タイムシェアを売る側は、旅費を低く抑えられる効果を一つの説得材料として使っています。それを考えてみましょう。
タイムシェアを持つと、毎年メンテナンスフィーを払えば、宿泊ができます。それも、1ベドルームとか2ベッドルームが利用可能です。これは、タイムシェアを購入する形で、お金を先払いしているからできるわけですね。
ですから、まず、毎年使わないと損をすることになります。これが大前提です。
ちょっと計算をしてみましょう。
最初にタイムシェアを150万円で買ったとしましょう。正規で購入された方ごめんなさい。これよりもう少し低い金額でもタイムシェアの購入は可能です。
メンテナンスフィーは10万円とすると、10年間での出費は、100万円。購入費用と合わせると、合計250万円です。
ハワイでヒルトンクラスのホテルで1ベッドルームに泊まると、最低でも1泊500ドルはします。7泊で、3,500ドル。これを10年続けると、35,000ドルになります。1ドル100円で換算すると、350万円。
この条件だと、10年で100万円お得になります。収支がトントンになるのは、7年目あたりです。
繰り返しになりますが、タイムシェアを買ってお得なのは、毎年使い続ける人です。上のケースでは、8年目からは、メンテナンスフィーだけが持ち出しですから、10万円の価値を回収できれば損はしません。ヒルトンの場合は、タイムシェアのポイントをホテルポイントに交換できます。持っているユニットの大きさにもよりますが、ホテルの利用で毎年のメンテナンスフィー分は回収可能です。
購入したら毎年使って、ブレークイーブンになるまで使うことが重要だとぜひ覚えておいてください。
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