ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!: 6月 2014  

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6/28/2014

☆食☆ Waiola Shave Iceの新店舗

皆さんも好きですよね。Shave Ice。ハワイのスイーツにしては、爽やかな甘さで、あのソフトな舌触りの氷がいい感じです。

ワイキキ周辺では、もっともポピュラーだと思われる、Waiola Shave Ice。この3店舗目が、ワードウェアハウスにオープンです。場所は、Dairy Queenの向かいだとか。

アイスを食べるためにカパフルまで行く必要がなくなりました。駐車スペースを気にする必要もありません。パーフェクトです。


コンドレンタルの宿泊税にはキケンが一杯

昨日は、ハワイで所有しているコンドの短期レンタルを行う場合の納税義務の監視が強化されたことをお伝えしました。今日は、もしその納税を怠った場合にどうなるのかをまとめてみます。

もう一度基本の確認です。

  • 個人が所有している不動産を30日未満の期間でレンタルすることは認められていません。古くから経営されているB&Bなどは許可証を持っていますが、近年これが発行されたことはないとのことです。
  • 180日未満の短期レンタルをするには、GETを納税するためのライセンスが必要なのと同様に、Transient Accommodation Tax(宿泊税)のライセンスが必要です。
  • ライセンスを取った上で、その登録番号に基づき、納税を行います。

TATを納めないと、どうなるのか?というと、罰則は厳しいです。

  • 申告を行わなかった期間の1年につき2万5千ドルまでの罰金または1年までの懲役が課せられます。
  • 個人よりも会社の方がより重くなるそうなので、所有を会社形態にしている場合は、それに該当するのではないでしょうか。
  • 納税額ついては、申告義務を果たさなかった意味で25%、納税そのものを行わなかった意味で25%がそれぞれ加算される場合があります。
  • 納税義務が消えることはなく、行政側は、何年でも遡ることが可能です。
  • 納税しなかった場合の、行政に対する負債は、固定資産に紐付けられることにより、売却時に徴収されることになります。納税しない限り売却できないのだろうと思います。

レンタルを募集しているサイトには、島内にある連絡先の情報やTATライセンスのID番号を表示しなければならないなどの義務もありますが、日本語のウェブサイトで対応しているところはあるのか疑問が残ります。気になる方は、エージェントや会計事務所に連絡して、確認されるのが賢明と思います。



6/27/2014

コンド短期レンタルの納税を強化

まずは、肝心なところをご紹介するために話をシンプルにします。

基本的に、ハワイにおいて住居用として購入したコンドミニアムは30日未満のレンタルを行うことは出来ません。また、長期レンタルとされる180日を下回る短期のレンタルを行った場合には、GETに加えて、Transient Accommodation Tax(TAT=宿泊税、9.25%)を納める必要があります。

しかし、TATを強制的に納めさせることはしていないので、それが問題になっています。つまり、短期レンタルを行うには、TATのライセンスを取って、納税を行うことになるのですが、これを行っていない人が少なくないのです。そして、当局も人員の限りがあり一軒一軒を訪問して納税を勧告することはできず、根本的に解決できない状況が続いています。

そこで、当局は、一つの対応を行ったというのが実態だと思います。Home Owners Association(日本で言うところのマンション管理組合)に責任を持たせて、短期レンタルを行っているオーナーがいる場合は、その情報に関して税務当局に報告を行う義務を課しました。元々、オーナー自身が報告を行う義務があるのですが、それにくわえて、報告義務を管理組合やその理事にも負わせることにしたわけです。

報告について悪意がないという前提で、管理組合や理事にに対する罰則はないため、強制力が強まったわけではありません。また、当局が提出を求めている情報は、短期レンタルを行っているオーナーが提出すべきものと同じ内容です。

  1. オーナー氏名
  2. オーナーの郵送先住所
  3. 電話番号、その他の連絡先情報
  4. TATライセンスナンバー
  5. レンタルを掲載しているウェブサイトのアドレス
  6. 現地の連絡先(所有物件と同じ島内)
  7. 現地の郵送先住所
  8. 現地の電話番号、その他の連絡先情報

