デトロイトの財政破綻 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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7/30/2013

デトロイトの財政破綻

デトロイトの財政が破綻し、ゼロからのスタートを切ろうとしています。破綻は無効という訴訟もあるようです。ピークの人口が200万人で今や70−80万人のレベル。自動車産業もかつての輝きはなく、人口の変化を聞いただけでも、都市としての経営が難しいことは容易に想像出来ます。

このニュースを聞いて一つ気になったことがありました。それは、デトロイト周辺の不動産投資はどうなるのだろう?ということです。記事を読むとデトロイトはずっと長い間破綻状態にあったので、負債に対する手続きが進むことで、街が新たな発展を遂げるというようなことも書いています。また、大掛かりな不動産投資を行なっている企業もあるようです。

デトロイトの将来がどうなるかは分かりませんが、今回のニュースで、不動産投資の利回りの違いは、リスクの違いなのかも知れないというとに気づきました。「デトロイト 不動産投資」と検索してみると、関連情報が出てきます。そこで出ている投資案件の利回りは、20−30%です。ハワイは、2−3%で一桁低いですね。この違いは、物件そのものの人気とリスクの低さとつながっている気がします。

つまり、人気があって、リスクが低い不動産であれば、値段が吊り上がる可能性が高いはずです。ワイキキの環境と物件の数を考えれば、買値はどうしても高くなるでしょう。一方、不動産としての魅力が低ければ物件の値段は低くなってしまう。これに加えて、賃貸という観点で考えると、人気の低い地域には、そもそも不動産ビジネスが活発ではないので、クオリティの高い賃貸物件が少なく、物件の価格に対して賃貸価格が高くなる傾向があるのでは?と思います。

この考え方が正解かどうかは分かりませんが、同じ不動産に対する投資でも利回りに大きな差があるのは、何故なのだろうと思っていたので、デトロイトのニュースはそれを考える良いキッカケとなったと言えます。

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