評価額が低かった場合どうなるかは、前回説明しました。実際に低かった場合にできることは次の3つだと思います。
- 差額を負担して前に進む。
評価額が低い場合、ローンが満額出ないのは前回書いたとおりです。差額を負担すれば、ローンも出ます。権利移転に向けて進みます。 - 売主と価格交渉する。
評価額が低ければ、市場価格とズレが生じている可能性があります。もし、今の取引が流れてしまえば、売主は新たな買手を見つけなければなりません。また、価格のズレがあるのなら、次の買手が見つかっても同じような結果になるかも知れません。そうなれば、今の買主、つまりあなたと価格を交渉するのが悪いオプションでない可能性があります。しかし、売主が強気ならば、交渉の余地はないので、こればかりはやってみないと分かりません。エージェントとよく相談してみてください。 - 諦めて撤退する。
ローンによるコンドミニアムの購入の場合は、ローンの条件が整わなければ、契約を破棄することが可能です。折角通ったオファーでも、資金計画に無理があるならば、勇気を持って諦めることも大切です。購入した後も、修繕する可能性もあれば、電気製品を入れ替える必要もあるかも知れません。ぎりぎりの計画では後々無理が出てきます。よく考えて結論を出してください。
頭の痛い問題ですが、アプレーザルの金額が低くなるのは、十分起きる可能性がある問題です。実際に評価額が出るまでに、気持ちの整理と資金計画をもう一度やっておくことをお勧めします。
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