2013年1月1日から12月31日までの間で短期レンタルを行っている場合に、報告義務が発生し、その報告期限は、実は、今年の4月30日でした。報告先のウェブサイトはこちらです。

申告と納税をしていないオーナーには、追徴課税などが行われます。不安のある方は、ぜひ管理をお願いしている不動産会社と会計事務所に相談するのが良いのではないかと思います。

かなり長くなったので、罰則に関しては、次回、まとめたいと思います。

6/26/2014

新しくなったレインボー@HHV

(c) 2014 Hilton Worldwide
















ヒルトンハワイアンビレッジと言えば、レインボータワーにあるあの虹の壁画が思いだされますね。

レインボータワー自体の改修工事が終わってしばらく経っていると思いますが、その壁画が新しくなってお披露目されました。よく見ると、ところどころタイルが落ちているところがあったので、どうなることかと思っていました。

回収費用は4億円以上。タイルは、3万1千枚。オリジナルを見ながら職人が複製を作ったとのことです。本物を見るのが楽しみです。プレスリリースのリンクはこちらです。

6/25/2014

フリッパーのブログを読んでいたら・・・

少し前に、とあるフリッパーのブログでワイキキのコンドミニアムを購入したという記事がありました。45万ドルの初期設定だったものを36万ドルでなんとか手に入れたと書いていらっしゃいます。

欲しい物件は、市場に出る前に売れているとか、値段の交渉も難しいというようなことも書いてあります。それは、確かにあると思います。

ブログのフォトを見てどこの物件か私には分かったので、中身を確かめてみました。

物件は、今年の2月に45万ドルで売りに出されました。そして、3月下旬に39万5千ドルに値下げしています。

事実からすると、売り物件は、数ヶ月のあいだマーケットに出ていた。MLSに登録されていた物件です。物件は確かに45万ドルでマーケットに出たけれど、価格交渉のスタートは39万5千ドルだったのではないでしょうか。これだけの情報だと皆さんはよく分からないと思いますが、ちょっと話が盛られていると私は感じました。

ただ、購入された物件は、40数万ドルで売れるでしょうから、36万ドルで買って数万ドルかけてリフォームして転売すれば、数万ドルの利益が得られるでしょう。ソロバン勘定は流石でいらっしゃいます。


6/22/2014

ホノルル不動産協会のHPが新デザインに

オアフ島のコンドミニアム売り物件を探すためにまず確認が必要なホノルル不動産協会のウェブサイトが新しくなって、デザイン性とインターフェースが良くなっています。

まずは、コンドミニアムのオススメの検索方法を書き留めておきます。

  1. ホームページへ飛びます。
  2. トップページのFor SaleのタグからBy Neighborhoodを選びます。
  3. 飛んだ先で、IslandがOahuになっていることを確認。StatusでActive、RegionでMetro Oahuを選択します。
  4. Metro Oahuを選択すると、詳細の地域が出て来ます。一度、Allのチェックを外し、改めて、Waikikiだけをチェックします。
  5. Price Minimuは、$300,000。Price Maximumを$400,000
  6. Bedroomは、+1
  7. Land Tenureは、Fee Simple
  8. これで Searchをクリックします。

検索結果は、Price(High)価格が高い順、 Price(Low)価格が低い順、 Date(Newest)登録の新しい順に、並び替えることができます。とても見やすくなっているので一度ご覧になってみてください。

6/21/2014

タイムシェア: 食品の買物代行&配達サービス

HGVCのニューズレターを読んでいると、グローサリーの買物をして、指定の日に届けてくれるサービスを紹介していました。出発の前に日本から注文すれば、チェックインの時には、ご飯を作るための材料が冷蔵庫に入っていると言うサービスです。

