

大きな口を開けてかぶりつけば、何十年も使ってきた鉄の上で焼かれた肉の味が口に広がります。W&Mは、隙間のある鉄板で焼いているので、直火で少しスモークされています。だから、味に深みというか、本物感があるのです。バンズはあまり主張せず、おしゃれなパンではありません。それが逆に落ち着いた気分にさせてくれます。余り大きな声では言えませんが、Honoluluなんとかというお店より美味しいです。
店の雰囲気は、70年代というか昔のままです。だから、ピックアップトラックに乗った仕事人がやってきて駐車した車から飛び降りて、すぐに注文。茶色の紙袋に入ったハンバーガーが出てきたら、それを掴んで車に戻り、颯爽と帰っていく。そんな感じがとても似合います。
店内で食べる場所はないのですが、店の脇に細いカウンターがあります。熱々を食べるために、そこでハンバーガーを頬張ります。ハワイの暑い日差しを横目に、ハワイにしかないハンバーガーを食べる。至福の時がそこにあります。
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