必需品:スキャナとPDF | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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5/24/2013

必需品:スキャナとPDF

日本の不動産取引では、実印と印鑑証明を使いますが、アメリカの場合は、サインです。さらに、ドキュメントの電子的な送付が有効となります。何が言いたいかというと、書類にサインをして、それをスキャナーで読み込みにしてPDFで送れば、法律上有効な書類になるということです。

取引を完結させるために、一番最後のプロセスで自分がしたというサインを証明するノータリーというものが必要になるのですが、それまでは、サインしたドキュメントをEメールに添付するだけで大丈夫です。ということでスキャナーとPDFが必需品になります。サインが必要なドキュメントは、PDFで届きます。これをプリントアウトして、サインを書き込み、スキャナーで読み込んでPDFに戻します。これをEメールで送り返す。

この作業の繰り返しです。蛇足かも知れませんが、届いたPDFを印刷する際に注意が必要になります。それは、アメリカの書類にはレターサイズと言って、A4よりも幅が広く、縦の寸法が短い紙が使われます。これを印刷する際には、A4に全部入るかどうかの確認をして、無理な場合は、サイズ調整を行ってください。

初めての経験でしたが、日本でもPDF書類を法律上有効にすれば、効率が改善されると感じました。最近ではネット系の銀行は、一切対面なしで住宅ローンの承認がおりますが、郵送は欠かせません。印鑑証明も一通送れば済みそうなのにと思います。同じようなことが可能になれば、日本経済の活性化に役立つような気がします。

2 件のコメント:

のり さんのコメント...

HGVCのBBSから来ました。

書類のサインですが、ドキュサインというシステムもあります。
http://www.docusign.com/
それ以前はFAXで受け取りサインしてFAXで送り返すという作業でしたので、便利になったなあと思ったものです。
ご参考まで。

Maverick63 さんのコメント...

のりさん、コメントありがとうございます。
ドキュサインありますね。アメリカ人の売主は、使ってました。便利だとは思ったものの、外国で不動産売買をするのは初めてで、その中で新しいサービスを使する気になれなかったのでした。