それだけに、不動産エージェント、モーゲージ会社と連絡を取って、さらに書類も用意するなど、意外と手間のかかる作業を終えて、初めて物件の内覧に到達します。ハワイに到着してもローンのことが気になりますが、物件を見るとやっとここまで来たという気分になります。
お世話になったHawaii Hale Realtyは、約束の朝の時間に迎えに来てくれました。後は、流れに乗るだけです。私の場合は、9時ごろからスタートして、2時ぐらいまでの間に、5軒のコンドミニアムを見ました。
建物のエントランスから入って、エレベーターに乗り、内覧できる部屋に行きます。持ち家だったり、賃貸だったりしますが、その時は住人が外に出てくれています。部屋の他にも、駐車場、プール、BBQなどの付帯設備も確認します。売主のエージェントが説明してくれる物件もありました。
物件を見に行く時には、以下の点を覚えておいてください。
- 必ず写真を撮る。
他人の家ですからプライバシーの問題がありますが、NGと言われない限り、写真を撮っておきましょう。記憶はいい加減ですから、帰ってから話をする時に写真がなければ混乱します。思っている以上に、これは重要です。 - きちんとメモを取る。
写真だけでなく、思ったことは文字にしておきましょう。その場での感覚や第一印象は決断する時に振り返るべき情報だと思います。いくつか見ているうちに感じたことは薄れていきます。記憶を蘇らせるためにメモの効果は絶大です。 - 夫婦なら必ず一緒に行く。
一世一代の買物をするのに、夫婦ならどちらか独りで行くことは考えられませんが、金銭的なことを考えているのはどちらかの一人だと思います。金銭的な心配を抱えていると、純粋に物件を見ることが難しくなります。こういう時にこそ役割分担が必要です。ウチの場合は、突然前向きになってやる気を見せた妻が私よりも物件の良し悪しを確実に判断していました。
内覧は48時間前にアポイントを取るなどの条件が売主によってあります。後でもう一度見たいと思っても、すぐに希望が叶うかどうかは分かりません。欲しい情報はその場で自分のものにし、後で混乱しないように、出かけてください。
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