毎回は書きませんが、税務は専門領域の問題ですので、私がここに書いていることは、自分が理解したことのまとめです。ブログを御覧になっている方へのアドバイスではありません。税務・納税に関しては専門家にご相談ください。
では、本題に戻りましょう。
コンドを売りに出して、買手が付いて売買が完了すると売却代金が入ります。しかし、買った時に分かるのは、売買手数料は売主負担だということです。それに、FIRPTAとHARPTAが源泉徴収されます。
FIRPTAとHARPTAは、税金ではなく、当局による一時預かり金のようなものですが、それにしても、契約書にある価格から差し引けるコストがあるのは間違いなさそうです。
(因みに、FIRPTAとHARPTAは、税金ではありません。売却代金から源泉徴収される預り金です。税金を逃れをさせないための制度です。リンク先の私の投稿は間違っていますね。)
売却費用の説明がIRS Publication 523にあります。実際に売った値段から以下のものを控除できます。
- 売買手数料
- 売却のための広告費
- 法務費用
売買手数料は、売主買主分で合計6%が標準ですから、40万ドルで売れば、2万4千ドルを売却時の収入に含まなくて良いのです。なんだかちょっと安心します。
これで取得のコストと売却時の収入がざっくりと掴めたはずです。単に自分で利用していたのならならば、ここで考慮することは終わりです。ところが、コンドを賃貸物件にしているともっと確認することがでてきます。
続きは、次回です。
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