投資は一通り経験した方が良いと思います。 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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7/15/2016

投資は一通り経験した方が良いと思います。

このブログは、ワイキキにコンドを買うことが中心のテーマです。これまで、購入そのものや賃貸に出すことを中心に書いてきました。3年が過ぎてそういうことが一段落したことが大きな理由ですが、退職後にハワイ生活を謳歌しようと思うと、何かもっとやっておかなければならないと思うようになりました。

一番大きな関心は、お金です。お金というとイヤラシク聞こえますが、避けて通れない重要な問題です。サラリーマン生活で残せるお金なんて大したことはありません。退職時の預金が、3,000万円あれば素晴らしいのではないでしょうか。5,000万円だったらもっとよいけれど、夫婦で余名30年近くを考えたら、金額に大した差はありません。1億円あれば安心度が違うと思いますが、今のような低金利で、サラリーマン生活の約40年の間に、1億円残せる人は殆どいないと思います。

それで最近思うのは、投資は一通り経験しておくべきだということです。私自身は、20代前半に証券会社の口座を持ってから、利回りの良い商品を購入していましたが、株式を初めて買ったのは、30代の半ばでした。その後は、投資信託でポートフォリオを作って、所謂、分散投資を試したりしました。ここ数年は、FXをやっていて、これは相当損を出しています。幸いなことにこれまでの人生トータルではマイナスになっていません。

最近は、マーク・ファーバーやラリー・ウィリアムズというような人のレポートを購入して、プロの意見を取り入れはじめました。そういう中で思うのは、「売り」をできるようにしておくのは非常に意味があるということです。普通、投資というものは、例えば、株式を購入して値上りを期待するものです。景気が良ければ、もしくは、企業業績が良ければ、株価が上がり利益が得られることになります。バブルの時のように右肩上がりならば、この方式が通用しますが、現在のように株価が上がっていかない時は機能しません。

株価が下がると判断した時に利益を狙えるのが「売り」です。平均株価が15,000円で頭打ちだと考えれば、売るのです。判断が正しければ、株価が下がると利益が出ます。15,000円で100個買ったのなら、100個返せば良いのです。株価が13,000円になっていれば、安く買い戻せます。だから、「売り」で利益を出せます。これだけ読むとバクチをしているように感じられると思いますが、実際は、マーケットを見て、情報を読み込んで、判断をします。また、マーケットの動きに付いていくというアプローチもあります。

株式投資やFXというものは、やっていない人にとっては、この上なく危険で怪しいものだと思われるかも知れません。しかし、実際は、数十万円の資金で運用しているのです。予め、「決めた金額を損したら」決済する指示を出しておくことで、損失の額を確定させることができます。老後のことを考えると、1日に2,000円から5,000円の収入があると食費や雑費が賄えるでしょうから、その金額を稼げるとすれば、それはとても大きな力になるはずです。数十万円とか百万円を稼ぐのではありません。数千円の利益を得るのを目的にするのです。

損をしているFXですが、最近少し分かってきた感じがします。少なくとも、上下の動きが激しい外国為替の売り買いすることに慣れてきたと言えます。そして、「買い」だけでなく、「売り」も普通にできるようになりました。FXの経験が株式や債券の取引に活かせるようにたりました。そういう体験の中で、長期的にリターンを求めるのではなく、「一日数千円を稼げるスキル」というものが見えてきたのです。人に雇われてアルバイトのような仕事をするのではなく、自分で稼げるのは理想的な姿だと思います。昔と違って今では、証券会社に電話する必要性などなく、パソコンがあれば取引ができます。スマホがあれば外出中でも取引できるのです。為替、日本株、米国株、原油、金、大豆、米国債券など、さまざまな金融商品を売買できる状況があります。

「君子危うきに近寄らず」と言って、投資にまったく手を出さずに生きるのか。それとも、この機会を最大限活かすべく生きていくのか。投資というのは簡単ではありません。始めたらすぐにできるものでもありません。だから、時間をかけて慣れ親しんで行くものだと思います。そして、勉強が必要です。漫然と雰囲気だけで売り買いしているのでは資金が消えていくでしょう。投資に関する本を読み、情報を集めていかなければなりません。でも、それは仕事をしているのと同じです。自分のためなら純粋にやる気が出ると思うのですが、みなさんは如何お考えでしょうか。


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