ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 9月 2020  

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9/19/2020

まずは、ローンを返済します。

コロナウィルス感染は、米国政府がリーダーシップを取らず、州がバラバラに動いており、政治のネタになっているため、本当の意味での感染者減少には至っていません。大統領選に向けて、分裂が広がりを見せると思います。マスクを付けるのがバカバカしいと考えているトランプ支持派がいる限り、アメリカでの感染収束はないと私は見ています。

それで、しばらく、ハワイのコンドをどうするかを考えていたのですが、とりあえずは、売却するのを止めました。経済はこれから傷んでいくので、金利が上がることはありません。一方、政府はアメリカも日本も、紙幣を刷り続けているので、金余りの状態です。日本は、この20年間、デフレだったと個人的には思っています。物の値段は、ほとんど上がらず、今でも1,000円あれば美味しいランチが食べられという状況です。

物価が上昇しないのに対して、不動産価格は上昇しています。金余りと低金利がお金を不動産に向かわせているのだと思います。私が20数年前に買った自宅のマンションは、3年で4割下がりましたが、その後で買い替えたマンションは、20年で2割しか下がっていません。多分、アメリカでも同じことが起こるだろうと考えました。

株価は不透明ですが、今年は、ゴールドの価格が上昇しています。世界的なリスクの高まりで安全資産にお金が向かったわけですが、株式全般は、政府の支えで大きく下げることはなくても、全体として上昇する可能性は低いはずです。余ったお金は、不動産にも向かいます。低金利が続くので、コロナウィルスが落ち着いて(多分2年後)、経済が戻ってくれば、低金利を利用して家を買おうとする人も増えます。そうすると、不動産価格は安定すると思うのです。

今、アメリカは、政府の指示で、家賃を滞納していても追い出すことができない(全部ではないみたいですが)ことになっています。失業率が大恐慌の時のような状況で引越を考える人は少ないでしょうから、テナントを探すのは大変です。しかし、この状況だからこそハワイに移ろうという余裕のある人だっていると思います。一部ですが、米軍の仕事で異動する人もいるはずです。

局面としては、厳しいのですが、幸いローンを全額返済することができます。また、7年間、家賃がローンの一部を返した含み益もあります。まずは、ローンを返済し、金利を自腹で払うことを止めます。そうすれば、持ち出しは、管理費だけになるので、我慢できるかなという感じです。メンフィスに戸建てを買うつもりでしたから、いくらかの米ドルを持っていましたが、返済の準備のために、104円80銭ぐらいのところで、ローン残高に合わせるべく、ドルを買い足しました。ひとつひとつの作業に踏ん切りが必要なのですが、銀行での送金先登録が完了したら、早く終わらせたいと思います。