もう10年ほど前の話になってしまいますが、このブログのご挨拶にこんなことを書いています。
『このブログで書いているコンドミニアムの購入は、タイムシェアを含めたこれまでの経験のなかで、いつかハワイに暮らすように滞在したいという気持ちが芽生えた結果です。2012年に考え始めて、60歳になるまでに10年ぐらいというタイミングに丁度さしかかり・・・住宅ローンという手があるぞ・・・まずは賃貸に出せばなんとかなるかも?と考えて・・・』
当時は、円高の最下高値79円台をつけたあと、これからは円安が進むと言われていてその動きが顕著になった時期でした。そんな状況で、退職した時点でいくらお金を持っていても、数千万円の出費をする根性はないと考えたこと。ローンを使えば、利子は払う(家賃で賄う)けれど、不動産の価格は購入すれば確定できて、将来どうなるかの心配はなくなると考えたわけです。
当然、読みとしては、円安が続くだろうし、不動産価格は上がるはず、というものでした。それを人生を賭けた大きな実験と称して始めたわけです。実験はまだ続いているので、勝敗というか成否の結果はまだ出ていません。ただ、読み自体は間違っていなかったことは確かだろうと思います。
私がコンドを購入した時点では、ワイキキの1ベッドルームがまだ20万ドル台で購入できました。30万ドルのものを1ドル100円で買っていれば、3000万円の出費です。3分の1を頭金にしていたら、1000万円と諸費用が必要な資金でした。
今はどうなっているかというと、当時から比べて最低でも2割ぐらいは価格が上昇しています。30万ドルだったものは36万ドルです。そして、1ドルが130円。日本円にすると4680万円で、5割増しです。正直なところ、このレベルになると手が出せません。仮に1億円のキャッシュを持っていても、その半分をハワイのコンドに注ぎ込むことは出来ない気がします。
物事はタイミングが重要で、そういうチャンスをくれる神様には後ろ髪がない(掴まれないように)ので逃した獲物は大きかったということになるのですが、このブログをたまたま読んで、今からじゃハワイにコンドなんて買えないと思った貴方。諦めてはいけません。
ハワイ以外でもアメリカで不動産は買えます。今からでも、ドルで収入を得る方法はあるはずです。私がこのブログを始めた頃は、日本語でハワイのコンドを買う詳しい情報なんてアリませんでした。人と違うことを考えて実行する。そうすると他の人と違う未来が見えてくると思います。
私の実験は継続中で、ここから数年すれば会社勤めも終了させるつもりです。前回も書いたとおり、それが大きな問題で、正直、ぼんやりとした景色すら描けていません。ただ言えることは、多くの人とは違う道を行くだろうということです。多数派の人と同じことをやれば同じ結果が待っていると思うのです。何かワクワクできるものを見つけられるよう次のライフステージに向けて頑張りたいと思います。
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