Island Grocery Serviceというのがその会社。ざっと売っているものを見ると、スーパーマーケットで買うよりは、ちょっと高めの感じがします。それと支払いには、買物の代行と配達の手数料として25ドルが加算されるとのこと。魚は見当たらなかったですが、豆腐も含めて、一通りの食材や家事用品が揃っています。ハワイ島とマウイ島にも同様のサービスがあります。

時間を有効に使いたい人には便利なサービスかも知れません。スーパーマーケットでの買物自体は日常にある非日常という感じで捉えています。買物という意味では日本でやるのと同じなのですが、ハワイの雰囲気のなかで新しい発見があったりするので、旅行の重要な一部です。

6/20/2014

ハワイのコンド購入: 1年目の収支は?

購入してから1年が過ぎたので、収支がどうなったかを確認してみました。

スバリ、1年目の持ち出しは、27万円程度でした。支出には、引き渡しの渡航関連やタックスリターンの費用も含めています。また、多少の雑費も入れているのでかなり現実的な数字です。

注意としては、私の場合は、ハワイ行きのチケットをマイルで調達し、宿泊はHGVCでお得に泊まったので、それを実際の出費に置き換えると、さらに20万円ほど追加になると思います。また、日本の確定申告を自分でやったので、これを会計事務所に依頼すれば、そのコストが追加になります。また、家賃の設定の影響も大きいです。200ドル低ければ、持ち出しは20万円以上増えます。

所有権の移転からテナントが入居するまでは、家賃収入が得られず、コンドの管理費などが純粋に持ち出しになります。初年度は避けられないことです。1年間フルに収入があれば、出費はもう10万円ぐらい減ると思います。家賃収入が満額として、次の1年間を試算すると持ち出しは、15万円程度になりました。これに、冷蔵庫を追加して、他に何か起きても、出費は20万円から30万円の範囲で収まるでしょう。

さて、この30万円の出費をどう考えるか?です。

これはキャッシュ・フローを考えた時に書いたのですが、持ち出しがローン返済の元金部分を超えていなければ、許容範囲だと思います。持ち出しがあっても、それは元金返済に充当される。つまり、ローンの金額を不動産に置き換えたことになるからです。1年目のローン元金返済分は、3500ドル程度。自腹の出費は、しっかりとこの範囲に収まっています。

また、減価償却を含んだ確定申告によって、昨年の所得税が一部戻っていて、今年の住民税も減額となります。この戻りは、納税の先送りだったりしますが、それはさておき、今回まとめた持ち出しを遥かに超える金額です。ですので、持ち出し金額自体の負担感はほとんどないと言えます。まずは、上出来の1年目となり一安心です。


6/19/2014

オアフを走る電車の名前は?

3月に紹介したオアフを走る電車のその後です。

建設している支柱が100本になったそうです。場所は、カポレイあたりです。プロジェクトが進んでいるということですね。

さて、この電車の名前をどうするかというのは、公式には始まっていないのですが、話題になっているようです。ネーミングライツでビジネスをすれば25億円の収入になると見積もられているものの、名前はなんと、TheTrainになっちゃうとかならないとか。TheBusに対して、ザ・トレインというわけですね。

TheBusも最初は、Honolulu Rapid Transit ー ホノルル高速輸送と呼ばれていたそうです。もうちょっとカッコいい名前をつけて欲しい気がするものの、ハワイならTheTrainが馴染んでいくような気がします。

6/18/2014

☆考☆ ハワイのコンドは40代で購入すべきか?

