンがホールフーズを買収

ハワイネタとは直接関係ないのですが、アマゾンがホールフーズを買収しました。取引額は、1兆5千億円で、アマゾンはキャッシュで支払うとのことです。

アマゾンがリアルビジネスに本格的に参入してきてスーパー業界の競争が激しくなっていきますね。でも、それ以上に気になるのが、ホールフーズというブランドをアマゾンがどうするつもりなのかです。アラモアナセンター近くにオープンするホールフーズの新店舗を期待を持って待っているなかで、実はアマゾンという名前のスーパーになってしまったら残念ですよね。

幸いなことにホールフーズの発表では、新しい経営体制でもホールフーズのブランドが継続されるとのことです。ホールフーズは名のしれたブランドですが、年間の売上は50億ドル程度。ウォルマートは、10倍近く売っているので、状況的には、ホールフーズはどこかに買収される状況にあったようです。

難しい話はさておき、アマゾンが経営に参画することによって、店のシステムや改善されたり、ウェブ販売との協業で日用品が安くなったりすることは大歓迎です。一方でホールフーズの店の雰囲気や品揃えは、変えないで欲しいと思います。


6/14/2017

HGVCグランドアイランダーのクラブ予約には注意を

今年の3月にオープンしたヒルトンハワイアンビレッジの新しいタイムシェア、グランドアイランダー。もちろん私は未体験です。

しかし、オープンからしばらく時間が経ち、ホテルウェブサイトなどでのレビューやブログの投稿が情報として出ています。いろいろ読んでみましたが、いちばん重要なポイントは、オーナーでないと部屋の景色に失望する可能性があるということです。

どのカテゴリーの部屋を予約するかにもよりますが、ラグーンタワーやカリアタワーの経験に基づいて、ガーデンビューやその他のポイント数が少ないカテゴリーの部屋の満足度を期待すると痛い目にあいそうです。チェックインの時に、眺望が悪いことを説明されたという書き込みがありましたが、これまでのラグーン、カリア、ワイキキアンでは聞いたことがないので、HGVCは相当意識しているのだと思います。

確かに、グランドアイランダーの隣には、建物があります。ダイヤモンドヘッド側の低層階に当ると目の前にそれが見えることになります。検索するとフォトが出てくるので探してみてください。




オープン当初の混乱もあるのでしょうが、エレベータに対する不満を見かけました。カードを使ってエレベータを呼ぶので、自分の部屋があるフロアにしか行けないシステムのようです。問題は、同じフロアに行く人が大勢いて乗れなくなかった場合は、再度エレベータを呼ぶのですが、すでに待っている人の後の順番になってしまって、時間がかかってしまうようです。

物は試しで宿泊する機会を狙っていましたが、ちょっとしばらくは様子見を続けます。ポイントをたくさん持っているオーナーがラグーンとカリアに流れてこないことを祈るばかりです。

6/10/2017

弥生会計の白色申告オンラインに登録

昨年の確定申告はすでに完了し、特に心配事もないのですが、何とか楽ができなかとか、より正確に処理できないかという思いはあります。

以前にFreeeというクラウド式のオンライン会計システムがあることを知りました。無料で試してみることができるとあるのですが、白色申告でも無料期間は期限付きで月額980円(しかも税抜き表示)がかかるのです。エクセルでできることを年間1万2千円以上かけてやるのはバカバカしいので、申込みはしませんでした。

会社の昼休みに税金のことを調べていて、偶然、弥生会計のウェブサイトに辿り着きました。やよい会計はソフトウェアしか売っていないのかと思っていたら、それは単なる思い込みなのですね。オンラインサービスもありました。

しかも、です。

やよいの白色申告オンラインは、初期費用・月額費用0円です。素晴らしいじゃないですか。青色申告にならない限り、無料なのです。リンク先の記事にあるとおり、赤字である限り、青色申告は無意味で必要ありません。

ということで、登録してみました。アメリカのタックスリターンをするために、エクセルシートの作成は必要なので、個別の入力が二度手間になってしまうのですが、正確な申告書が作成できるのはメリットです。とりあえずやよいの白色申告を試してみます。感想はそのうち書きたいと思います。


5/28/2017

ハワイのコストコで使えるクレジットカード

今日、土曜日は、コストコに買物に行って来ました。購入したものは、ほとんど食品でしたが、何年かぶりに子どもが一緒で、BoseのSoundLink Mini Bluetooth Speakerをゲット。小さいのによく鳴るスピーカーでした。

と、いきなり話が反れてしまいました。

Costcoがアメリカンイキスプレスとの契約を打ち切って、VISAに乗り換えてしばらく経ちました。なんとコストコのVISAカードは、200万枚の発行になったそうです。最近のハワイはお独りさまのためコストコに行く機会はありませんが、いざという時のために使えるクレジットカードは気になっていました。

改めてルールを調べると・・・

Costco accepts all Visa cards, as well as Costco credit cards, cash, checks, debit/ATM, EBT and Costco Cash Cards. Photo identification and approval by a supervisor or manager may be required. Cash, checks and EBT are not accepted at Costco.com, Costco Gas Stations or Costco Car Washes.

すべてのVISAカードを受け付けると書いてあります。マスターカード、JCBはダメですね。Costco VISAカードでなくて良いわけです。フォト付きのIDが必要になるかもということですから、いつものとおりパスポートを持っておくのが安心です。

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(2017年11月26日追記)
日本のコストコでは、オリコから「コストコグローバルカード」が発行され、アメックスの利用が2018年1月末までとなりました。注意点を書きましたので、こちらからどうぞ

5/13/2017

ハワイコンドを今買うとどうなるかのタラレバ

2013年に購入したハワイコンドを今買うとどうなるのか?ちょっと考えてみました。

所有しているコンドの売買履歴を見ると、物件自体は15%アップとしました。購入時の為替は、1ドル96円でしたが、今は、114円としてみます。金利は、30年固定で4.5%が可能なようです。用意できる資金は、購入した当時と同じ1,250万円とします。

頭金以外に必要だった資金は、14,800ドルでした。これには、購入やローンに関する費用以外にも初期の修理費用、家具の購入費用も含まれています。この費用から出せる頭金を計算して、ローンの支払いを計算すると、月当たり350ドル支払いが高くなります。かなりの増加です。

当時よりは円安になっているので用意できる頭金が少なくなります。ローンを組む場合は、物件によって頭金の割合を指定されます。私の場合は、35%だったので、それで計算すると買える物件は、27万ドルとなり、今のマーケットでは購入するのがかなり難しいという結果です。

逆に頭金を増やして購入した物件と同じレベルのものを今買おうとすると、値上りと円安の影響のため日本円での支出は400万円ほど増えます。更には、当面のリタイア目標である60歳までの時間は、5-6年になっていいますから、半分程度の期間でローンの目指さなければなりません。必要な資金が増えて、時間的なプレッシャも増すと、購入する決断が難しくなることは間違いありません。

自分にとっては都合が良い展開なので、自慢話に見えるのは仕方がないことだと思います。しかし、重要なことはそういうことではありません。まず、「買うぞ、買える」と思った時に行動しないと、二度目のチャンスを期待するのは難しいということだと思います。私の場合も、4年前のタイミングを逸していれば、ここでブログを書いていることはなかったでしょう。

潤沢な資金のある富裕層の方は、何の問題もなく、キャッシュでコンドを買うことが可能です。キャッシュでは買えないけれど頭金は用意できるし、将来的には資金調達ができるかも知れないという人は、時間を味方にすることを真剣に考えるべきです。そのためには10年ぐらいの期間が最低必要だと思います。将来は遺産相続が期待できるかも知れません。また、自宅を売却縮小し、余った資金をハワイのローン返済に充てることも選択肢として成立します。

ハワイにコンドを買いたいと思っても、実際に行動を起こすのは簡単ではありません。だから、諦めるのは簡単です。難しいことは承知で、いろんな可能性を考えてみることをお勧めします。そう意味でもこのブログが少しでも役に立てばと思っています。


5/10/2017

ハワイ大家として5年目に

『ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う』のブログをはじめて4年が過ぎました。と同時に、大家歴が4年を越えて5年目になります。その間、プライベートでは結構危機的なことがあったりもしましたが、今では何とか落ち着きを取り戻しています。

ハワイにコンドミニアムを買ったところで、自分ですぐに使えるはずはなく、全部ローンが返せる保証もなく、大金を不動産として眠らせることになり、むしろ悲惨なことが待っているのではないかと構えていたのですが、大家としての負担はそれほどなかったというのが実感です。

日頃起きる多少のトラブルとハワイにコンドを持っているという気持ちの張り具合は、プラマイゼロ。テナントが居なくなる時が多少の不安と付き合うぐらいで、それでご飯が喉を通らないことはありません。今となっては、借り手は絶対いると経験が教えてくれているので、60歳までちゃんと働けるか?という問題の方が大きな不確定要素だと思っています。

大家としての感想だけを述べても、意味のある情報にならないので、4年間を具体的に振り返ってみました。
  • まず、収支です。現在のところ家賃収入に対して、エージェント手数料、コンド管理費、GET(税金)、ローン返済の定期支出があります。これは毎月100ドルほどの持ち出しになっています。持ち出しは年間1,200ドル程度ということになります。
  • 更に不定期の支出として、冷蔵庫やエアコンの買い替えや水回りの修理が必要になります。平均すると毎年20万円位はかかっています。
  • ならば、全体として、自己資金を追加投入しているかというと、税金の還付があるため、4年でいうと持ち出しはほとんどない状況です。それと、ローンの返済の一部は元金の返済になります。それは、家賃が生み出してくれた純粋な収入です。トータルで見ればマイナスではありません。
  • 4年間で空き家になっていたのは、4か月。そのうち3か月は、2016年のことで、部屋の修理とコンドの修繕が重なって借り手が付きにくい状況でした。

客観的に見て私の状況は恵まれていると思います。一つは、家賃を高めに設定出来ていることがあります。高層階からの山側の景色があることで1ベッドルームとしては、一番高いレベルの家賃です。また、洗濯乾燥機を室内に設置できて、駐車場もあります。管理費には、電気や水道、温水などほとんどの公共料金が含まれています。モーゲージの利率は4.5%で外国人としては史上最低レベル。更には、GETの支払いやタックスリターンを自分で行いコストセーブしています。

