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4/02/2017

Transferwiseの為替レートと手数料

前回は、Transferwiseで外国送金した場合のタイミングをメインにまとめてみました。今日は、手数料について報告したいと思います。

住所確認のためのアクティベーションコードを入力したのは、午後8時頃でした。それからしばらく様子を見ていましたが、送金は完了しませんでした。チャットを使ってカスタマーサービスに尋ねてみると、アメリカへの送金は、アメリカでの営業時間中に行われるとのことでした。

最終的にTransferwiseから送金完了のメールが届いた時刻は、翌日の午前3時45分でした。アクティベーションコードを入力した時点では、1ドル110円20銭ぐらいまで下がっていたので、なんとかこのタイミングでと思っていましたが、実際に送金された時刻には、1円ほど円安に戻っており、マーケットでは111円20銭前後となっていました。

Transferwiseの送金情報から実際のレートを確認してみると、0.00900となっています。これは1ドル111円11銭です。手数料が1%なので、実際の為替レートは112円22銭となります。50万円送金すれば、4,455.53ドルの送金となります。手数料は、5,057円です。

まず為替レートは、送金完了のメールが届いたころのマーケットプライスと一致しています。手数料も確かに1%でした。

同様の送金を金融サービスの組み合わせで手数料を安くあげようとするとどうなるかと・・・
  • まず、YJFX!の現受けを使います。上と同じ4,455.53ドルを買えたとします。111円11銭のドル円の買いに495,054円。SMBC信託銀行への送金手数料が1,500円です。
  • SMBC信託銀行からハワイのセントラルパシフィックバンクに送金する手数料は、2,000円(但し前月の口座に100万円が必要。この条件が適用できないと3,500円になります)。
  • セントラルパシフィックバンクに入金する際に、電信送金の入金手数料があります。これが12ドル、約1,300円です。
  • 手数料を合計すると、4,800円となります。

注意点は、YJFX!では、1,000ドル単位でしかドルを買えません。ですから、4,455.53ドル送ろうとすると、5,000ドル分、555,550円が必要になります。こうしてみると5,000ドル程度までなら手数料はほぼ互角と言えます。口座を移す手間を考えるなら、Transferwiseの使い勝手が良いのではないでしょうか。

ハワイでの着金を銀行口座で確認すると、Transferwiseが送金した金額とまったく同じ金額が振り込まれていました。結果として、Transferwiseが提示した手数料以外はまったくかかっていないことが確認できました。また、自分の口座には、Transferwiseの名義で入金されますが、これはアメリカ国内での送金になるためセントラルパシフィックバンクでは入金時の手数料はありません。

自分の口座への振込以外に何かの支払いのために、ハワイの口座からネットバンキングで送金できると便利ですが、日本からは利用が出来ないのです。大家をやっていると、1,000ドルそこそこの金額を送金したい時があるのですが、普通の銀行サービスでは数千円の手数料がかかるのでとてもムダです。そのため、パーソナルチェックを送りますが、郵送するのに700円ぐらいかかって、郵便局に行く必要があります。到着までに1週間かかります。大きな額を送金するにはFXの現受けが使えますが、世の中の大半の人にとってはFXは遠い存在です。日本円を振り込むだけで送金できるTransferwiseのサービスに対するニーズは小さくないと思います。

歴史がある会社ではないので、信用の部分は少し心配が残りますが、利便性と手数料の安さで利用する価値があると思います。


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