唐突ですが、コンド購入の話題に戻ります。

人生にタラレバはないのですが、10年前、つまり40代に入ったところでコンドミニアムを買っていたらどうなっていたのだろう?と、つい考えてしまいます。

10年前と言えば、まだまだ子どもは小さくてこれからお金がかかる時期で、家のローン残高も多く(今でも多いですが・・・)、そんな決断ができるはずはなかったです。しかしながら、ブログを読んでいただくのは私よりも若い人がいるのではないかと、考えてみました。

  • 現在ターゲットと考えているコンドは、当時25万ドル
  • 1ドルは118円ぐらい
  • モーゲージのレートは、30年固定で6.8%

頭金は、10万ドルとしましょう。諸経費は、8000ドルとして10万8千ドル。ローンを15万ドルとします。すると・・・

  • 当初の出費は、1275万円です。
  • 15万ドルのローンは、毎月980ドル程度。

当時の家賃収入は、今よりも低いはずですが、管理費もそれなりに低いので、家賃収入でローン、管理費、GETは賄えるとします。いまどうなっているか?

  • 15万ドルのローン残高は、いま12万8千ドル。金利が高かったので元金が減るスピードが遅いです。
  • 因みに、1年に1万ドル繰上返済していると、10年で完済できました。
  • 1年に10万円程度の出費はあったと思います。
  • 一番違うのは、家の評価額。25万ドルで買ったコンドは、35万ドル程度になっているようです。

収支はどうでしょうか???

  • 当初の支出1275万円と1年10万円の出費合計100万円を足すと、1375万円。
  • 毎年1万ドルの繰上返済で1000万円(過去10年のドルレートの平均は、100円ぐらいだと思います。)
  • 35万ドルは、3570万円。
  • 全ての出費は、2375万円ですから、単純な資産増加額は、1195万円。

元金を1275万円にして、1ヶ月8万円(年に100万円の繰上返済に相当)を貯蓄して、10年運用して、3570万円にするには、年6.8%の利回りが必要になります。この10年間、日本で6.8%稼げたら奇跡ですね。そして、繰上返済をしてローンが完済になっていれば、35万ドルの資産と月に1000ドル程度の収入が見込めるということになります。繰り上げ返済していなくても、頭金の投資は2倍になっています。

長期滞在のためにハワイにコンドを買うのは割が合わないというが、一般的な結論ですが、家賃収入を得ながら資産形成をまず目的としてコンドミニアムを購入する場合は、必ずしも間違いとは言えないようです。もちろんリスクがあるので、無理は禁物です。若い人は、このタラレバを参考に考えてみてくださいね。


6/16/2014

Grand Islander by HGVC

HGVCのメディアセンターにGrand Islanderの完成予想図が出ています。掲示板からニュースを拾わせていただきました。フォトをダウンロードできるのですが、90日しか使えないので、リンクを貼っておきます。

ところで、最初にニュースがでた時に、このブログで窓からの景色を予想しました。それがこちらです。飛び先の記事の下にある画像をクリックして見てください。結構いい線行ってると思いませんか?

これで、グランドアイランダーは、HGVCのタイムシェアであることが明確になりました。前回取り上げた時は、38階と書いていますが、直近のプレスリーリースでは37階建てとなっています。2017年の前半に完成予定だそうです。

他のニュースソースによると、1ベッドルームが237ユニット、2ベッドルームが166ユニット(そのうち19ユニットがペントハウス)、ペントハウスにある3ベッド−ルームが15ユニットとのことです。儲けたいヒルトンとしては、ワイキキアンと同じポイントシステムにするのでしょうね。

☆風☆ 今週の一枚


6/14/2014

マイレージプラスの規定が2015年に大きな変更

妻にマイレージ・プラスのマイル獲得方法が変わるとメールが届いていたよと言われたので改めてメールボックスを見ると、肝心のメールがありません。

なんと、迷惑メールに入っていました。

来年3月1日から、飛んだ距離ではなく、チケット購入に支払った金額に対して、マイルが与えられるようになるとのことです。

さて、得か損か。

まず、思ったのは、我が家の場合は、そもそもマイルの獲得をフライトではなく、ショッピングに依存しているので、ルール変更自体がピンと来ないというのが正直なところです。

