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7/21/2013

繰上返済の財源は??

以前に、購入後は、円高と円安のどちらが良いかを考えました。その際に、繰上返済の重要性について触れました。今日は、その財源をどうするかについて書いてみます。まだ、ローンの返済が始まったばかりですが、10年のうちになんとかしたいので重要なポイントだと思います。

一番シンプルなのは、自分で稼いだお金を貯めて返済に回すことですね。でもこれには限界があります。50代は子供の教育費が一番かかるタイミングで、老後の資金を貯めたり、自宅ローンの返済したりと、自由になるお金はほとんどないですね。となると他力本願を考えることになります。今お金を一番持っているのは、高齢者です。親の力も上手く使うことも考えてはと思います。

  • 生前贈与
    1年間に110万円までは贈与税がかかりません。110万円というのは、1年の繰上返済の目標である1万ドルに近い金額ですね。偶然とは思えないぐらい良く出来た額です。注意点としては、この110万円は、1年に1回でも不定期に贈与されなけなりません。例えば、毎年1月に110万円となると、もともと1,100万円を10年かけて渡そうとしていたのではないかという可能性が出てきます。その点は気をつけておくのが良いと思います。
  • 教育資金の一括贈与
    最近の法改正で、平成27年12月31日までに祖父母から孫に教育資金として一括贈与を行う場合は、1,500万円まで無税になりました。信託銀行などに口座を作ってお金を振り込んでもらい、学費などを支払う度に、資金口座から支払を受ける方式です。高校から大学までを考えるだけでも、塾を含んだ学費が500万円程度というのは決して非現実的な額ではないと思います。本来なら自分が親で出す金額ですが、贈与資金があれば、本来は自分で用意するはずの資金を繰上返済に活用することが可能です。

教育資金については、一括贈与に頼らなくても、必要に応じてその都度祖父母から孫に渡せるという話があります。しかし、一方で、親に負担能力がある場合は、無税の贈与が認められないという可能性もあるようです。今回の非課税制度を利用すれば、微妙な解釈は心配がなくなります。生前贈与の1年110万円と教育資金の一括贈与で、1,000万円を捻出して繰上返済ができれば、自分たちが利用するまでにローン完了という目標に一歩近づくと思いますが、如何でしょうか。

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