コンドの頭金がどの程度用意できるかや、毎月の定期支出の額によって、状況はそれぞれ異なりますが、それでも月に500ドルを持ち出しできる覚悟があれば、経済的には何とかなると推測します。頭金を用意して、毎月の費用負担を考えていれば、ワイキキにコンドを買うことは難しくないし、精神的に苦痛を強いるものではまったくありません。少なくともこの点だけは4年の経験から自信を持って言うことができます。

飛行機で言えば、離陸から水平飛行に移り、自動操縦になっている状況なのだと思います。途中、乱気流があるかも知れませんが、飛び続けることはそれほど難しくはないはずです。問題は、きちんと着陸できるか?最後は親のチカラを借りるなどしてでも、着地に持って行きたいと考えていますが、それまでにはまだ数年あります。時間を味方に何とか頑張ろうと思います。


5/04/2017

ヒルトンハワイアンビレッジ(ホノルル)の駐車料金が有り得ない金額に

ホノルルのヒルトンハワイアンビレッジをタイムシェアで利用するようになって10年以上になります。記憶が正しければ、当時の駐車料金は1日20ドルぐらいでした。1週間宿泊すると140ドル。1ドル80円という財布に優しい状況でしたから、何の躊躇もなくレンタカーをウィーク料金で使っていました。

レンタカーは現地で借りると安くありませんが、日本から予約していくと混み混み料金で300-400ドルぐらいです。駐車料金と合わせても1日70ドル。日本円にして6,000円ほどでした。空港の往復や時間の効率を考えると、コストとしては決して高くありませんでした。

最近の数年は、お独り様ハワイのためレンタカーは高すぎて利用していませんが、直近のヒルトンハワイアンビレッジの駐車料金を知って驚きました。セルフで1日39ドルになっています。レンタカーと併せると一日1万円近い費用です。ドルでも80ドルとなると、バストとタクシー、JCBのピンクラインを多用するするのが絶対お得です。

家族4人子供連れとなるとレンタカーを借りた方が便利とは思いますが、事前に遠出をする日を決めて、レンタカーは1日ずつ借りる方が賢明です。朝レンタカーを借りたらそのまま出かけて、ホテルには帰らないようにすれば、駐車料金を払う必要がありません。カフクやノースショアに行くとか、ワイケレとコオリナに出かけるとか、方法はいろいろあります。これまで以上に計画が重要な気がします。

5/03/2017

ホノルル国際空港がイノウエ空港に改名。更に・・・

ハワイ州の上院議員として長く貢献されたDaniel K. Inouye氏の名前が、ホノルル国際空港の正式名称となりました。ニューヨークの空港をJFKと呼ぶのと同じです。ニュースによると、空港の維持発展のため連邦予算を確保することに尽力し空港との結びつきが強かったということで、功績を称えるために名を残す施設に選ばれたそうです。

イノウエ氏は、民主党の議員を50年近く勤め、晩年は上院議員としては2番目に位の高い上院議長代行でした。アジア系の移民の中ではもっとも高い政治家としての職位に就いたことでも知られています。

関連ニュースを見ていると、ホノルル国際空港の近代化プランという話に遭遇しました。まず、空港の未来図を描いた絵が設計事務所にありました。それに加えて、レンタカーの施設を空港の中に作ることになっていることが分かりました。プランではインターアイランドのターミナルとは反対側に貸出の施設を作ることになっています。

施設の完成は当初よりは遅れているようですが、2019年か2020年には稼働しそうです。新しくなれば、到着後にバスで移動する必要がなくなります。また返却は貸出とは別の場所になりますが、空港に移動するバスは共同運行になるようで、利便性は間違いなく改善されると期待できます。

空港の名前としては、イノウエ空港はちょっと不思議な感じがしますが、日系アメリカ人がハワイの土地で広く認められたことに心から敬意を評したいと思います。

4/30/2017

ホノルルに自転車シェアリングがこの夏登場。

自転車のシェアして利用するプログラムがホノルルで今年の夏から運用が開始されます。プログラムはコミュニティバイクとも呼ばれています。ホームページはこちらです。

街の中に自転車を置くステーションを作り、利用者はお金を払って自転車を利用します。出発地点のステーションで借りた自転車を目的地にあるステーションで返却します。1回のレンタルで利用できるのは30分。グーグルマップで調べてみると、ホノルル動物園からアラモアナセンターまでは、3.5km足らずぐらいの距離で13分と表示されます。ですので自転車があればワイキキからちょっと出かける場所は結構動き回れそうです。

自転車のステーションがあるのは、西はチャイナタウン辺り、東はカピオラニパークとダイヤモンドヘッドの北側です。これをカパフル、サウスキングで結んだエリアに150ヶ所のステーションが設置されます。詳しくは地図を確認してください。

ハワイのプログラムについては、まだ料金が発表されていないようです。参考までに既にあるコミュニティバイクを調べてみました。

サンフランシスコ
 24時間 9ドル
 3日間 22ドル
 1年 88ドル
 1回のレンタルは30分まで追加料金なし
 30-60分になると4ドル追加
 60分を超えると30分毎に7ドル

ポートランド(BIKETOWN)
 1回 2.5ドル
 24時間 12ドル
 1年 144ドル
 24時間レンタルの場合
 1回30分までで合計180分のレンタルが可能
 30分を超えると、1分10セントで10分の延長が可能

ホノルルだともう少し高めになるかも知れませんが、1日15ドルぐらいには収まるのではないでしょうか。3日のパスを買うのはちょっと躊躇しますが、小回りが利く自転車の魅力は十分あります。ワイキキからダウンタウンまでのあいだを少しずつ移動しながらいろんなところに立ち寄って一日を過ごすというプランはありだと思います。

4/26/2017

海外不動産の減価償却を見直し?

ハワイのコンドを購入するということに関して有益な情報がないかといつも探しています。そうした中でちょっと気になる話を見つけました。

昨年の後半に会計検査院が海外不動産の減価償却について意見を出しました。簡単に言うと、築年数が大きい海外不動産を購入して賃貸することで、建物を短期間で償却し、節税している人がいるが、かなり古くなった日本の減価償却期間のルールを海外不動産に適用するのは、合理的ではないのでは?というものです。

詳しく知りたい方は、会計検査院のウェブサイトをご覧ください。

方針自体の見直しが気になるのですが、報告の中に出ていた数字が興味深かったです。検査員は、所得税額の申告納税額が多額となっている麹町税務署など10税務署から証拠書類として提出された平成23年分から25年分までの確定申告書等を調べたとのことです。

  • 国外に建物を所有していた延べ751人が減価償却費を計上していた建物延べ1585件のうち、耐用年数が10年以下の建物で中古と判断される建物、また、耐用年数が10年を超えて中古である旨の記載があった建物は延べ562件。(一人あたり2軒以上を貸し出していることになります。この数字からすると中古購入は少数派になります。)
  • このうち、国外の中古等建物は延べ511件で、減価償却費の合計は39億8650万円、所有者数は延べ337人。(年間の減価償却は、1,200万円近くになります。多分、これを給与所得から減損しているはずです。)
  • 国内に所在する中古等建物は、耐用年数が11年以上となっているものが過半を占めていたのに対し、国外に所在する中古等建物は耐用年数が4年、7年または9年となっているものが多く、とりわけ「4年」となっているものの割合が、国外に所在する中古等建物全体の約半数を占めていた。(償却期間4年が一番多いというのは、節税目的というのがバレバレな感じです。)
  • 減価償却費と賃貸料収入を比較してみると、国内の中古等建物の90.1%が賃貸料収入の半分以下となっていたが、国外の中古等建物については、減価償却費が賃貸料収入を上回っているものが83.2%。これらの中には、賃貸料収入の10倍を超えるものもあり、賃貸料収入を大きく上回る減価償却費が計上されていた。(海外不動産の減価償却による節税効果は大きいということです。)

会計検査院としては、「賃貸料収入を上回る多額の減価償却費を計上している者は、不動産所得に損失が生じ、給与所得等の総合課税に属するほかの所得と損益通算を行うことで、所得金額および所得税額が減少することになる」、また、「将来的に減価償却費を計上できなくなり、不動産所得や所得税額が増加するが、中古等建物を譲渡したり、出国して非居住者になれば、将来的に増加する所得税額の一部を負担しないことになる」という意見を出しています。

減価償却等で給与所得から差し引いている分については、将来において不動産を売却した際に税金を納めることになると私は考えていますが、国の考え方は、海外不動産の減価償却は現実に即していないから、その分で所得税を取り逃しているのは改めるべきということのようです。

法律が変わるには、それなりの時間がかかると思いますが、今後は注意していく必要があると思います。


4/18/2017

ワイキキの中古コンド: 現在のマーケット感

コンドを購入してから丸4年が過ぎようとしています。そのため購入に関する投稿は殆どないのですが、購入に関するプロセスは過去の記事を参考にしていただけるとして、マーケットがどのような状況かを久し振りに書いてみたいと思います。

このブログの根底にあるのは、ローンを使ってコンドを買おうというものです。定年してから大金を出費してコンドを買うのは無理があるので、資金が足りない分は、多少なりとも家賃収入で補い、なんとか時間を味方にして、コンドを手に入れようというものです。

ワイキキ中古コンドの現在のマーケットの状況は、販売されている物件は多くなく、全体的に売りに出されるとすぐに買手が付いています。魅力のある物件なら数日で契約がまとまっています。ブログでは30万ドル台のコンドを購入することを趣旨としてきましたが、1ベッドルームの売却物件は以下のような傾向があります。

  • 33万ドルぐらいまでの物件は、眺望がありません。下層の階です。コンドによっては、駐車場もありません。魅力には欠けます。手に届く物件を買うという覚悟を決めて、1,600ドルぐらいの家賃収入で月々の収支が保てるかがポイントだと思います。
  • 35万ドル程度の物件だと、10階前後で眺めが少しありますが、建物が見える確率が高いはずです。悪くはないけれど、良くもない普通の感じだと思います。
  • 38万ドル前後から40万ドルでは、アラワイ運河越しに、マウンテンビューが臨めます。物件によっては少しは海が見える場合もあるt思います。

FRBは金利を上げて、長期金利も上昇し始めていましたが、トランプ政権の不確実な部分が浮き出てきて、モーゲージの金利は、落ち着いているようです。現時点では、大手の銀行が、30年固定ローンで3.6%程度の金利となっているため、外国人が利用する場合は、プラス1%程度で、最低金利のレンジに戻っています。

