1ドル105円台、さらに注視。財政出動は期待できるか。 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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5/03/2016

1ドル105円台、さらに注視。財政出動は期待できるか。

ドル円が、105円台に入ってきました。

と、ブログでは冷静な判断を書いていますが、これで利益が出ているわけではありません。それがトレーディングの難しいところですね。

麻生さんは必要なら為替介入すると言い、黒田さんも円高が進むとさらなる緩和策を取ると言い、ヨーロッパからは安倍さんが財政出動と口にしました。しかし、具体的な動きは見えません。まだ、口先だけなんでしょうね。

前回は、日経平均が16,000円を切ったところでマイナス金利導入となりました。現時点で、先物は現在その辺りのレンジです。14,000円ぐらいにならないと具体的な対策は出ないかも知れません。

安倍さんが就任した時点で日経平均は、10,000円でした。2013年の春に黒田バズーカ1号が飛び出して、1ドルが100円を越えて、期待で12,000円まで回復していた株価も続伸しました。その後、株価は15,000〜16,000円前後をウロウロし、2014年秋に出たバズーカ2号で2015年に20,000円まで回復します。その後ギリシャや中国の問題があり、2015年の夏に大きく株価が下がりますが、2016年の年初に向けては回復を見せました。ドル円は125円あたりまで円安となりました。

と、上手く行っていたのはここまでで、2016年年明けから円高方向に進んでいて、日経平均も下げ続けています。マイナス金利の効果は不透明で、中央銀行は追い詰められているようです。

こう振り返ってみると、アベノミクスってやっぱり中身がなかったと感じませんか?成功失敗の問題ではなく、そもそも実態がなかった。私は最初からそう思っていました。海外の投資銀行のレポートでは、安倍さん就任の前から円安になると言われていたので、日本の力で円安にできたいうのは嘘でしょう。もし、一国の政府や中央銀行のチカラで為替操作できるのなら、今だって方向転換できるはずです。

この先しばらくは注意が必要です。




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