そこで、ちょっと計算してみました。平会員は1ドル5マイルなので100円5マイルとしておきます。
ハワイの往復は、7600マイル。

  • チケットは、10万円だから、10万円÷100円×5マイル=5000マイル
  • 35%近く損することになりますね。

ANAの場合は、エコノミーの正規料金とそれに近い割引運賃は、100%のマイル加算ですが、お手頃な値段のエコ割は70%加算です。ユナイテッドもようやく国内キャリア並になったということかも知れません。

フライトのマイル獲得コストが高くなれば、ショッピングでもらえるマイルの獲得コストは相対的なお得度が上がります。つまり、同じ10万円のハワイチケットで現在は7600マイルもらえるのに、ルールが変われば5000マイルになって1マイルあたりの獲得コストが上がります。これに対して、買物10万円で1500マイル獲得できるのは、ルール変更後もマイルの獲得コストは同じだからです。

繰り返しになりますが、マイル獲得の中心はショッピングなので、ルール変更はさほど気になるものではありません。マイル獲得が同じレベルなら、そろそろ日本のキャリアに移ろうかとも思いますが、ANAのカードで1000円で15マイルもらおうとすると、プレミアムカードへの加入が必要で、会費は最低でも7〜8万円。ユナイテッドのセゾンゴールドと比べると敷居が高いですね。

6/13/2014

☆食☆ ちょっと高級なロコモコ Ryan's Grill

ちょっとシリアスな投稿が続いたので、閑話休題。今日は「食」の投稿です。

皆さんは、ハワイで何を食べますか?滞在中に一度は食べたいものの一つが、ロコモコです。

ジューシーな肉のハンバーグにグレービーソースが合います。目玉焼きにご飯がお皿にのっていて日本人が安心できる要素が揃っています。Loco Mocoは、ハワイ島のレストランで考えられて、それが日系人がやっているCafe100 というお店でポピュラーになったらしいです。

ハワイアンのソウルフードとも呼べるLoco Mocoですから、どこで食べてもお手頃な値段。ランチプレートのイメージが強いですね。Cafe100のロコモコは、食べたことがないですが、今でも3ドル以下です。

今日ご紹介するのは、ワードセンターにあるRyan's Grill。ピザ、パスタ、ステーキ、サンドイッチと何でも揃っていますが、グリルとあるので、焼き物がメインなのでしょう。安っぽくはなく、ファミリーレストランより少しレベルが上のカジュアルダイニングです。

メニューをみると、ロコモコは、ちょっと高級そうな感じがするKobe Beefのグループにあります。日本で食べるようなA5のトロトロな肉ではありませんが、ジューシーでソフトな食感です。肉の上に乗っている、フライドオニオンがカリカリして美味です。グレービーソースは、なめらかで上品さがありテイクアウトのお店と一味違います。白い大きなお皿でサーブされるので、控えめなサイズに見えますが、しっかりしたボリュームです。


値段は、17ドルぐらいでテイクアウトの店に比べると高いですね。ハワイアンカクテルも美味で、テラス席なら海も見えます。ちょっとリッチにランチをしたい時にライアンズグリルをトライしてみてください。




6/12/2014

オアフ島コンドの売買中央値+12.7%

ホノルル不動産協会の5月売買データが発表されました。コンドミニアムに関する売買は・・・

  • 件数が、457件(前年比+1.1%)
  • 売買金額の中央値は、355,000ドル(同+12.7%)

マーケットに出てから売買契約に至るまでのDays On the Marketは、平均で21日だったとのことです。販売物件の動きを見ていると、ちょっと魅力があると思われる物件は、すぐに売買が成立しているように感じます。

ホノルル不動産協会の会長コメントも訳しておきましょう。「これらのしっかりした数字は、マーケットに活気があることを示しています。在庫は増加してきましたが、物件が市場に出た瞬間に買手が付くため、さらに需要が生まれ、買手の競争へと繋がっています。また、その流れが価格を押し上げています。売買の中央値は過去最高に近づき、需要も強いことから、さらに多くの所有者が、市場で物件を売りに出す可能性があります。」