物件自体の良し悪しを除くと、月々の収支がどうなるかということが一番大きな課題になります。その意味で、低金利というのは非常に有利に働きます。1ベッドルームの賃料は、1,500から2,000ドル程度です。40万ドルに近い物件を買えば、2,000ドル近い収入が得られるはずです。この収入に対して、以下の費用を考えれば概ね大丈夫です。
  1. 不動産会社の管理費: 賃貸料の10%程度(会社による)
  2. コンドの管理費: 500‐700ドル程度 (物件情報に表示)
  3. ローン返済費

1から3までを足した金額がどれだけ家賃収入でカバーできるかが問題です。まずは、購入したいコンドを定めて、家賃収入を想定します。その上で、1と2の管理費を決めて、ローン金利を4.5-5.0%として全体をシミュレーションすれば、必要な頭金がどの程度で、毎月の収支がどうなるかを推測できます。

4/11/2017

驚き!タックスリターンが返送される。

カミさんから「郵便局が連絡してきて、テキサスに送った郵便が配達されずに戻ってきたから、返してもらうことにした」とLINEに突然の書き込み。

私、「マジで?」

帰宅する直前に見たので、帰りの電車はとても不機嫌。4月18日が締め切りでどうするの?もっとも、配達状況を確認していれば、事態を早く認識していたのですが ・・・。

家に帰ると、3月末に出したTax Returnが戻っている。(流石、日本の郵便は優秀。)

確かめると、宛先は間違っていない。何度見直したことか。

Department of the Treasury
Internal Revenue Service
Austin, TX  73301-0215
USA

送り先は、専用のZIPコードなのに、なぜ配達しなかった?USPS。

締切に間に合わず、変なことになると嫌なので、確認するため、まずはネット検索。すると、国際窓口を発見。海外に住んでいる人や国際的な税金の問題を尋ねる連絡先のようですが、締切の問題だから誰でも答えてくれるだろうと、適当に自動音声の選択肢を選んでいくと女性の担当者と繋がりました。

一応状況を説明。
「日本人で、レンタル物件の収入があって、1040NRで申告してます。損失の申告が目的で、支払う税金はないので、指定の住所に送ったら、配達されずに戻ってきたんです。」(もちろん、英語で。)
「締切近づいてますが、今から送ってペナルティはないですよね?他に、必要な申告とかもないですか?」

とすると、答えはシンプル。

"Just resend it." (もう一度送って)

仕方がないので、タックスリターンのフォームをもう一度送ることにしました。カミさんに郵便局に行ってもらうので、理由もなく返送されたのだから無料で送れないかは聞いて欲しいと依頼。手元に戻る前に指示すれば、無料で再度送ってくれるらしいです。

今度は、配達状況を確認します。



4/09/2017

アラモアナのTARGETが10月にオープン予定

アラモアナセンターの旧ノードストロームの場所に、TARGETがオープンすると発表されたのは、確か昨年私がハワイに行く前のことではなかったかと思います。

あれから半年ぐらいが過ぎて、2017年の秋にオープンすると発表されました。

アラモアナセンターのウェブサイトによると、アパレル、ベイビー用品、雑貨、エレクトロニクス、娯楽、ドラッグ・日用品、化粧品、玩具、生鮮、スポーツ用品、等など、ほとんどのカテゴリーをカバーしているようです。ブランド品や専門店、フードランドにTARGETが加わると、ショッピングは、アラモアナで必要十分という状況ができるのではないかと思ってしまう程です。

TARAGETのが発表したデータでは、新しいテポの広さは、139,500スクエアフィート。出店が予定されているTARGETのなかでも店舗面積が結構大きいです。ワイキキにあるノードストロームの広さが、34,000スクエアフィートらしく、これと比較すると広さは4倍以上なのですが、アラモアナのマウカウィングの2階と3階部分で、元々あったノードストロームって、そんなに広かったかな?と頭の中ではクエスチョンマークが灯っています。

テレビ局のKHONのニュースでは、店舗の中にスターバックスが入ることも紹介されています。また、TARGET Mobileの名前があるので、携帯電話の調達も可能になりそうです。SIMカードが売っているとなお良しと思っています。10月にオープンというニュースも出ているので、自分のハワイ訪問と重なることを期待します。


4/02/2017

Transferwiseの為替レートと手数料

前回は、Transferwiseで外国送金した場合のタイミングをメインにまとめてみました。今日は、手数料について報告したいと思います。

住所確認のためのアクティベーションコードを入力したのは、午後8時頃でした。それからしばらく様子を見ていましたが、送金は完了しませんでした。チャットを使ってカスタマーサービスに尋ねてみると、アメリカへの送金は、アメリカでの営業時間中に行われるとのことでした。

最終的にTransferwiseから送金完了のメールが届いた時刻は、翌日の午前3時45分でした。アクティベーションコードを入力した時点では、1ドル110円20銭ぐらいまで下がっていたので、なんとかこのタイミングでと思っていましたが、実際に送金された時刻には、1円ほど円安に戻っており、マーケットでは111円20銭前後となっていました。

Transferwiseの送金情報から実際のレートを確認してみると、0.00900となっています。これは1ドル111円11銭です。手数料が1%なので、実際の為替レートは112円22銭となります。50万円送金すれば、4,455.53ドルの送金となります。手数料は、5,057円です。

まず為替レートは、送金完了のメールが届いたころのマーケットプライスと一致しています。手数料も確かに1%でした。

同様の送金を金融サービスの組み合わせで手数料を安くあげようとするとどうなるかと・・・
  • まず、YJFX!の現受けを使います。上と同じ4,455.53ドルを買えたとします。111円11銭のドル円の買いに495,054円。SMBC信託銀行への送金手数料が1,500円です。
  • SMBC信託銀行からハワイのセントラルパシフィックバンクに送金する手数料は、2,000円(但し前月の口座に100万円が必要。この条件が適用できないと3,500円になります)。
  • セントラルパシフィックバンクに入金する際に、電信送金の入金手数料があります。これが12ドル、約1,300円です。
  • 手数料を合計すると、4,800円となります。

注意点は、YJFX!では、1,000ドル単位でしかドルを買えません。ですから、4,455.53ドル送ろうとすると、5,000ドル分、555,550円が必要になります。こうしてみると5,000ドル程度までなら手数料はほぼ互角と言えます。口座を移す手間を考えるなら、Transferwiseの使い勝手が良いのではないでしょうか。

ハワイでの着金を銀行口座で確認すると、Transferwiseが送金した金額とまったく同じ金額が振り込まれていました。結果として、Transferwiseが提示した手数料以外はまったくかかっていないことが確認できました。また、自分の口座には、Transferwiseの名義で入金されますが、これはアメリカ国内での送金になるためセントラルパシフィックバンクでは入金時の手数料はありません。

自分の口座への振込以外に何かの支払いのために、ハワイの口座からネットバンキングで送金できると便利ですが、日本からは利用が出来ないのです。大家をやっていると、1,000ドルそこそこの金額を送金したい時があるのですが、普通の銀行サービスでは数千円の手数料がかかるのでとてもムダです。そのため、パーソナルチェックを送りますが、郵送するのに700円ぐらいかかって、郵便局に行く必要があります。到着までに1週間かかります。大きな額を送金するにはFXの現受けが使えますが、世の中の大半の人にとってはFXは遠い存在です。日本円を振り込むだけで送金できるTransferwiseのサービスに対するニーズは小さくないと思います。

歴史がある会社ではないので、信用の部分は少し心配が残りますが、利便性と手数料の安さで利用する価値があると思います。


4/01/2017

Transferwiseの外国送金についてのご報告

ハワイのコンドを買って外国送金との関わりができました。これまでやったことは言うと・・・
  1. 三井住友銀行からの窓口からの送金
  2. 住信SBIネット銀行の両替からシティバンクでの送金
  3. FX現受けからシティバンクでの送金
こんなパターンで行ってきました。楽天銀行にも手数料が安いと謳っている外国送金サービスがありますが、使ったことはありません。それと銀行は手数料が安いと言いながら為替レートが悪いケースがあります。使ってみないと本当のことは分かりません。

これまでの経験で手数料を安くする方法は学んできました。しかし、数百ドルとか千ドルぐらいを送金しようとするとどうしても手数料が割高になってしまうという問題がありました。

きっかけは忘れてしまったのですが、Transferwiseというサービスがあることを知りました。「送金なら賢く」というメッセージが伝わってくる社名です。調べてみると、為替レートはマーケットプライス。手数料は送金額の1%になっています。1,000ドル送っても1%の手数料というのは非常に気になります。

そこで、確定申告の還付金を送金する際にTransferwiseを使ってみることにしました。

Transferwiseの仕組みは、外国送金したい人のお金のやり取りを国内で起きるようにするというものです。私が送った円は、日本で円を受けるはずの他の人の口座に入ります。その代わりに、私が受け取るべきドルは、アメリカにいる誰かが日本に送ろうとした人からやってきます。その仲介をTransferwiseが行っています。

銀行にお金はすでにあって、ちょうど円高に振れていたので急遽送金することにしました。

Transferwiseでの登録はすでに行っていましたが、10万円超の送金で住所確認のプロセスが必要でした。時系列に追ってみます。なお、10万円超でなくても2度目からは住所確認を求められます。
  • 木曜日の夜、送金指示を行いました。
    マイナンバーと免許証のスキャンデータを登録
  • 同時に日本円をTransferwiseの口座に振込
  • 10万円以上のため住所確認が必要で、アクティベーションコードが送られることになりました。
  • 金曜日にTransferwiseから日本円の入金確認
  • アクティベーションコードが火曜日に到着(特定記録郵便)
  • 火曜日の夜にアクティベーションコードを入力、送金準備が完了。
  • 水曜日の午前3時45分に送金完了のメールが到着
  • 木曜日に口座入金予定
  • 金曜日に口座入金

今回は住所確認の作業があったので時間がかかりましたが、実際には3日で完全にハワイの口座に入金の状態になりました。外国側での着金日数は保証がないのかも知れませんが、初回の経験からすると十分早いです。銀行以外で両替して、それを銀行に振り込んで、送金という手間と時間を比べるととても楽です。

これからはTransferwiseが送金のメインになる気がします。


3/28/2017

Transferwiseで送金中

確定申告で還付された税金のウン十ウン万円は予定通り銀行口座に振り込まれていました。

家庭の台所事情から考えると手元に置いておきたいところですが、そこは心を鬼にして、このお金はなかったもの、だから手の届かないところに送ってしまう。それで、いざ外国送金の出番です。

