Amortization: 米国のタックスリターンの減価償却 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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1/24/2016

Amortization: 米国のタックスリターンの減価償却

ハワイにあるコンドの賃貸収入に関するタックスリターンを自力で申告という話の続きです。

今日は、Amortizationです。DepreciationもAmortizationも減価償却だと思うのですが、Depreciationは有形資産に、Amortizationは無形資産に使われます。

Depreciationは、実際に購入して賃貸に使っているものに適用するもので、前回説明しました。Amortizationに関わるものは、モーゲージ関連費用のみでした。自分でビジネスをすれば、事業をはじめる初期コストがAmortizationの対象になります。ですので、賃貸を始めるのにローンを借りた費用も同じ扱いになるのだと思います。

ローンの設定費用は、ローン期間と同じ30年間で償却します。対称となるのは、購入の際に最後にもらうHUDという計算書の"800. Items Payable in Connection with Loan"に含まれる項目です。ローン費用(ポイントに関する費用)、モーゲージに関する保険、および、洪水地域に関する証明の3点が対象でした。(こういう判断は、自分では出来ないので、最初は会計士に任せる必要があります。)

Amortizationは、期間に対して均等割で償却します。会計事務所が用意した初年度の償却を見ると、Mid-monthが適用されており、ローン費用を30年で割り、更に12か月で割った値を、初年度の所有月数を掛けた金額を償却しています。

Form1040NRのSchedule Eでは、DepreciationとAmortizationは、別のラインに記載されます。Depreciationは、それと見て分かる、Line 18 Depreciation expense or depletionがありますが、Amortizationは、Line 19 Other (List)に含めます。

いろいろ書類と数字を行ったり来たりして確認するのですが、仕組みが分かるとすっきりします。

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