起きた問題の詳細は省きますが、もう一度価格を調整しなければならないかもということが起きました。それと、買主が時間通りに契約を進めてくれず、信用できなかったので契約破棄を考えるべきかもとの選択肢も出てきました。私としては、もう契約破棄をすべきじゃないかと思っていたのですが、このままハワイから帰国することになりました。
帰ってきた日は、朝までノンストップでは寝られません。いつもは6時半過ぎに起きるのですが、それよりも1時間早く目が覚めたので、メールとLINEをチェック。連絡が入っていたので早々にLINE電話でオンライン会議となりました。
家を出る準備を始めるまで30分ほど話してどうするかを話し合いました。その後、法務的な側面をハワイで検討していただき、それから2日ほどさらに話を続けて、最終的には契約破棄をすることはなく進めることを決めました。 10年以上お付き合いのあったハワイハレリアルティのクリスさんとリカさんと話し合ったからこその結論でした。
今思うのは、不動産は買うよりも売る方が大変です。買うのは勢いですが、売るのは勢いではなく我慢です。私のコンドを売りに出した時、同じコンドの売り物件は6つありました。買い手が現れないので売主は諦めてリスティングを外します。途中で確認した時は半分になっていて、私がオファーを受けた時は、他の住戸はすべてリスティングされていませんでした。
俳優やお笑い芸人で売れるのは、若くして頭角を現すこともありますが、食えなくて続けられなくてみんなが辞めていくなか、残った人だけに役や世にでる機会が与えられるのだと思います。不動産を売るのはそれと同じで最後まで残らないと売れない。買いたい人が出てきた時にマーケットに出ていなければ何も起きない。単純で当たり前のことですが、今回の経験で得られた貴重な学びでした。息苦しい時間が終わって、物事は先に進むことになります。
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