FXの現受けを使えば為替手数料を安くすることができます。しかし、最低1万ドル単位で千ドル単位の場合は手数料がやや高くなります。いまこの記事を書いている時点で1万ドルは110万4千円ぐらいです。一回の確定申告でこの金額が還付されるまでの税金は納めていません。とすると、数回分の還付金をまとめることになり、数年単位で送金ということになります。為替変動の観点からすると時間による分散が期待できず、100万円貯まるまで待つという忍耐が必要になります。

また、現受けを利用した場合、FXの会社から日本の国内銀行に移して、さらにアメリカの口座に送るとなると、そのたびに手数料が発生します。5,000ドルを送るのに、8,000円かかると、1ドルあたり1.6円のコストになります。3,000ドルだともっと割高です。1万ドルなら1ドルあたり80銭だから1万ドル以下を送金するのは損した気分になります。

そこで、登場したのがTransferwiseというサービスです。どんなサービスかの紹介は次回に譲りますが、実際のドル円レートで計算して、手数料は送金金額の1%という触れ込みです。本当にコストが安くて便利か否かを知るには、使ってみるしかありません。プロセスとしては、送金するところまで来ています。完了したら、結果を報告させていただきます。

3/24/2017

タックスリターンをアメリカに送付

報告が遅れましたが、今週のはじめにアメリカにタックスリターンを送付しました。

連邦税はテキサスのIRS、州税はハワイの税務局が宛先です。週末に時間がなかったために、会社の帰りに最寄り駅の少し手前で途中下車して、駅から数百メートルのところにある郵便局に立ち寄りました。21時まで開いている局はいつもながらありがたいです。

送付に使うのは、国際eパケットです。値上がりしたEMSより遥かにお得です。EMSは、一番軽い書類でもアメリカには1通2,000円します。気軽に使えない値段になってしまいました。

ハワイ州に提出するフォームには、IRSに提出するフォーム一式を添付するのでその分重くなりますが、テキサスまでが710円で、ハワイまでが635円でした。アメリカには1週間程度で到着します。タックスリターンの締切には十分間に合います。

自力でタックスリターンを行うと、間違いがなかったかなぁと気になります。実際、昨年の申告書を見ていると細かい間違いを見つけました。間違いは大勢に影響がないものだったですから問題なしですが、修正はとても邪魔くさいですからね。とは言いながら、一仕事終えたので、ヤレヤレです。


3/23/2017

今、コンドを売却するとどうなるか。

所有しているハワイのコンドと比較できる売り物件を見つけたことがあります。その物件の売値と比較すると、値上り率は13%程度です。

この数字をもとにコンドを売却したらどうなるかを考えてみます。

売却した時の税金がどうなるかは以前に検討したことがあります。買った価格と今売れそうな価格を比較すると、差額は5万ドルぐらいになります。では、この金額がそのまま利益になるかというと、世の中そんなに甘くありません。

売却する時に、手数料を負担しなければなりません。40万ドルで売れると(実際は、40万ドルで売れませんが、高めに設定して手数料を多めに計算したということです)、6%分の2万4千ドルを手数料で支払うことになります。ただ、この分は、売却費用になるので、利益から差し引くことが可能です。また、毎年の損金が累計で5万ドル以上あります。手数料と売却手数料だけキャピタルゲインの課税がないことが分かりました。

一方で、減価償却してきた分は、Depreciation Recaptureと言って、売却時に課税されます。減価償却の累計は4万ドルぐらいあります。なので、25%を掛けると1万ドルが税金となります。

単純な売却益が5万ドルとして、そこから手数料とDepreciation Recaptureを足した3万4千ドルを差し引くと1万6千ドル。でも利益は、これだけではありません。家賃収入でローンを支払っているので、ローン元金が減っています。年間4,500ドルぐらい減るから累計で2万ドルぐらい減っています。これは利益になります。そうすると利益が3万6千ドルになります。

どんぶり勘定もいいところなので、多分ですが、投資に対して3割ぐらいのリターン?という読みです。でもこれはアメリカに限った話です。日本は毎年の損金を自分の収入と合算しているので、計算のベースが異なります。三井不動産リアルティの説明をリンクしておきますので、ご覧ください。

3/22/2017

「ハワ恋」が終了?

録画のタイトルだけ見ていたのですが、「ハワ恋」が終わってしまうのですね。メンバーが新しくなってそんなに時間は経っておらず、放送時間が少し前に変わったばかりなのdに・・・。

TwellTVは、新しいハワイをテーマにした番組を企画しているのでしょうか?タイムリーな情報が必要な番組ですから、ハワ恋の再放送は意味がないですね。

それにしても「ハワイに恋して」が6年以上続いていたとはちょっと驚きでした。月に2本の番組でしたが、毎回楽しみにしていました。ハワイの空気を感じられる、週に一度の癒やしの時間でした。出演者と制作スタッフの皆さま、お疲れ様でした。新しいハワイ番組を期待しています。

***************

それにしても、ハワ恋の終了は唐突ですよね。
ニュースを見ていたら、てるみくらぶの発券トラブルが起きているとのこと。てるみくらぶは、ハワ恋のスポンサーで、番組ホームページにロゴが出ています。番組終了と今回の騒動が関係ありそうな気がするのですが・・・。

3/21/2017

Konishiki House

これまで何度もテレビに登場している小錦さんの豪邸が紹介されていました。ご本人がいなくてもとんねるずがテレビで使っていたこともありました。場所は、オアフ島の西側です。



地図を載せても問題ありません。実際にレンタルに出ています。

テレビでは、4億円で購入とのことで、レンタルの紹介でも小錦邸となっています。登記上、小錦さんの名前になっていますが、ハワイアンネームでの登録になっているようです。小錦さんは、現在日本人のはずですから、法律上どういう扱いになるのかが気になります。土地区画は二つに分かれていて、合わせて3百万ドル強の評価額です。この現実は、オアフの西側で不動産の値上りを期待するのは、難しいことを示しているのかも知れません。

レンタル情報に、1泊の料金は書いてありません。30万円ぐらいで借りられるのでしょうか。実際の金額が気になります。


3/20/2017

2016タックスリターンの作業完了

下準備を済ませた後、気乗りしていなかったアメリカのタックスリターンの作業をこの3連休中に終わらせるべく作業しました。計算は問題ないのですが、申告フォームを準備するウェブサービスを今回はまったく利用しなかった結果、自分でいろいろと細かい点を確認することになりました。

一通り入力を終えて確認していると、ITINの番号が間違っていたり、数字の記入漏れが合ったりと、同じフォームを幾度か印刷することになり、余計な時間がかかってしまいました。もっとも昼間にプリンタのブラックインクが切れてしまい、買い物に出たのが17時過ぎ、夕食にワインを飲んで睡魔に襲われたものの、テレビを見るためになんとか目を覚まし、まともに作業を始めたのが22時近かったです。今日の作業時間としては、4時間はなかったと思います。

最初の2年は、税理士さんにお願いしましたが、昨年から自力で申告しています。確かに最初は分からないことだらけで、特に初年度は、不動産購入に関する特別なルールを理解していないと自分でタックスリターンをやるのは無理だと思います。しかし、それが過ぎれば、飛行機で言えば自動操縦に移るようなものです。費用の分類を行い、償却の数字を理解し、連邦税と州税の違いを認識すれば、何とかなります。決して特殊な能力が必要なことではありません。

専門家のサービスは便利だし、非常に助かります。特に問題が出てきた時には、素人では太刀打ちできない可能性はあります。それでも、基本的には算数の計算の世界なので、これに500ドル以上のコストをかけるのはもったいない気がします。

申告書は、最後にもう一度見直して、IRSとハワイ州に送ります。

3/18/2017

HGVCマウイ

ヒルトン・グランド・バケーションズがマウイ島にタイムシェアを建設すると発表してから随分時間が過ぎました。モデルルームを作っているところを自分でも確認したのですが、TUGの情報によると予定はまったく決まっていないとのことです。

敷地のフォトは、こちらから確認できます。予定が決まっていないという情報は、投資家向けの説明でのHGVCによるコメントです。ヒルトンはタイムシェア部門を分離独立させたので、公式の情報が出てきますね。今後の進展を期待したいと思います。


3/16/2017

確定申告の還付金のお知らせが到着

ハワイのコンドの賃貸収入に関する申告書を送ったのが2月27日。稼働日ベースで14日で還付金振込のお知らせが届きました。

調べてみると申告書に計算間違いが合った時は、別途連絡がくるそうです。でも、勘違いしてはいけないのは、申告は申告する人がルールに則って計算するものであって、税務署が申告を受け取って、還付金が振り込まれたからと言って、税務署は、中身を100パーセント承認していないということです。

税務調査が入った時に間違いが見つかったり、認められない項目を経費処理をしていれば、その修正を行わなければなりません。だから、記録や領収書をきちんと揃えて保管しておくことが必須なのです。

還付金の振込手続き開始は3月15日で、4-5日かかると注意書きがありました。来週には銀行口座に送金されそうです。

3/13/2017

米国納税者番号の失効にご注意ください。

タックスリターンについて確認していると、納税者番号(ITIN)で失効するものがあるという情報がありました。実際、IRSはルールの変更を行っています。

税理士がタックスリターンを準備されている場合は、問題ないと思いますが、ご注意ください。

いくつかリンクを上げておきます。

http://www.us-lighthouse.com/work/tax-accounting/itin.html
http://blogs.yahoo.co.jp/nevadatax/63133822.html
https://www.irs.gov/individuals/individual-taxpayer-identification-number-itin

IRSのメモによるとITINの有効期限は以下の通りです。

2008年より前に発行 2017年1月1日まで有効
2008年発行 2018年1月1日まで有効
2009年と2010年に発行 2019年1月1日まで有効
2011年と2012年に発行 2020年1月1日まで有効

3/09/2017

Alternative Minimum Taxのまとめ

今年のタックスリターンのために、Alternative Minimum Taxに関して真剣に確認しました。昨年の申告もちゃんとやりましたが、1年経って記憶がいまいち明確でなかったので、再度スタディしました。

Alternative Minimum Taxは、金持ちが優遇税制や控除を使って、税逃れをさせないためのシステムです。ですので、通常の申告で行った計算から、控除や優遇をなくして再度計算をします。

きちんと確認するためにAlternative Minimum Taxに使うForm 6251を最初から作業していきました。Part Iは、Alternative Minimum Taxable Incomeと言って、AMTの対象となる収入を改めて計算するプロセスです。

