ワイキキにコンドを買って起きた心境の変化 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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6/05/2016

ワイキキにコンドを買って起きた心境の変化

ワイキキにコンドを購入して丸3年。とりあえず何か起これば売れば良い。自宅のローンとは感じるところがまったく違うと前回書きました。他にも考え方が変わったところがあります。

コンドを買ったのは、将来は自分で使いたいというものでした。ハワイに行けば自分の家がある。理想的な状況です。しかし、現実は厳しいところがあって、月々のローン返済がなくても、管理費は発生します。今のベースでも年間100万円ぐらいかかります。自分で使うのを3ヶ月として残り9ヶ月を貸し出して、費用を賄う。でも、それは手間がかかる。年間契約で家賃が入ってくる現在のやり方はとても楽です。だったら、賃貸はこのままずっと続けていくのが賢明じゃなかと思うわけです。

以前にも書きましたが、家賃の半分は費用で消えるとすれば、年間1万数千ドルの収入が確保できます。このお金を使って、年に4か月ぐらいハワイで過ごせたら、結構楽しめます。ハワイに自分の家があるのも素晴らしいけれど、2か月単位でいろんなコンドに宿泊するのだって悪くありません。重要なことは、仕事をやめたら年に数ヶ月をハワイで暮らすことであって、自分のコンドに住むことはないのです。この気付きは、コンドを実際に買わないと分からないことだったと思います。

ならば、わざわざワイキキにコンドなんか買う必要ないじゃないか。と考えますよね。ところが違う意味で、コンドは非常に役立ちます。すでに書いている通り、収入を生み出す機能です。コンドを買わずに4,000万円持っていて、そこからハワイ滞在のために出費をすれば、手持ちのお金は減っていきます。ところが、4,000万円のコンドを持っていて、毎月の収入を生み出してくれると、4,000万円は減ることなく、ハワイ生活を楽しめます。ハワイのコンド自体の価値が増える可能性もあります。

とすると一番重要なことは何か?というと、これまた当然のことなのですが、『ハワイ生活を可能にする資産作り 』です。

定年と同時にハワイのコンドのローンが完済したとしましょう。自宅のローンも退職金を使って完済しました。みなさんは、どんなことを考えますか?

東京、横浜なら、自宅を賃貸に出せば月に15万円から20万円の収入が得られる可能性があります。ハワイからも10万円の収入です。二つ合わせると25‐30万円の収入です。地方に行けば、家賃5万円ぐらいで一戸建ての広い部屋に住むことが可能ですから、自宅とハワイのコンドを賃貸にすることで生活する方法に選択肢が生まれるのです。長年かけて大金をつぎ込んで買った自宅は、自分で住んでいる限り、何も生み出さない財産ですが、お金を生み出す有効な資産にできる可能性があるのです。

元マネックス証券の内藤忍さんは、「何歳までいくら貯めるという考え方ではなく、何歳になったら月額いくらの収入を得られるように資産を作る」と勧めています。お金を貯めるだけではなく、収入を生み出すという本当の意味での資産を作るというのは簡単ではありませんが、非常に納得のできるアイデアであり、若い人は必ず取り入れるべきだと思います。ハワイで購入したコンドは、結果論として、そういう意味合いの資産になっていて、完全に自分の資産にできれば、どんな形でも「ハワイに住む」という目標に近づけると確信しています。



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