- FIRPTA = Foreign Investment in Real Property Tax Act
(外国人不動産投資税法) - HARPTA = Hawaii Real Property Tax Law
(ハワイ州不動産税法)
それぞれ、不動産の売却に関わる源泉徴収で、FIRPTAは外国人に適用で国への支払い。HARPTAは、ハワイに住んでいない人が州に支払います。日本人の売主は、両方共支払うことになります。厳密には、このFIRPTAとHARPTAは、税金ではなく、一度預けるお金という位置づけです。確定申告を行う時に、譲渡税と譲渡所得税が計算されて、源泉徴収の額が大きければ、還付が受けられます。
ブログで取り扱わなかったのは、この税金は、売主が納めるからです。エスクローは、買主が購入代金を支払った後、源泉徴収分を確保して国と州に納めます。エスクローが入っている限り、これを見落とすことはないでしょうから、買主としては心配の必要はないはずです。
ここまで読むととても気になることがありますね。コンドミニアムを手放す時に、価格の15%を税金で持っていかれて、かつ、エージェントフィーを6%負担すれば、売却額の2割がすでに必要なコストになってしまう!!と。確かに大きな金額ですが、今のところ私は、心配していません。それは、これから最長20年ぐらい所有するとすれば、その間に物件価格が10%上昇し、ドル・円も10%程度上昇するということは、不可能ではないからです。アメリカの物価上昇だけ考えても、10年で20%は非現実的ではなさそうです。そういうことで、これからも知識は得たいですが、考えても仕方がないという結論に達したのです。
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