Part Iには、医療控除などハワイで大家をやっているだけでは全く関係がないものもあります。関係しそうなものは、以下のとおりです。

まず、Line 9 Depletion (difference between regular tax and AMT)。減価償却と気になる言葉ですが、不動産賃貸に関わるアイテムは含みません。外国人大家は関係がない項目と言えます。

Line 10 Net operating loss deduction from Form 1040 Line 21.  Enter as a positive amount.  事業で発生した損失で、1040NRの場合は、Line 21を使えとありますが、ゼロです。

Line 11 Alternative tax net operating loss deduction 分かりにくい項目だったので色々調べました。後述します。

Line 19 Passive Activities (difference between AMT and regular tax gain or loss) これが不動産賃貸に関わる項目です。初年度の減価償却の割増をなくしたり優遇措置のない減価償却方法に変更して、いわば一番不利な方式で費用を算出し、損益を計算し直します。

全部で27項目ありますが、ハワイの大家が考慮すべきものは以上のものです。

さて、Line 11に戻ります。

Alternative tax net operating loss deductionに関しては、Form 6251の説明書を読んだだけでは理解できなかったので、US Commercial Code (米国統一商法典)まで遡りました。 Section 56 Adjustment in computing alternative taxable incomeに説明があります。

(d) Alternative tax net operating loss deduction defined
(1) In general For purposes of subsection (a)(4), the term “alternative tax net operating loss deduction” means the net operating loss deduction allowable for the taxable year under section 172, except that—

Alternative tax operating loss deductionの意味するところは、課税を行う年に許される section 172 に規定された、net operating deduction で、以下のものを除くものである。要は Line 10で求められている Net operating loss deductionからAMTを計算するために控除できないものを除いた数字ということになります。上で確認したとおり、Net operating loss deductionとして計上したものはありません。よって、Alternative tax operating loss deductionに記入すべきものはないということになります。

このような式による説明もありました。
ATNOLD = NOL ± Deduction Adjustments – Tax Preferences

ANTNOLDは、Alternative Net Operating Loss Deduction。
NOLは、Net Operating Loss。

ANTNOLDは、NOLに関して控除の調整をして優遇税を外すということです。このことからも、Net Operting Loss Deductionがなければ、ANTNOLDもないということが確認できました。

Alternative Minimum Tax Incomeが計算できたとして、その数字が課税の対象になります。しかし、独身として申告している人のAMTの控除額は、53,900ドルです。万一、Form 6251のPart Iの計算が間違っていたとしても、Passive Activitiesで53,900ドルの調整金額が出てこない限り、AMTで税額が変わることはないと理解できます。

減価償却で特別な方法を取っているのは、家具や電器製品ぐらいです。仮に、ローンの利払い費用がAMTの控除の対象でなかったとしても利払いに5万ドルもあるはずがありません。このことからも、AMTによる税額の変更はなしという結論になります。

AMTによる税額の変更がない場合は、1040NRのLine 43は空白のままで良いと説明がありました。また、Form 6251を添付する必要もありません。

これでAlternative Minimum Taxに関して不安なく申告できるようになりました。一件落着です。


3/05/2017

2016 Tax Returnの作業中です。

日本の確定申告を完了させたので、アメリカのタックスリターンの作業をはじめました。

大雑把に言うと日本円でやったことを米ドルで行うわけですが、フォームが違いえばプロセスも違います。そもそもルールが違うから当然なのですが、それでも、収入と支出は、日本の確定申告の計算と同時にタックスリターン用に項目を分類しているので、ピボットを更新するだけです。ある意味山場は超えていると言えます。

手始めに、計算した収入と支出を昨年提出済みのフォームに手書きで加えながら確認してみました。ひとつ違っていたのは、Form 1040NRの基本的な控除(Line40)の金額(一人世帯)が4,000ドルから4,050ドルになっていたことです。アメリカはインフレがあることが前提だから、控除の金額が増えるということですね。日本のサラリーマンの基礎控除は、何年も変わっておらず、金額が小さくても大きな違いを感じます。

賃貸物件の申告についてまとめているIRSのPublication 527の2016年版をざっと読んでみましたが、特に変更はありませんでした。支出をまとめる次は、減価償却の計算がありますが、De Minimis Safe Harborのお陰でほとんどのものを減価償却せずに済むのでとても気楽なのです。まず、新たな減価償却項目が増えにくいです。作っているファイルは、これから数年分の減価償却金額を計算しており、ファイルの計算式を少し書き換えるだけで作業は完了します。

De Minimis Safe Harborに関しては、2016年から会計方針を文書化していていない普通の個人として適用できる金額が、500ドルから2,500ドルに変更されています。昨年交換したカーテンは1,500ドルぐらいでした。古いカーテンレールの交換がメインで、これは改善ではなく修理だと言えるはずですが、それでもその判断をしなければなりません。それが、Safe Harborのお陰で単純明快に費用として扱えるようになりました。減価償却に関わる微妙な判断をする必要がなく、数年に渡る減価償却の計算もしなくてよい、一気に費用扱いにできるのは、とても素晴らしいことです。

今年、やることがあるとすれば、それは、Alternative Minimum Taxの計算プロセスを正確に理解することです。アメリカのタックスリターンの期限は4月15日で、まだ余裕があります。3月の1週目には連邦税と州税の申告書を完成させて送る予定です。

2/27/2017

本日、確定申告を郵送しました。

確定申告で一番手間がかかる作業は、収入と支出をまとめて円に換算し、項目の分類決めをすることです。エクセルが大して得意なわけではありませんが、ピボットや簡単な関数は使えます。一つのシートに入力すれば計算できるファイルを毎年使いまわせるのでとても楽です。

おまけに国税庁のウェブサイトには、確定申告の書類作成コーナーがあって、順番に数字を入れていけば、提出する書類をすべて作ってくれます。また、昨年のデータを読み込めば、物件などの細かい情報を新たに入力する必要がありません。最後にできたPDFを印刷し、必要な書類を添付すれば完成です。いろんなことが初めてだった最初の年は多分、50時間ぐらい使ったと思いますが、今ではデータの入力を含めても5-6時間程度です。

因みに、添付で必要なものは、源泉徴収票という基本的なもの以外は、FXの損益報告書やふるさと納税の証明書、医療費の明細・領収書というもので、不動産収入に関するものはまったくありません。これらのものは、税務署からのお尋ねがあった時のために全部そろえていますが、添付は必要ないのです。

週末にプリントアウトしたものを妻に頼んで郵送してもらいました。記録郵便でしっかりと送った証明をもらい、到着も確認できるようにしています。ということで、今年も3月15日までに余裕をもって確定申告を完了することができました。次は、アメリカとハワイのタックスリターンです。


2/26/2017

「すしバカ、ハワイへ行く」

2週連続でフジテレビ系列で放送されていた番組です。

「すしバカ、ハワイへ行く」

Forbesのハワイ企画サイトを紹介した際に、リッツ・カールトンレジデンスに出店している「すし匠」が出ていることに触れていました。その裏側で何が起きていたのか、開店に至るまでの産みの苦しみが描かれていました。

初めて外国でビジネスを行い、ハワイ時間の感覚にも悩まされ、開店が4か月も延びて、投資金額が1億8千万円で銀行口座の残高がなくなり、それでも東京に戻らないと決めた勝負。日本からの空輸に頼らず、地産地消を極めるべく、江戸前ならぬ、ハワイ前の寿司を目指すなんて、本当にすしバカです。(ウラヤマシイし、刺激を受けます。)

展開の途中にはハワイ焼酎の浪花も登場。久し振りに見たご主人は、オーラが違って見えました。ハワイすし匠ではオリジナルラベルの浪花を出しているとのこと。私、焼酎は得意分野ではないですが、ちょっと飲んでみたい気になりました。

ひとつ個人的に興味深かったのは、味にうるさい大将がカリフォルニア米に納得したことです。寿司は水分が多くて粘り気のあるお米は不向きです。その点、カリフォルニア米は、どれ程美味しくても日本のお米のように水分は少ないし、粘りもありません。アメリカのことを少しでも知っていれば、想像できることですが、巨匠と言っても海外経験がなければ分からないですよね。何の知識もなく、偏見もない状態で海外に挑む純粋さに唸った次第です。

それにしても、アメリカでもハワイでもお任せ一本というのは有り得ない。カウンターに醤油がないこともロコにとっては勝手が違います。番組でも出ていましたが、そんなことは吹き飛ばして、Honolulu Advertiserの評価では、味、雰囲気、サービスともに最高評価。300ドルのお任せに関する記事は、ブログで読むことができます。コース一品一品のフォトが出ているのでご覧になってみてください。予約が取れない店ですが、一人なら飛び込みでも何とかならないか?お独り様の方は、ぜひトライしてみてください。



2/19/2017

「頼れる!海外資産」を読みました。

久し振りに海外不動産に関する本を読みました。

海外に不動産を持っている意味や実感は、結局のところ買ってみないと、管理してみないと、実際のところは分からないのですが、先駆者の実体験を知ることは非常に価値があると思います。

この本の著者である石原さんは、日本での豊富な不動産賃貸経営をベースに、アメリカに進出していったわけですから、特にこの過程は、これからアメリカに不動産を購入しようと思っている人には参考になると思います。

例えば、どうやって物件を選ぶのかという点では、確認すべきポイントが細かくまとめられています。犯罪事件が起きている傾向や空室率の調べ方などは、インターネットさえあれば情報に辿り着くことはできますが、初めから方法が分かっていれば戸惑うことはありません。

信頼できる管理会社に出会うことは幸運なことだし、自分でやろうとしないとコストや時間の感覚が掴めない。文字を読めば、これに異論を発する人はいないと思いますが、私の限られた経験からも本当にそうだと思います。大家として毎日安心して暮らすにはこれほど重要なことはありません。

決して読み飛ばさずに、分からないことは書き留めて、解答を探しながら、不動産購入に向けて実際のアクションを取っていくと、変な回り道をする確率が少しでも下がると思います。




2/15/2017

やはりトラストは重要と思います。

自動的に録画されていた「こじはるたび」を見ていました。AKBには興味ありませんが、ハワイのどんなことが紹介されるかは知っておきたいのです。

番組のなかでカリスマコーディネーターのマキさんの自宅訪問のシーンがありました。評価額300万ドルの眺めが素晴らしい家にお住まいです。購入時から7倍のキャピタルゲインのようです。それで、今日のポイントは、家のことではなくてトラストのことです。

