コンド売却の税金について前回の投稿から少し間が空きましたが、再びテーマを戻します。
売却時に賃貸中の建物減価償却の累積にかかる税金として、Depreciation Recaptureがあることが分かりました。25%という結構な税率でかなりの納税になります。これに対して、Unallowed Loss(未処分の損失)があり、累積の損失を売却して得た資金から減額できるので、Depreciation Recaptureを100%心配する必要はないだろうということが見えました。
では、賃貸を辞めた場合は、累積の損失はどうなるのでしょうか。
モーゲージを利用して、ハワイにコンドを買うプランでは、購入から賃貸に移り、自分で利用して、最後は売却することになります。賃貸している期間は、減価償却や利子負担で赤字になるため損失が生まれます。
コンドを自己使用しはじめると、累積の損失はなかったことになるのでは?と心配しました。
調べてみると、累積の損失は消えることなく、売却時に相殺できるとのことです。規定に、何年以内ということもありません。ですから、自分で利用した後に然るべき時が来て、コンドを売却すれば、賃貸中の累積損失を売却で得た資金から差し引くことができます。同様に、Depreciation Recaptureが自己利用の間に消えることもありません。
こういうことを知ると、タックスリターンの書類を確実に保管しておくことが、如何に重要かが分かりますね。
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