リッツカールトンレジデンスの建設は進み、第2棟の詳細も発表されるようです。以前に記事を読んでいると、見慣れない言葉がありました。"mauka to makai"。ワイキキのコンドミニアムは、ホノルル市のガイドラインによって"mauka to makai"に建てなければならないとなっているそうです。
"mauka"は、山もしくは内陸に向かってという意味。"makai"は、海に向かってという意味です。つまり、ワイキキのコンドミニアムは、海に向かって並行ではなく、海に向かっている辺が短い長方形のように山側から海側に向かう形で建設される必要があるということです。一つのビルが大きくオーシャンビューを遮ることのないように考えられているわけですね。
トランプタワーなど新しいコンドミニアムは、フロアにあるユニットが矢印のように区画されています。"mauka to makai"に建っているフロアにビルの方向通りに部屋を設置すると部屋から海が見えにくくなります。例えば、ダイアモンド・ヘッド側なら、真東を向いているユニット全体の配置を変えて南東向きにすれば、部屋の中からでも海が見えるようになるわけです。
言葉は忘れても、コンドミニアムの建設方向にルールがあることは覚えておいていいと思います。
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