流石だなと思ったのは、マキさんはトラストを設定しておられました。所有者に万一のことがあった時、相続に時間とコストがかかるのは絶対に避けなければなりません。また、この問題は予防しておけるのですから、放おっておく手はありません。

トラストがないと、相続が終わるまでに2年ぐらいかかって、物件価格が高ければそれだけ弁護士費用が高く付くのです。手間を惜しんだだけで大きなペナルティを払うことになってしまうのと同じです。悪いことは何もしていないのに。人は簡単に死なないようで、ある日突然あの世に召される人はいるわけで、自分がその一人ではないことだけは間違いありません。

残る人のことを考えれば、トラストは絶対に必要です。芸能人の皆さん、次回のハワイでは必ず弁護士と相談されることをお勧めします。もちろん芸能人でない人もトラストはとても重要です。愛する家族のために、トラストです。


2/13/2017

上沼恵美子さんのハワイ別荘

「快傑えみちゃんねる」は関西テレビ制作の番組で視聴できるエリアは限られています。私の住んでいるところは必ずしも放送エリアではないのですが、ケーブルテレビから電波を拾っているので12月の放送が自動録画されていました。

900回放送記念ということで、ハワイの別荘での収録でした。カハラとハワイカイの間ぐらいでダイヤモンドヘッドが正面に見えるゲート付きのコミュニティにある物件です。戸建ては探すのが難しいので、時折なんとなく見ては分からず、そのままにしていましたが、ふと思ったことから意外と簡単に発見することができました。

番組の映像から分かるとおり、玄関ドアは観音開きで邸宅感ありありです。広いリビングルームにプール付き。土地は300坪、住居スペースは400平米。購入は2000年頃で1ミリオン超えだったようです。当時のドル円も今と同じレベルで110円前後。今の評価額はなんと2倍です。修理費用を含めて15年間以上の維持費は相当なものでしょうが、キャピタルゲインが1ミリオン超えているのです。購入したことよりもずっと持ち続けていたことが素晴らしいです。

物件が建ったのは、1989年で最初の価格はなんと34万ドル。私が購入したコンドと大きく違いません。現在の評価額が250万ドル程だから25年で7-8倍ぐらいですね。評価額が高い分、固定資産税も月に1,000ドル以上。それだけでサラリーマンには手が出ないレベルです。アメリカでは、同じところに住み続けることはなく、ヤドカリのように大きな家に移り住んで行くと言われていますが、同じ家にいると固定資産税が払えなくなるなんてことががあるかも知れません。時々ハワイに来るために一軒家の別荘を持っているのは、流石、芸能人ですね。

<追記>
売却の話はこちらから



2/12/2017

アナザースカイに出ていたYokohama Bay

Yokohama Bayと言っても野球とは関係がありません。それと、アナザースカイの番組自体はスルー、ノーコメントでございます。

かなり前にイルカと一緒に泳ぐツアーで聞いた話でうろ覚えなのですが、昔はオアフ島の西側には電車が走っていたそうです。ヨコハマベイが西の端でそこにはゲートがあって、電車(ホントは汽車ですね)が、そこへやってくると機関士はゲートを開閉している人を呼ばなければなりません。

ゲートキーパーは日系人だったとかで、その人の名前だったのか、とりあえず分かる言葉だったのか、機関士は "Yokoahama!"と叫んでゲートを開けてもらった。だから、Yokohama Bayになったのだという話を聞きました。インターネットで検索すると日系の漁師が近くを漁場にしていたからという話がありました。いずれにしても日本人が絡んだ理由で、Yokohamaの名前になったのは確かですね。

不便な場所だけにキレイなビーチで10年以上前に一度だけ行ったことがあります。その時は何も知らなかったのですが、Yokohama Beachは、今も危険な場所と認識しています。駐車場に停めた車からモノが盗まれるとか、麻薬の売人がいるとか、物騒な話があるので行く機会があればご注意ください。


2/11/2017

Forbes Japanのハワイ企画記事

女性誌だけではありません。ハワイ特集。フォーブズ日本版のウェブサイトにありました。Weekend in Hawaii。ハワイ州政府観光局のタイアッププロモーションらしい「有休ハワイ」も含めて、なんだかビジネス寄りで、そんなに小難しく考える必要あるの?と思ったりもしますが、観点が違うので面白い部分もあります。

フォトはとても綺麗で、ウェブサイトの雰囲気は最高です。リッツカールトンにオープンしたすし匠も企画対談で登場します。記事を読むのに登録が必要ですが、メールアドレスとパスワードを登録すればOKです。興味があればご覧になってみてください。


2/08/2017

実は昨年のハワイで大きな買物を・・・

昨年10月のハワイ滞在中に衝動買いしてしまったものがあります。ちょっと大きな出費でカマカのウクレレを買ってしまいました。コンドに比べたら安いものですが、日々の出費は別の話です。

ヒルトン村のカリアタワーにアロハ・ウクレレというショップがあります。旅行のおみやげみたいなものから本物までいろいろ置いています。10月も遊び半分で立ち寄ってみました。すると、Kamakaの100周年モデルが置いてありました。

100周年モデルは期間限定で、こんな風に1916‐2016という文字がインレイされています。一年前にカマカの工場ツアーに参加して、それでも買うつもりはなかった・・・安い値段では決してないし、ウクレレは2本持っています。それに全然練習もしていない。



「いやいや、ないない。買えるはずないでしょ。」と思いつつ、ワイキキにあるウクレレショップに行ってみると100周年モデルは一切置いていないどころか、発注は随分前にしているのに、いつ入荷するかも分からないという状況でした。

そうすると交通事故に巻き込まれたみたいのものです。ここで買わなかったら「一生後悔する」に決まっています。次に買ったとすれば、何故100周年を買わなかったのか?ということになります。カミさんにLINEすると「ウクレレ買って、売れば?」との返信。すぐに売ることはなくても、かなりの価値を維持できる一本になるに違いありません。

日本で買うよりは、3-4万円出費が抑えられます。ということで、いろいろな要因があって買う気になってしまったのでした。滞在の最後の夜に再度ウクレレショップに行くと、先に買っている人はいませんでした。ハワイに来て100周年モデルを探している人はいると思うのですが、簡単に売れるものではないようです。

アロハ・ウクレレでラッキーだったのは、コンサートが2本。テナーが3本あったことです。ソプラノもあったと思います。他の店でないものが、ここには複数本在庫している。奇跡かも知れません。木という自然の産物で出来ているために他の楽器同様、ウクレレには個体差が存在します。木目が違うし、音質も微妙に異なります。だから選べるというのは非常にありがたいわけです。

あーだこーだと悩んで買って返ったのが、Kamaka HF-3、テナーです。スタンダードのモデルですが、変に色が濃くなっている木目はありません。薄っすらですが、虎の模様が入っています。カーリーコアと言って、コアの木は虎の縞模様なものがはいっているのが高級なのです。音質も3本のなかで一番気に入ったものでした。



100周年のロゴは、ハードケースにも入っています。



アロハ・ウクレレの販売価格がカマカの標準小売価格よりも高かったというオチがあるのですが、旅行中の為替は107円ぐらいでラッキーでした。タイミングによっては1ドルに10円分ぐらい余分に払う可能性があったので、滞在中に100周年モデルに出会ったことに感謝することにしました。これから、カマカを買いたい人は、まず工場を確認するのが良いと思います。アロハ・ウクレレのカマカの取扱は多いらしく、だから在庫を持っているようですが、値段には気を付けてくださいね。




流石にコレを買って何もしない訳にはいかないので、週末には他の2本もあわせて弾く時間を取っています。


2/06/2017

政治の米国不動産市場への影響

大手メディアに散々叩かれたトランプが米国大統領に当選し、ビジネスにとって悪いことはしないだろうという判断からダウは2万ドルを超えてバブルが継続中です。短期的には大丈夫ですが、不透明感は拭えずダウがこのまま10%も20%も上がっていくことは不可能ではないのかも知れませんが、その可能性に掛けるのはハイリスクと言えそうな気がします。

リーマンショック以降、アメリカの新築住宅着工件数は大幅に下がり、その後は金融緩和と低金利ローンに支えられ回復を見せましたが、すでに2015年あたりから頭打ちの状況となっています。また、中国は外貨の流出防止やおそらく海外資産の規制のために外貨の利用を限定し、中国人が海外で不動産を買うことができなくなりました。

これは、日本においても東京にマンションを買いに来ていた中国人がいなくなるということで、ロンドンやシドニーの不動産市場はすでに影響を受けているという記事がブルームバーグに出ています。中国人が好むニューヨークのマンハッタンにおける不動産市場は強気の状態に見えるようで、売買価格の中央値が昨年の第4四半期では下落するなどの現象が見えます。中国人の買手が減ったり、超富裕層の動きが鈍り出したりしていても不思議ではありません。

ハワイでも中国の存在は大きくなっていますが、商業的な企業からの投資の方が大きいと思います。Title Guaranty Hawaiiのレポートによるとハワイで住宅を購入した中国人は限られています。但し、一件あたり金額は100万ドルを超えていることから中国の富裕層がバイヤーであることは間違いなく、高額物件のマーケットに影響が出てくる可能性はあると考えられます。

America Firstと言う内向きの政策が進み、本当にアメリカの関税が引き上げられると、アメリカの物価は上がります。メキシコ国境の壁を作るために関税を20%上げると、輸入品は少なくとも20%上がります。(ペソとドルの関係からすると実際は値上げにはならないかも知れませんが。)それを支払うのはアメリカ人です。もしiPhoneをアメリカで作れば、人件費だけ考えてもコストが上がります。輸入した部品に関税があれば、それも値上げ要因です。結局割りを食うのはアメリカ国民のはずですが・・・。

アメリカで物価が上がれば、アメリカ人は支出を抑えます。そうなれば、企業の売上が下がり、景気後退する。更には、アメリカの輸入が減るので、アメリカへの輸出国の景気が悪くなる。こういう状態では不動産市場は厳しい局面を迎えることになり、不動産価格が下落するかも知れません。しばらくは要注意と考えると同時に、マーケットには調整期間が必要ですから、次の成長に向かうためには意味のある時間になるという考えが成り立ちます。また、そういう展開になれば、ハワイにコンドを購入したい人には狙い時になるか???どう転んでもこれまでとは違ったいろんなことが起きるのは間違いなく、米国の動きから目が離せません。



