ホノルルの中古コンド市場 | ハワイ、ワイキキでコンドミニアムを買う!  

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8/24/2016

ホノルルの中古コンド市場

久し振りの中古コンドのマーケットネタをお届けします。

6月、7月とオアフの中古コンドの売買中央値は、40万ドル超えでした。私が購入した2013年の春ごろは30万ドル前半でしたから、中央値だけを見ると3年で価格は、2割程上昇していることになります。毎月の売買件数は、大きく変動していませんが、私がウォッチしている30万ドル台のコンドの売物は減少しているので、全体的に売買価格が上昇していることの裏付けになっています。

中古コンドの値上りによって、30万ドルの前半では、眺めの良い物件が買えなくなっています。割りと高い階にある物件で値頃感のあるのは、Waikiki TownhouseやIsland Colonyですが、どちらもパーキングがありません。30万ドル前半では階が下の方で眺望のない物件となります。賃貸や売却での優位性を考えるなら、30万ドル後半の物件を考えるべきかも知れません。

また、ローンの金利ですが、ローカルの人が自宅を購入する30年固定金利が3.5%かややそれを下回るレベルで利用可能です。日本人が借りても4.5%までの金利が出ると思われます。アメリカの経済は回復基調にあり、株価が下がりません。バブルになっているかどうかは別にして、安い金利で市場に出回っているマネーが、株式市場に向かうという循環になっています。年内には0.25%の金利上昇が確実視されているので、30年の長期金利は、それ以上に上昇するかも知れません。

金余りの状況で不動産市場が上昇を続けているのは間違いありません。もうすぐすれば逆回転になる可能性があります。そう考えるなら、しばらくはコンドの購入を控える選択はあります。一方で、金利の上昇や悪い円安の可能性があるとすれば、現時点での購入が賢明な選択になることも十分考えられます。まずは、気に入った物件に出会うかどうかが分かれ目ですが、これから先の不動産市場、金利動向、為替市場なども十分考慮して、コンド購入を決定することが重要だと思います。

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