例えば、売却時に譲渡利益があった場合、連邦税15%、ハワイ州税7.25%を支払うことになります。
譲渡利益 = 取得価格 ー 売却価格
ですが、これだけを読んでも腑に落ちません。日本のことを調べようと思ってネットで検索すると、こんなことは分かりますが、日本とアメリカでルールがまったく同じとは考えられません。日本では給与取得者ですが、アメリカでは賃貸収入しかありません。
結局は、頭のなかを色んな疑問が飛び交います。
- 購入価格から取得費用を差し引くというけれど、具体的にはどうなるの?
- 売却価格も同じこと?
- 税金の計算には控除があるけれど、対象になるものは?
- 毎年建物の減価償却があったけれど、それは考えなくて良いの?
さらに考えていくと、賃貸収入を得ながらモーゲージを返済し、自分の個人利用したということは、タックスリターンで建物の減価償却はしてないわけで、その扱いはどうなるの?日本では赤字を給与収入から差し引いていたけれど、ハワイのコンドは減価償却や利子負担で赤字を垂れ流していたのに、それは何もできないの?
と、いろんな疑問が出てくるのです。
本当のことを言うと、これらの疑問も後知恵です。頭が整理できたから、売却時の税金を理解するポイントが見えてきたわけです。タックスリターンの中身を理解して、IRSの資料を読んでいくと、分からなかったのはこういうことなんだ、ということが分かったわけです。
ということで、売却した時に生じる税金のことについて考えていきます。
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