125,500ドルを円換算すると・・・
- 1ドル105円なら、12,862,500円
- 1ドル110円なら、13,475,000円
- 差額は、612,500円です。
105円からさらに5円の円安が進むと60万円ぐらいの出費が増えるということですね。
今度は、224,500ドルのローンを考えてみましょう。金利は30年固定です。
- 金利5.5%なら、月の支払は、1,275ドル
- 金利6.0%なら、月の支払は、1,346ドル
- 金利6.5%なら、月の支払は、1,419ドル
金利が0.5%上がると、毎月の支払いは70ドル増えます。5.5%と6.5%の場合は、差額が140ドルになります。年間支払いでは、1,680ドルです。これは、5円の円安で増える60万円だと、約4年分に相当します。つまり、金利が1%上がる前にローンが組めれば、目先の円安は十分取り戻せるということです。
円安と米国の金利上昇は仲良しペアで同じ方向で動きます。なぜなら、金利が高い方にお金を置く方が有利なため、お金は円からドルに流れるからです。だから円安が進むと考えているのなら、それはアメリカの金利が上昇すると見ているのと同じです。因みに、日本の金利は景気回復のために日銀は上げたくありません。
短期的に見ると少しでも円高のレートで換金して、手持ちの資金を有効に使いたい気持ちが強くなりますが、実は、長期に渡って影響を受けるローン金利の方が重要です。0.5%の金利差は、30年のローン期間トータルでは、支払総額の25,200ドル増加を意味します。目先のタイミングを気にして、大きな損をしないように注意してください。
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