とりあえずマーケットは、まだ健全なのではないでしょうか。価格が急上昇する必要はないので、堅調な推移になるよう期待したいと思います。

6/11/2014

タイムシェア: それでも価値があると思う人は・・・

タイムシェアについていろいろと厳しいことを書いてきましたが、私自身は、タイムシェアを買って本当に良かったと思っています。

HGVCを買っていなければ、ワイキキでリビングとベッドルームが別にある部屋に毎回泊まることは出来なかったでしょう。毎回一泊400-500ドルもする部屋を使うのは、サラリーマンには無理です。広い部屋でゆったりと過ごして、キッチンを使い、生活の延長のようなスタイルで滞在できたからこそ、家族でのハワイ旅行が楽しい思い出になっていると思います。

今からしばらくは、家族旅行でも夫婦旅行でもない時間になりますが、気軽に宿泊の手配ができるのは、大きなメリットです。今年の私のオアフお一人様旅行には、7泊スタジオルームを予約しました。1泊3万円としても、21万円。管理費が10万円ですから、十分にペイしています。妻がもしハワイに行きたければ、残っているポイントで予約できるのです。

タイムシェアを購入する際には、いろんなことを考える必要がありますが、究極の問題は、海外旅行に毎年行き続けるか否かでしょう。HGVCはポイントでホテルも予約可能ですが、ポイントの使い方としては損です。また、毎年管理費を払い続けるわけですから、少なくともその分の価値を享受しないと、無駄な出費が増えていくだけです。何があっても年に1回は海外に出かけるという人なら、タイムシェアを買っても良いと思います。また、そうやって自分で考えて旅行している人ならタイムシェアを使いこなせるはずです。


6/08/2014

コンドでもシロアリ検査は絶対に必要!

日曜日なのに天気が悪いです。大雨になった地域の皆さまは、ぜひお気をつけください。

今日は基本的なポイントです。売主の責任の一つにシロアリ検査があります。この検査は、売主の負担で行い、結果によっては契約破棄が可能です。

鉄筋コンクリートでできたコンドミニアムだからシロアリ検査は不要じゃないかとお考えの方。それは危険です。

聞いたところによると、山にいるシロアリが灯りに誘われてワイキキへ飛んでくるそうです。シロアリがコンクリートに害を与えることはないでしょう。だからと言って安心をしてはいけません。

部屋には家具があるし、ドアや棚、壁だって、木製のものは沢山あります。一ヶ所にいるとシロアリは、たくさんいる可能性があります。問題があったのなら、売主に解決してもらわなければなりません。

ローンを借りる場合は、瑕疵を避けるために、シロアリ検査は必須事項となる場合もあるようですから、それだけ重要だということが分かっていただけると思います。シロアリ検査を省略して後悔しないようにしてください。




6/07/2014

ワイキキ周辺にどんなコンドがあるかを知りたい時は・・・

今日は、軽い内容を一つ。

時折気になったコンドミニアムを紹介しています。これから買おうと思っている人はいろいろと情報を集めますよね。ワイキキには、どんなコンドミニアムがあるかを知りたい時は、こちらのサイトを訪ねてみてください。

いろいろなコンドミニアムを日本語で簡潔に説明してあります。情報が少なくて、アップデートされているわけでもありませんが、ツボになりそうな発見があったりします。英語が分かる方は、同じサイトのこちらのページも参考してください。

関東地方は大雨です。静かな週末をお過ごしください。

6/06/2014

タイムシェア: 最大の敵は時間的制約

私はまだ現役です。退職悠々自適の生活をはじめるには、しばらく頑張っていかなければなりません。

という一方で、旅行スタイルにはすでに変化が起きていて、夫婦別行動がスタンダード。少なくとも、これから数年はそうなると思います。

さて、私は、HGVCをリセールで購入し、7000ポイントを持っています。今年は、私が利用するヒルトンハワイアンビレッジのスタジオ7泊の予約に2200ポイントを利用しました。残りは4800ポイントです。

