クロージングの準備(3):ハワイに行くべき理由 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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6/12/2013

クロージングの準備(3):ハワイに行くべき理由

前回お伝えしたように、クロージングに関連してやるべきことは結構あります。ハワイに行ってしまえば、これを一気に済ませることが可能です。それだけでも、クロージングのためにハワイに行く価値があります。

厳密に言うと日本からクロージングをやれないこともありませんが、そうすると相当な手間暇がかかります。また、クロージング以外にも行くべき理由があります。

①ノータリーの必要性
譲渡書類にサインをする際には、公証と言って本人がサインしたという証明をもらう必要があります。ハワイに行けばエスクローのスタッフが公証人の資格を持っているので通常の手続きで十分です。これを日本でやるには、譲渡書類を受け取って、アメリカ大使館・領事館で時間を予約して、公証手続きを行う必要があります。そして、書類をハワイに送らなければなりません。

②タックスIDの申請
タックスID=ITIN(Individual Tax Identification Number)の申請には、パスポートの認証が必要になります。ITINをアメリカのIRS(米国歳入庁)に申請する場合は、この証明書かパスポート原本を送らなければならないという厳しいルールが適用されています。この認証を日本で受けるには、レターを作って公証役場でサインの認証をうけ、さらには、地方法務局、外務省というステップを踏まなければなりません。(興味がある人は、「パスポート 認証 外務省」という言葉で検索してみてください。)ちょっと気が遠くなります。

③Final Walk-through
引渡しの状態を自分の目で確かめるというのは結構重要だと思います。信頼できるエージェントに任せることも可能ですが、購入した物件を一緒に見て、確認しておくと確実です。また、完璧な状態で引渡された場合、修理はありませんが、インスペクションで問題の指摘がないことはあり得ないそうです。何らかの修理を行うことになるので、それを現場で打ち合わせられると無駄な時間を使わずに、レンタル募集に辿り着けます。

④家具の購入
ハワイだけでなく、アメリカのアパートメント(日本で言うマンション)を賃貸に出す際には、主な家具や電気製品を設置していることがあります。どの程度それが一般的かは分かりません。また、家具を置くかどうかは所有者の判断によります。もし購入する場合は、好みがあるので、ハワイにいるのが手っ取り早いですね。

ちょっと弾丸ツアー的でしたが、ハワイに行った意味は大きかったです。

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