Alternative Minimum Tax | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

Translate

1/28/2016

Alternative Minimum Tax

アメリカのタックスリターンを自力で・・・続きです。

まだ、ローンの利払証明書が届いていないので、計算が完了していません。完成までにはもう少し時間がかかります。それと、州税のことについてハワイの税務署に質問を送っています。

それはそれとして、プロが作った申告書には、Alternative Minimum Tax(AMT)という名前を書き込んだForm4562とForm8582が添付されていました。初年度はなく、2年目は作られていました。内容はさておき、このAMTの対象でなければ別途計算したフォームを送る必要はありません。会計士さんの作った申告書には、本来添付する必要のないものが他にもあったことが自分で解読すると分かりました。

さて、本題に戻ります。

Alternative Minimum Taxというのは、すべての計算をやり終えた後に、もう一度別の方法で計算するというものです。意味としては、「そっちじゃなくて最低これだけは払わないとダメな税額」と理解すれば良いと思います。

税法には抜け穴があるのはよく言われることです。このAMTは、金持ちがめちゃくちゃ稼いでいるのに税金を一切払っていなかったことがきっかけだそうです。様々な控除の術を利用して税金をゼロにしていたことに、税務当局は恥をかかされたとか。それで、AMTが誕生したのですが、最初は富裕層狙いだったのが中間層もとばっちりを受けるようになったとウィキペディアか何かで読みました。

AMTを計算する上で、大家として関係するのは、減価償却の方法を不利な条件にするというものです。初年度50%の償却はなくして、200%DBで計算したものを150%DB(但し初年度は、均等割額を償却)で計算しなおして償却額を出し直します。AMTに引っかかるとForm6251を提出することになります。

個人大家の償却は、大した金額にはなりません。ですので、AMTは関係ないのですが、ネットのサービスを使うと、正しい情報を入力すれば実際のところを判断してくれるので便利です。自分でタックスリターンをやろうと思う人は、AMTに関するForm6521の説明書と減価償却について書いてあるPublication964を読んでみてください。


0 件のコメント: