ハワイコンド購入のオファーを決断。(2) | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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5/07/2013

ハワイコンド購入のオファーを決断。(2)

前回は、コンド購入のオファーを出すことを決心するところまでを書きました。その続編です。

エージェントの車から滞在中のホテルに場所を移して話を続けます。幸いタイムシェアを利用していたのでリビングが広く、6人掛けのダイニングテーブルもあります。

オファーを出すことは決定したので、後は、いくらでオファーを出すのかということが焦点です。登録されている価格は、売主の希望価格です。買主として納得が行かなければ、低い値段で出すことも可能です。また、複数のオファーが予想される場合、高めの金額を提示することだってできます。

なお、オファーの価格は、買手と売手のエージェントが交渉して決めることはありません。買手が売手に対して「これで買いたい」という価格を書面で提示して、それを売手が承諾するか否かを決めるというプロセスで売買価格が決定するのです。

2012年の下半期から2013年の春にかけてコンドミニアムの物件をネットでチェックし続けていましたが、昨年のワイキキでの売り物件が600件程度あったのに対して450件ぐらいまで減少していました。つまり市場が戻っているので売手は今売らなくても良いと考えているわけです。

一方で買手のスタンスは、早いうちに買っておこうという方向です。コンドミニアムの価格も上昇傾向で、条件の良い物は数日で売手が決まってしまうという傾向が顕著になっています。オファーを決めた時点ではすでにマーケットは売主が強気になる条件が揃っていたのです。

オファーする価格を探りながらも、私は引き返す可能性についても考えていました。オファーをペナルティなしで白紙に戻せるタイミングは、いくつかあります。まずは、インスペクションを終えて不具合が見つかった後に価格の交渉を行える時。そして、ローンが満足が行く条件で承認されなかった時が、大きなポイントです。

しかし、諦める条件を考えたところでオファーの価格の答えは出て来ません。結局のところ売主が出しているリストプライスでオファーを出すことにしました。理由は以下のとおりです。
  1. マーケットは買主有利であまり交渉の余地が残されていないと判断
  2. 売主は極端に高い金額を付けておらず売る気は本気と考えた
  3. 眺望が良く、状態も悪くないので、オファーが他に出る可能性があった
  4. 買主として後悔しないためにもフルプライスが必要
半年間、希望の条件で探し続けていたので、価格の妥当性は理解出来ました。また、同様の物件との比較でも、売主が価格を吊り上げて提示しているとは言えませんでした。内覧の時に、買主を待っている別のエージェントにも遭遇しました。仮にそれが冷やかしの客だったとしても、興味を持つ買主は出てくるだろうと予想ができたわけです。

オファーの価格が決まり、不動産エージェントから売買契約書のひな形について概略の説明を受けました。まだなんとなく気持ちが付いて行きませんが、話はどんどん具体的になっていきます。長い時間が過ぎたようで、内覧を始めてから3時間半ぐらいしか経っていません。全部で13ページある契約書に目を通しておくことを約束して、不動産エージェントを見送りました。

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