2/05/2017

フライト時間の変更と思いきや・・・

フライトの予約は10ヵ月以上前に完了しています。時間があるからでしょうね。微妙にフライトスケジュールが変わることがあり、その度に案内メールが届きます。昨年はこの変更のために当初羽田に戻るつもりが、インチョン経由で成田戻りになったのでした。

数日前に届いていたメールを思い出し確認すると、なんと、驚きの予定が。



飛行時間が31時間35分!直行便のはずなのに翌日着。まさか西向きに飛んで行くのか?どういうこと?と気になったので、ログインして予定を確かめると土曜日発の土曜日着でした。こんな間違いもあるのですね。

ボーイング787は就航直後に搭乗しているはずでしたが、リチウム電池の発火、発煙の問題があり、機体変更されてしまい、その後ご縁がありませんでした。最近はほぼ無事故ですから、大丈夫でしょう。楽しみです。


2/04/2017

ハワイのGETで申告間違い・・・

ハワイ州税務局のウェブサイトが新しくなり、現在は新しいサイトのみが利用可能になっています。

これまでは、四半期毎にフォームG-45を使い、GETを支払っていました。また、年間の申告をG-49で行うのですが、ちょっと修正が必要な状態に陥っていました。

  • まず、新しいウェブサイトでは、収入の金額によって自動的に納税頻度を確定します(変更は可能です)。ルール上は、年間に2,000ドル以下なら半年ごとで良いのですが、私は四半期ごとに払っていました。
  • また、2016年の途中までは、古いサイトで支払いをしていました。そのため、新しいウェブサイトで未納の表示がありました。
  • その上、第4四半期のGET支払いを行う際に、間違ってG-49を使ってしまったのです。
  • また、その間違いに気付かず、再びG-49で年間の申告をしてしまいました。

「あー邪魔くさい状況を作ってしまったな」と思ったのですが、とりあえず、払うべきものは払っています。慌てることはないと思い、税務局に指示を仰ぐため質問を送りました。

新しいウェブサイトでは、メッセージの機能があります。添付ファイルも送れます。質問を送ると2-3週間は待つことになりますが、これまではきちんと返信が届いています。

さて結論はどうなったかというと、間違った未納残高も自分の間違いも含めて、税務局でデータを修正してくれました。ウェブサイトに記録されている半年毎のGET支払いは、3ヶ月分になっているとか気になることはあるのですが、少なくともG-49は年間の申告が正しく表示されており、個々のGETの支払い記録、申告書も残っています。当局からデータが修正されたと返ってきたので、一件落着とすることにしました。

1/29/2017

ハワイ気分が持続するお土産

流れは確定申告とタックスリターンですが、突然変わっておみやげの話です。

「お土産」と言っても自分に買ってくるものなので、英語のSouvenirそのものです。それもアイテムとしてはマグカップでありふれたもの。でも、ハワイのアロハが詰まったマグカップで紅茶やコーヒーを飲めばとてもよい気分になります。

きっかけは、カミさんが韓国で調達してきた、コレです。


スターバックスのご当地マグです。その後、カミさんは台湾からも一つ買ってきました。



ハワイにもきっとあるよね。と買ってきたのがこちら。


反対側には、STARBUCKSの文字が入っています。そして次はこれを買ってきました。


記憶が正しければ、スターバックスは廃業になった陶器工場を買ってこれらのマグを作っているそうです。


そしてスタバじゃないのもあります。


ヒルトン村にあるアイスクリームショップ ラパーツのマグです。最初に書いた通りALOHAが詰まっています。


スタバですが、シアトルバージョンもあります。まさしくお膝元。トランジットで降りたタコマ空港でゲットしました。


マウントレーニアの裏には、タワーも描かれています。



修学旅行で買ってくる地名入りの記念品みたいですが、ハワイと旅行の気分があれば美味しい一時が過ごせます。違うデザインが出てくるようなのでスタバに行ったら確認してみてください。


1/28/2017

FORM1098が到着

フォーム1098がファーストハワイアンバンクから届きました。このフォームには、昨年1年間のローン支払いの内、金利分がどれだけあったかの証明になります。ローンの支払いの4分の3ほどが金利相当部分です。

なので・・・

借り入れ元本は、まだ、14%ぐらいしか減っていません。気の長い話ですが、それはさておき。

金利相当部分は、経費として認められるので損金扱いにできます。その分、日本での所得税を取り戻す材料になります。注意点としては、損金として認められるのは、建物部分の借り入れに相当する元本に対する利払いです。

どうやって判断するかというと、まずは、固定資産税の評価額を確認します。評価額は土地と建物に分かれます。この比率を購入価格にかけて、建物部分の購入価格を計算します。建物部分のローンとして認められるのは、この金額が最大です。しかし、実際は、日本人がローンを借り場合は、最低でも3割の頭金が必要なので、ローン金額が建物の購入価格を上回ることは多分ないと思います。

確定申告の細かい作業がありますが、およその還付金額が分かってきました。次回は、還付金額がどのようになるかをまとめてみたいと思います。


1/26/2017

確定申告の準備

確定申告の作業をはじめました。と言ってもそれほど大変な作業ではありません。

請求書はまとめてPDFに残しています。また、計算するためのファイルも毎年同じものを使っています。計上する項目を選んで、内容と金額をインプット。支払った日付のドル円レートを一つずつ調べるのがちょっと邪魔くさいですが、すべて入力すればすでにあるピボットを更新するだけで合計が出ます。

減価償却は最初に毎年の償却金額を表にしていればとても楽です。申告の対象になるのはコンドの建物部分と最初に購入した家具だけですから、新たに計算する必要がありません。

申告用紙は、確定申告のウェブサイトを使って作成します。昨年のデータを読み込ませると自分の住所氏名や物件情報を入力する必要がありません。減価償却も前の期末時点での償却残高をインプットすれば、償却額を計算してくれます。資料が揃っていれば一日で完了します。このサイトがあるので、米国のタックスリターンよりも日本の確定申告の方が楽です。考えようによっては、官が民の仕事を取っているのかも知れませんが・・・。

不動産所得の他には、ふるさと納税の申告、株式投資やFXの損失!、医療費控除なども行います。4回目の確定申告で慣れもありますが、難しくありません。これぐらいのことで税理士にお金を払うのはもったいないと思います。2月に入ったらすぐに申告書を提出します。

1/21/2017

HGVC: 新しいサイトでの予約、変更・・・

今年のハワイ行きの予約が完了したのは先にお伝えしたとおりです。HGVCのウェブサイトは本当にひどいもので、新しいサイトを作ってもそれが機能しなかったので、一番最初のサイトを残していました。昨年はウェブサイトの最新版が出て、その使い勝手もイマイチでしたが、年末で旧サイトは停止されました。

ということで、予約はその最新のサイトで行いました。サイトが変わっても基本的なアプローチは同じです。目的の期間よりは早めに予約を入れて、一日ずつずらしていきます。予約期間が旅程と同じになれば終了です。

独りで行く時は、それほど大きくないホテルという感じがするカリアタワーの方が便利です。4階のジャグジーが利用できて、ABCストアにも近い。ラグーンタワーは開放的で、家族で泊まる方が合っていると思っています。最初の予約したのは、カリアの1ベッドルーム、キングサイズベッドのオーシャンビューでした。これを途中からベッド2台の部屋に変更しました。これなら友達を誘うことが可能です。

予約変更で戸惑ったのは、リゾートの変更です。スマホのアプリには、「リゾートを変更する」の文字があるのですが、PCサイトはそれが明確ではありません。予約の変更に進んで行くと、通常の予約画面と同じになりますが、結局はそれでリゾートの変更ができます。ブラウザの下の方に「予約の変更と破棄」が示されているのが鍵です。記憶が正しければ、最初に変更しようとした時には、この表示がなかったと思うのです。

戸惑った新しいHGVCのウェブサイトですが、一通りのことができるようになりました。最終的には、事前の確認と違って予約期間がゴールドシーズンであることが判明し、さらには、ラグーンタワーのオーシャンフロントが出てきたので、ここで着地しました。新しいウェブサイトの不具合はなくなっているように感じましたが、一つだけ仕様として残念がことがあります。

一番古いサイトは、ホームリゾートの予約期間まで見ることが可能で、どの部屋のタイプがどの期間で空いているかを確認できました。これが分かれば、クラブ予約では、それに向かって変更していくことができます。最新のサイトでは、指定したリゾートと期間で予約ができるか否かしか分かりません。使い続けてみないとそれがどの程度不便かは分かりませんが、不便で諦める人が多くなると考えれば、空きの確認をこれまでより頻繁に行うと上手くいく可能性が高くなるかも知れませんね。

タイムシェアのブログを新しくしました。是非お立ち寄りください。



1/18/2017

独りなのに2ベッドルームオーシャンフロント

今年も例年通り、お一人様のハワイです。

12月にマイレージでフライトを予約し、HGVCの予約を毎日変更しながら、ようやく確定させました。最初は、カリアタワーの1ベッドルームオーシャンビューを取ったのですが、よく見ると少ないポイントで予約できています。そうです、ハワイの場合は、ゴールドシーズンと言って年に数週間、通常のポイントより低いポイント設定になっている期間があります。

今年使う分は昨年繰り越したポイントです。余れば違う使いみちがあるかも知れませんが、邪魔くさいです。ということで、「リゾート変更」の検索をしてみました。すると、2ベッドルームのオーシャンフロントが出てきました。1年分の7,000ポイント使い切りでオーシャンフロントが利用できるのです。本当は、2ベッドルームプレミアと言って、9,600ポイントが必要です。泊まろうと思っても、いつもあるタイプの部屋ではありません。

ということで、予約してしまったのですが・・・

男一人。2ベッドルームの部屋でどうするか?まぁ、友達の参加を募るか、宿泊したことのないグランドアイランダーかホクラニに変更するか、何かやりようはあると思います。とりあえず、フライトと宿が確保できたので一安心。それにしても、一人で2ベッドルームを予約するなんてタイムシェアでないと出来ません。私にとっては、ヒルトン様様です。


1/12/2017

雑誌CREAのウェブブログ

50を越えたオッサンの検索に引っかかる機会がなかったのでしょうね。雑誌は、歯医者さんの待合室なんかで拝見しておりました。最近何かを探していて遭遇したCREAのウェブサイト

