どれだけの日本人がハワイに不動産を買っているの？

少し時間が経っていますが、Pacific Business Newsに興味深い記事を見つけました。

私もエスクローでお世話になった会社であるHawaii Title Guarantyから出たデータとして外国人がどれだけハワイの住居用不動産を買っているかを発表しています。

記事は、多分、2015年の第１四半期の数字を使っているのだと思いますが、オアフ島に限ると、日本人の購入は、87件で総額61.8百万ドルだったとのことです。一軒あたりの金額は、71万ドルです。当たり前のことですが、8,000万円の不動産を自宅以外に買えるのですから、裕福な人が購入者です。私のようなサラリーマンが30万ドル台で購入というのは、相当なリスクを取って買っていることになるかも知れません。

オアフ島の購入者を国別に見ると、カナダが15件、7.7百万ドル。香港が12件、9.2百万ドル。中国が8件、6.5百万ドルとありました。ここでも中国の発展が見えますね。

他の数字で興味深かったのが、オーストラリア。オアフ島だけではなくて、ハワイ州全体での購入者は、4件で1.4百万ドル。つまり、オーストラリア人が買った物件は、一件あたり35万ドルです。オーストラリアの人は、結構普通の人が買っているようです。オーストラリア人は、如何に早く引退生活ができるかをどんな人でも考えていると聞いたことがありますが、そういう表れかも知れません。

もう一つは、ハワイ島での購入。日本人は2件で、7.9百万ドルだったので、1件だと5億円に届きそうな値段です。「ハワイ島に別荘を買ったんだよね。」という知り合いがいたら、相当なお金持ちと考えて良さそうです。