これがどんな違いを生むのでしょうか?
条件をもう少しきちんと考えて比較してみます。
- アメリカでは・・・
借入: 20万ドル
期間: 15年
金利: 3.6% - 日本では・・・
借入: 2,000万円
期間: 15年
金利: 1.5%
条件を揃えると、金利差は2.1%になりました。
- アメリカでの返済は・・・
月額: 1,440ドル
総額: 25.9万ドル - 日本での返済は・・・
月額: 12.4万円
総額: 22.3百万円
思っていたよりも差は小さいでしょうか?
ところが、ローン期間を30年にすると、差が一気に広がります。金利は、日本1.9%に対して、アメリカは、4.5%です。支払総額は、日本が26.2百万円に対して、アメリカは36.5万ドル。アメリカでは、40%も多く支払うことになります。
自宅を買った時は、若さゆえの勢いで、結構大きなローンを抱えました。もし当時の金利が続いていれば、50歳を超えても完済の目処が立っていないと思います。いくら景気が良くても今より2割、3割高い収入は期待できません。幸運だったのは、繰上返済をする資金で借換費用も捻出して、金利を下げることができたのです。デフレで大変な世の中ですが、実は、デフレに大きな恩恵を受けたのかもと思い直した次第です。
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