この残りの4800ポイントで何ができるかというと・・・
  • オアフのスタジオなら14泊
  • ガーデンビュー1ベッドルームは、7泊
  • 海が見える1ベッドルームなら、5泊

年間の管理費10万円でこれだけ利用できるというのは非常にお得です。購入コストの支出は終わっているので、旅行の度に影響を受けることはなく、精神的にとても楽です。スタジオ予約と同じタイミングで、7泊ヒルトンハワイアンビレッジで予約すると、24万円でした。自分一人のためにこの金額を出す気にはなれません。ましてや、最後の1泊は、18時のフライトのためにレイトチェックアウトするので取りました。

もし、妻が友人とハワイに行って、1ベッドルームに7泊したら、30万円はくだらないでしょう。残りのポイントを使えば、支出は予約手数料と税金のみです。タイムシェアの一番不便なところは、思うように予約できないということが一番だと思いますが、7000ポイントでこれだけのことができるのは、すごいと思いませんか?時間の制約という問題がない人にとっては、タイムシェアは最高のシステムなのです。

6/04/2014

タイムシェア: 夫婦で説明を聞くのは何故?

タイムシェアのプレゼンテーションと呼ばれる説明会(売り込みです)に参加すると、100ドルとか200ドルの商品券やアクティビティのプレゼントが貰えます。話を聞きに来てもらうための、いわば餌です。(もちろん私もいただいたことがあります。)

では、なぜこのプレゼンテーションを聞くのは、夫婦一緒でなければならないのでしょうか?

安い買物ではないので、意思決定をする夫婦が一緒に話を聞かないと前に進まないというのは明白ですが、実際にはもう少し巧妙な理由があると思います。

それは、「奥様のため」とか、「家族のため」などという、否定しがたい理由を否定出来ないようにして、客観的な判断力を失わせるためだと私は思っています。タイムシェアを売る側がそこまで深く考えているかは分かりません。

しかし、です。

レップ:「如何です?こういう旅行を、一生続けられるって素晴らしいと思いませんか?」
参加者:「そうですね。ハワイに何度も来れるといいですよね。」
レップ:「まったく買えない金額じゃないですよ。ハワイに別荘を持つことが可能なんです。持てば、毎年ハワイに来ようと頑張れます。」
参加者:「でも、よく考えてみないと。」
レップ:「ここは奥様のためにも是非。」

半分体験、半分フィクションですが、レップとの会話はこんなものです。

その場で、購入を決断することは、余程のお金持ちでなければ出来ないでしょう。それで結論は持ち帰りになり、ホテルの部屋で夫婦の会話が続きます。

夫:「どう思う?」
妻:「ハワイに毎年来てこんなところに泊まれるなんて素敵だわ。」
夫:「そうだよね。」

こういう展開はとても危険です。タイムシェアの購入は、妻や家族のためなんだという美談が否定出来ない状況で、夫と妻が一緒に頑張ればなんとかなると思ってしまう。そこには、タイムシェアの購入に関して、経済的に最後まで使えるか?という問いに対する合理的な判断が存在しません。

分かりにくいので逆のケースを考えます。例えば、妻が「無理だよ」と反対している状況では、夫の「大丈夫。一生使えるよ。」と言う言葉だけでは説得できません。妻に対して購入する意味があるという客観的な証拠や理由を示さなければなりません。購入の決断には、そういう思考が必要なのですが、二人とも賛成という空気に流れてしまうと、そのプロセスがなくなって、後は気持ちを固めるだけになってしまいます。

ここまで読むとお気づきのとおり、タイムシェアのプレゼンテーションは、二人同時に幻想を与えて気分的に乗せるために夫婦が一緒に話を聞くことになっているわけです。夫婦で説明を聞かないとプレゼントが貰えないというのは、その状況を作るためのきっかけでしかありません。買う気になったら、夫婦で賛成と反対に分かれてディベートしてはどうでしょうか。タイムシェアを購入する時は、冷静によく考えてくださいね。