「旅」のタブへ飛ぶといろんな国の情報があります。なのに、さすが雑誌のウェブサイト。ハワイ情報だけを見ても充実しています。女性誌ですが、男子にも価値ある情報が満載。まだの方は、ぜひお立ち寄りください。CREA WEBのハワイ旅行のページです。

1/07/2017

木梨目線11弾の感想

1月6日金曜日に放送された木梨目線11の録画を見終わりました。

皆さんはどう感じたでしょうか?和田アキ子の好き嫌いで評価が大きく分かれると思いますが、それは横に置いておきます。

私がまず思ったのは、ハワイとは関係ないですが、芸能人の個人的な旅行とも言える時間(と言っても映ることは意識するでしょうし、見せることを前提に撮っているはず)をビデオで撮って、それをつなぐだけでも十分見られる番組ができるのだなと感心しました。もちろんノリさんというパーソナリティがあって、多くの芸能人が登場し、和田アキ子を中心とした番組的な構成がすでにそこにあるから成り立つわけで、素人が同じことをyoutubeでやっても面白くなるわけではありません。

それと、和田アキ子をボス的大物芸能人という枠組みから外すと、ハワイ初心者が何に感心して心を動かされ、どんなことを楽しいと思うかという視点が生まれます。そういう意味でとても興味深かったです。「カジノがないのか?」と言っている人に、「ハワイは癒されに来るところ」とか、「カピオラニ公園が、バニアンツリーが良かった」と言わせてしまうのは、まさしくアロハのチカラなんでしょうね。

情報で気になったのは、Kam Bowl Restaurant。アサヒグリルで食べられるオックステールスープを最初に出していたのはボーリング場というのはよく知られている話です。調べてみると、カムボウルレストランはボーリング場と向かいにあったKenny'sというレストランの両方のメニューが食べられるようになっていて、昔を知っているロコには郷愁を誘う感慨深い場所なようです。

ホノルルマガジンの記事を読むと昔を知っている人にとっても裏切らない雰囲気、十分記憶と合致する味を備えているようです。次回行った時はちょっとトライしたい気分です。記事は英語ですが、写真だけでも楽しめます。

木梨目線は、行き詰まりを打破する企画としては十分楽しめました。それと、こういう商業的な番組とパーソナルな企画の中間みたいなものは、BSでないとできない番組企画ですから、そういう路線はとてもおもしろいと思います。次回?来年?は、小山薫堂さんの東京会議とコラボ制作なんてどうでしょうか。

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木梨目線12の放送が決定しました

ヒロミのハワイコンド: 実名が出ちゃったですね。

録画の木梨目線11を見ています。

全部見終わっていないのですが、思わずアップします。驚いたことにヒロミのコンドが公表されていますね。びっくりです。

出ちゃったから書いても問題ないですよね。Colony Surfです。ミッシェルズというレストランがあって、木梨目線9に登場しています。因みに、このレストランはオーナーが売りに出しています。

昨年の旅行で撮ってきたフォトをあげておきます。

コロニーサーフの場所はカピオラニ公園の目の前です。法律の規制が変わって、このエリアには高い建物を建てることができません。希少価値のあるコンドと言えます。


道路の面したエントランス。



真ん中にあるのは木梨目線に出てきたバニアンツリーのはずです。



有名人のハワイ別荘・コンドに興味のある方は、こちらもご覧ください

1/05/2017

最終四半期のGETを支払いました。

ハワイ旅行に出かける前に新しいハワイの税務ウェブサイトが使えなかったので、古いサイトで支払いを行いました。今回は新しいウェブサイトでGETを納税しました。

新しくなったウェブサイトでは、Form G-45のレイアウトではなく、ウェブの画面で順番に数字を入れていく方式になっていました。GETのオアフ0.5%プラス分も納税地区を選ぶことで自動的に計算してくれます。

さらに良いことは、小切手で支払うようにルーティングナンバーとチェッキングアカウントの口座番号を入力して記憶させておくことが可能でした。一度支払いが確認できれば、毎回番号を気にして入力する必要がなくなります。小さなことですが、これは非常に便利な機能です。

週末には、G-49をファイルしようと思います。3連休は、確定申告とタックスリターンを行うためのデータ作りをします。これができるとかなり気分が楽になります。

1/03/2017

マウイオニオンポテトチップが好きな人に朗報

新年2本めの話題としてどうかと思ったのですが、私、フリトレーのマウイオニオンポテトチップスが大好きです。ハワイに行くと、スーツケースの半分近くを使って、パーティーサイズと普通サイズを混ぜて5袋ぐらいを持ち帰ります。帰国後約1ヵ月で愛するポテトチップが底をつきます。その瞬間が本当の意味でハワイ旅行が終わる瞬間なのです。

以前に調べたところ、このマウイオニオンポテトチップスは、日本で登録されていない食品添加物が使われているために、商品としての輸入ができないようです。有害なものが使われているということではなく、単に認可されていないということです。ポテトチップの輸入のために新しい食品添加物を時間とコストをかけて認可してもらうのは現実的でないということですね。

前置きが長くなりましたが、フリトレーのマウイオニオンポテトチップスの味を彷彿させるポテトチップがありました。アメポテという名前でアメリカで作られているポテトチップです。妻が買物に行った時にイオンリカーで購入してきました。フリトレーのマウイオニオンポテトチップスの方が、塩味がもう少し強くて、ややスパイシーな感じがします。肝心なマウイオニオンの甘さを感じるフレーバーは、そっくりです。

地味なパッケージですが、美味しいです。東京、神奈川、千葉の方、お店で見つけたらぜひお試しください。



1/02/2017

ワイキキでコンドを買う ‐ 2017年

2017年が始まりました。私が2軒目のコンドを買うことは99%ないと思いますが、今年購入を考える場合の注意点をまとめてみたいと思います。

個人的な見解を述べる前に、このブログでの購入方針を改めて明確にしておきたいと思います。それは私が購入した時の考え方と同じですが、購入するのは30万ドル台。3分の1程度を自己資金で賄い、残りはローンを活用します。購入後は賃貸にして、家賃収入をローン返済と管理費の支払いに充てるというものです。ローンを組むには、フルキッチンが必須です。これは銀行の考え方で、レンジ台のないコンドにはローンが承認されないからです。

1.物件の数
ハワイ全体で、販売物件は少なくなっており、ワイキキエリアでも傾向は同じです。現在は年末年始のタイミングでそもそも売り物件が少ない時期ですが、上の条件に当てはまるのは10件強しかありません。状況としては、価格が上昇しているから売り急ぐ必要がないというよりは、売りたい人がある程度一巡したのではないかと思います。物件情報を継続してみていると、同じコンドでまとまって売りが出ることがあります。一軒売りが出ることでそれをタイミングと考える人がいるのではないかと思いますが、それを過ぎると同じコンドから売物が出なくなってしまいます。今のマーケットはそういう状態だと推測しています。売りたい人は、この2年ほどで行動に出た。今持っている人は、基本的にはホールドを続ける。結果的に売り物件の数が増える可能性は低いと考えます。

2.価格のレンジ
価格は上昇傾向です。3年前と比べると2割は上昇しています。それでも30万ドル台前半の物件はありますが、眺望がまったくない、下層フロア等など、条件が芳しくありません。40万ドルに近づけば、マウンテンサイドの景色や海が多少見えるというユニットを購入することができます。予算は、40万ドルを考えておく必要があります。日本円にすると5,000万円近くなることを考えると、価格の点で購入すべきかどうか悩むところだと思います。眺望、階数、駐車場、洗濯機スペースなどの条件のなかで、何を捨てるか、自分にとって、また、賃貸物件として、向き不向きを判断する基準を考えておく必要があります。

3.金利が上昇
12月にFRBが金利を0.25%上げることを決定しました。年が明けた現時点で、30年ローンの固定金利は4%程度になっています。日本人が借りるには、5%になります。FRBの発表では、今年は3回の金利上昇を予定しています。もちろん、アメリカの経済(と世界の経済)が順調に回復を継続できればという条件付きです。3回金利があがると、2017年末のローン金利は、5.75%になります。このインパクトは非常に大きいです。

35万ドルの物件を35%の頭金で227,500ドルのローンを30年固定金利で組むと返済は以下のとおりです。

  4.5%ならば、月に1,152ドルの返済
  5.0%ならば、月に1,221ドルの返済
  5.75%ならば、月に1,327ドルの返済

月に100ドル程度の支払い増は大したことがないと感じられるかも知れませんが、家賃を100ドル上げるのは無理です。月々の収支のマイナスをできるだけ出さないように毎月に出費を抑えるめにも、金利が低いうちにローンを組めるのが理想です。

4.購入者の動き
売物が少ないということは限られた物件に買手が集まるので売手優位という状況です。価格はこれからさらに上がるという可能性がやや薄らいでいますが、逆に物件価格が下落することは今のところなさそうです。ハワイのコンドミニアム中古市場は、売買成約件数が減りながら、売買金額は上昇している状況です。買手にとっては不利な状況が続きますが、購入を検討している人は増えているようです。その一番の原因は、金利です。上述のとおり、金利が上がると返済が増えます。これは買手にとって一番負担が大きいわけです。金利が上る前に住宅を購入したいと思っている人が少なくないため、買主間の競争が続くと考えられます。


私が購入した物件は、30万ドル前半で、ドル円は90円半ばでした。日本円の資金は、頭金購入費用を含めて、1,200万円程度でなんとかなりました。ところが同じ程度の物件を買おうとすると、1,700万円の自己資金が必要になります。(500万円の儲けがあるということではありませんのでご注意を。)正直言って、現在のマーケットでは手も足も出ません。ラッキーだったとも思うし、その時に決断した自分を褒めてあげたい気分ですが、これは結果論です。目論見はありましたが、外れる可能性だってあったわけです。何が言いたいかというと、「決めたらやる」しかない。それだけです。ハワイハレのリカさんとクリスさは、「最初に買えなかった人は、その後買えていない。どうしても最初の条件と比較するので買えなくなってしまう。」と仰っています。チャンスの神様には後ろ髪がないそうです。出会った時に、前髪をしっかり掴んでチャレンジしてみてください。


1/01/2017

あけましておめでとうございます。

無事に新年を迎えました。残念ながら障子の貼替えは諦めました。休み中か週末に頑張ります。

春が来るとブログ開設から4年が過ぎ5年目に入ります。最初の頃と違って大きな動きはありませんが、役に立つ情報をお届けしていきたいと思います。

本年もよろしくお付き合いの程お願いいたします。まずは新年のご挨拶まで。