ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 8月 2017  

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8/11/2017

オアフ中古コンドの7月売買中央値が42.5万ドル

オアフ島の中古コンドの価格がはまだ上がっています。

ホノルル不動産協会の発表によると7月の中央値は、425,000ドルでした。40万ドル台が定着しそうです。中央値というのは、取引されたコンドを金額が高い順に並べていって、ちょうど真ん中の順位にあるものです。

平均の金額だと、例えば、400万ドルのコンドがいくつも売れると、それだけで平均が上昇してしまいます。中央値は、極端に大きな(または、小さな)数字やデータの一極集中の影響を受けにくくなります。売買が成立した物件の価格が同じような分布になるとは限らないので、不動産の価格の真ん中の値を知りたい場合は、中央値の方があっているということだと思います。

さて、7月の中央値、42.5万ドルで、どんなコンドが買えるのでしょうか。

実際に、41.5万ドルから43.5万ドルまでの土地所有権付きの物件を調べてみました。

出てきたのは、全部で7件でした。馴染みのあるところでは、Chateau WaikikiやFour Paddleがありました。広さは、500平方フィートの後半以上で、2ベッドルームも含まれています。階数は、一番上で8階。抜けのある眺望を期待するのは難しそうです。

中央銀行の金融緩和政策は、インフレ復活には効き目がなかったですが、資産バブルを生み出しました。これが弾けるのかどうかは分かりませんが、未来永劫、価格が上がり続けることはありません。コンドを買おうと思っている人は、待つ方が賢明かも知れません。それと、自分がハワイにコンドを買いたいと思った時に、マーケットは不利な状況にある可能性があります。ということは、定年に向けて準備したい人は、早めに行動を起こすことが重要と言えそうです。

8/08/2017

マルコポーロの火事のその後

アラワイの北側に位置するマルコポーロで起きた家事のその後を調べてみました。

26階で起きた火事の原因はまだ特定されていませんが、キッチンが火元ではないこと、また、故意に火を付けた可能性は排除されたとのことです。コンド自体は、568ユニットあり、火や熱、煙で被害を受けたのが80戸です。そのうち、30戸は完全に消失し、何も残っていません。また、130戸が消火の水によって被害を受けていると報道されています。

驚くのは、被害額です。建物の内部、外観、個人の持ち物を含めて、100億円を超えると推測されています。また、部屋に被害を受けた人がコンドに戻るには、1年から1年半の時間がかかるとのことです。2ベッドルームで50−60万ドルするようなコンドミニアムが一瞬にして使い物にならなくなってしまう現実に戸惑います。

購入したコンドの管理組合がどのような話をするかは分かりませんが、スプリンクラーの設置は前向きに考えたいと思います。その間の賃貸がどうなるかが非常に気になるところですが、具体的な情報が出てきたらご紹介したいと思います。